「喘息と鼻炎とアトピーを治してもらって」  筒井 美津子 45歳

 春と秋の一番いい季候の頃、私はくしゃみと鼻水に長年悩まされ続けてきました。(アトピーもアレルギー性鼻炎も気管支喘息も原因は同じです。つまり原因は環境汚染化学物質であり、排除する場所が違うだけです。)2年の春には突然息苦しくなり、近所の内科医で診察を受けたところ、"花粉喘息"との診断で内服薬と注射でその場は治まりましたが、飲み続けていく内に薬の副作用で手がふるえるようになりました。(ステロイドも抗アレルギー剤も抗ヒスタミン剤も全て副作用はあります。)不安なまま発作の時には注射も受け、薬も服用し続けました。ある日、友人にそのことを話したところ、「漢方薬」を教えていただき、半信半疑のまま松本先生の元へ急ぎました。いろいろと話を聞かせていただき、先生を信じて煎じ薬を飲むようになりました。1週間目には呼吸も楽になり、6ヶ月目には喘息も花粉症も完治しました。(私にとっては一般的に喘息の治療などというものはアトピーよりもはるかに楽です。勿論喘息の治療も長期に渡ってステロイドを投与された患者さんは、漢方薬を用いてステロイドを抜くことは極めて困難を伴うことがありますが、いずれ徐々にステロイドの影響を取り喘息を完治させることは100%できます。毎年喘息の為に7000人も死んでいるのは私に言わせれば犬死と言うものです。)

 昔からアトピーもあったのですが、平成75月肩が痒くなりブツブツが出ましたので再び松本先生に診ていただいたところ、やはり"アトピー性皮膚炎"でした。(喘息や鼻炎で現代医学の治療を受けている間に気管支の粘膜や鼻の粘膜で使えなくなったIgE抗体は体中をめぐって飲食物から摂取された化学物質と結びついて皮膚から排除しようとします。これがアトピーです。)9月頃まではほとんど広がることもなく痒みも治まっていましたが、10月頃から全身に表れてきました。それは、喘息の時の注射・花粉症の薬等に使われているステロイドでそれまで抑えられていたものが、漢方に切り替えたために一度に噴き出すリバウンド症状だったのです。(このように喘息の症状がアトピーの症状に変わることは理想的なアレルギーの治療というものです。何故ならば喘息で死ぬことはあってもアトピーで死ぬことは全くないからです。従っていつも喘息の患者さんに言います。「喘息の治療中にアトピーが出るのは、あなたは絶対に喘息で死なないという保証です。」と。言いかえると喘息の治療のリバウンド現象がアトピーに出てしまうと気管支に溜まったIgE抗体が全て皮膚から出てしまうので私も枕を高くして眠ることが出きるのです。)とにかく出るものは全て出しましょう。」との先生のお言葉に納得し、治療を続けていただきました。3ヶ月間程は夜も眠れない程の痒み・痛み、シーツは血塗れの日々が続き、そのシーツを見る度に悲しくて、「これで本当に治るのか?一生このままなのでは?」等々考え、心までも病んでしまいそうな日もありましたが、家族の協力と励ましもあり、その頃から始めていただいた針治療の効果もあったようで少しずつ体が楽になってきました。正直なところ針の即効力の程はよく分かりませんが、疲れやすかった体の調子も回復し、回を重ねる度に針の日が楽しみになっていました。(鍼は血流を改善し同時に免疫力を上昇させ歪んだ体の状態をバランスの取れた恒常状態に戻し健康を回復する力があります。しかし鍼を科学することは漢方と同じように完全には解明されていません。)人間の持っている自然治癒力を高めているような実感はありました。この頃からアトピーの方も徐々に良くなり、今ではあと一歩のところまでになりました。蘇った皮膚はアトピーになる前よりもきれいなほどです。松本先生を信じて良かったと心から感謝しています。長期間ステロイドでアトピーと戦っている方の中には、「出る・治る」の繰り返しで、この「治った」が治ったかの様に見えるだけで完治ではないために、ずっと引きずっている方がほとんどだと聞いています。アトピーはステロイドでは治らないことをご存じない方も多いのではないでしょうか。私もその一人でした。患者は病院を信じます。薬に対して無知だったことは反省すべき点だと思いますが、もっと安全な薬を望みます。少なくともアトピーはステロイドでは治らないことが分かっていながら投与する病院サイド、それを認可している厚生省にも怒りを感じます。(現代の医療を医者の為ではなく患者の為に行い医療過誤をなくすためには、次の2点さえ明確にすれば簡単に可能になります。一つは医者の治療が根治治療なのか対症治療なのかを患者に伝えることと、二つ目は、使う薬の副作用を患者に伝えることです。伝えなければ法律で罰せられ、罰としては患者が払ったお金の2・3倍返させることです。)

 私はこれからも漢方薬を飲み、塗り、針を受けて、スカートも半袖も着られる日を目標に頑張りたいと思っています。

(スカートも半袖も着られるようになりました。この患者さんも今は完治して来院されていません。第2弾の手記を書いてもらう予定です。ちなみに患者さんのお母さんの気管支喘息も完治させてあげました。)

<上の表の説明>

 ステロイド注射などすると、IgE抗体は正常人と同じ値である100以下をきることはしばしば見られます。しかし止めると徐々にIgE抗体は上昇すると共に、ステロイドの離脱症状が出てきます。しかし女性でいらっしゃった為か、最高値は500をきっていました。