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ありがとうございます。(潰瘍性大腸炎と私)

22歳女性 匿名希望 2010年11月10日

 (優れた手記が増えつつある中で、感動を覚えただけではなく、涙が出そうになりました。まるで新進の女流作家が書いた優れた小説を読ませてもらってありがとうございます。皆さん、しかしながらこれは小説ではありません。事実なのです。患者さんはなんとピュアで清浄な心を持っていらっしゃることでしょうか。私を直感的に信じる心、その心に違えず最後まで苦しい肉体を支え続けた勇気、賢い深い繊細な情感、その思いを巧みに表現できる能力、最後まで引っ張る文章力、正確な描写、一挙に読ませていただきました。心の中で数滴の涙がホロリと出てしまいました。自分の心を包み隠さず赤裸々に全てを語って下さって感謝しております。あらゆる難病に苦しんでおられる患者さん方に、この上もない大きな励みを与えてくださって心から感謝します。これから私のコメントを思い切り書かせてもらう楽しみをいただいてありがとうございます。皆さん、楽しみにしていて下さい。)

 私が松本医院を初めて訪れたのはおよそ1年半前のことです。21歳の誕生日月のことでした。その頃の私は、5回目の再燃だったのですが、今までの再燃の中でも最もひどいものでした。

(医者は専門用語で無知な患者をけむに巻くために「再燃」とか「寛解」などという小難しい言葉を駆使して病気の本質を隠そうとします。「寛解」とは、ただ正しい免疫の遺伝子の働きから生ずる炎症を薬でその働きを無理に止めて、一時的に症状を隠しているだけであり、「再燃」とは、正しい免疫の遺伝子を復活させているだけであると言えばよいのですが、このような正しい説明をすると医者が生命の設計図である遺伝子を傷つけているということがわかるので、ずる賢い医者たちはこのような言葉遣いをあちこちで乱発しているのです。医者たちはもっと正直でかつ患者に対して誠実に分かりやすく説明すべきですが、やってしまえば自己否定になると同時に、自分の存在価値もなくなってしまうので、やらないのです。)

 再燃の期間は1年以上に及んでいました。体重は7kgほど落ちました。症状はと言えば、下痢は1日に30〜40回もしていました。水を飲むだけでもお腹が痛くなって下痢をするんです。食事は一口食べても腹痛・便意がきて、食事中は何度も何度もお手洗いへ走らなければなりませんでした。夜は寝返りをうつだけで腹痛・便意におそわれて、何度も起きてお手洗いへ駆け込んでは下痢・下血。1〜2時間継続して眠れたら良い方で、寝不足でした。お腹が痛くなってから下痢をするまでほんの数秒で、急いでもトイレに間に合わないことだってありました。当たり前のことができない自分が本当に本当に辛くて悲しくて、その度にぼろぼろ涙がこぼれて泣いていました。また、血便のために極度の貧血になってしまい、座っているだけでも息切れするという信じられない有様でした。

(この数行の文章は彼女の苦しみをなんといきいきと表現されていることでしょうか。まるで小説家でも書けない苦しみを一気呵成にビビッドに伝えてくれます。万感胸に迫る感じがします。私がここで言いたいのは、何も彼女が小説家の才能があることを証明しているということではなくて、1年間もこのような苦しみを清純な乙女が耐えたのにもかかわらず、死ななかったということです。私は常に患者に伝えています。『医者が人間の命を守る免疫の働きを邪魔しない限り人は死ぬことはない』と。医者が殺さない限り全ての病気は治る、という真実を知ったのも、このようなものすごい症状を持った患者さんの病気をあまた治してきたからです。

他の医者はこのような患者に出会うとすぐに脅かします。『治療しなければ死ぬぞ』と。全てにおいて無知な患者はその脅かしに屈し、なぜ死ぬのかを聞くこともできなくて、医者のいいカモになってしまいます。確かに栄養状態が悪くなり、体重も減り、気力も失せてしまうことがありますが、膠原病で人が死ぬ理由は何もないのです。実際、何年も膠原病と診断されても、死ぬぞと脅かされても、一切の医療を拒絶してきた患者さんに出会うことがありますが、そのような患者さんほど膠原病は治りやすいのです。ところが医者の脅かしに屈した患者は、医者の言うとおりに症状を一時的に良くする薬を飲まされてしまいます。いつの間にかそのような薬が、命を守る免疫の遺伝子を徐々に変え続け、知らぬ間に訳の分からない医原病的免疫低下症により、簡単に感染症で死んでしまうことになるのです。その死因は元の病気が原因だと医者は患者の家族に言い含めるのです。悲しいことです。この患者さんの場合も、潰瘍性大腸炎と診断されて5年余り経ってから私との出会いがあったのですが、彼女は医者の出す薬の矛盾に葛藤し、できる限り医者の薬を飲まなかったために、リンパ球をはじめとしてあらゆる免疫の遺伝子をかえることが少なかったために、難病である潰瘍性大腸炎が1年余りで良くなっていったのです。

全ての病気についていえることですが、私が治しているのは元の病気を治しているのではなくて、医原病を治しているのです。現代医学の免疫を抑える薬を飲むことによって症状は一時的に良くなっても、結局現代医学は免疫をいじめているだけだということに気がついた人だけが松本医院に来られます。しかし残念ながら来るのが全て遅いのです。なぜならばもう既に人工的免疫異常症を起こしてしまっているからです。彼らは元の病気を治しに来ると思っていますが、実はアレルギーにしろ膠原病にしろ、医者が遺伝子を変えてしまったという医薬原病を私が治してあげているということに気がついていないのです。

この薬によって傷つけられた遺伝子の働きを取り戻すために、どれだけ患者さんが苦しんで乗り越えていった戦いぶりが、私の患者さんの全ての手記に書かれているのです。このような医原病の事実を知っているのは私だけではないのです。しかし学者たちは自分たちの身の安全のために誰も真実を語ろうとしません。私は一介の開業医ですから、真実を求め伝え、それを実践し、患者の病気を治すことだけが仕事ですから、患者さんが私を信頼し続けてくれる限り、私の医院はつぶれることがないのです。それでもいい気になりすぎて真実を語りすぎると私もいずれは社会的身体的に抹殺されることになるでしょうが。なぜならば医学者たちが口を揃えて治らない病気と言っている病気を治してしまえば、彼らは立つ瀬がなくなってしまうからです。)

 それでもなんとか毎日をこなしていました。「病気だからって負けてられない、私にだって出来るはず!」と、大学にも行くし、資格の学校に通ったりもしていました。授業中は何度も席を立つからいつも扉の近くに座りました。それでもお手洗いがあるのだから良い方です。電車に乗るとなれば不安でいっぱい。それでも冷や汗をかきながら、腹痛がきたら途中下車。知らない駅で腹痛に耐えながらトイレを探してさまよいました。(おむつを着用すればよかったのに、と思います。しかし、その当時の私にはその事実は受け留められなかったと思います。)

(なんという勇敢な毎日をそれこそ命をかけて生きてこられたことでしょうか。ふがいない男共が多すぎるこの日本で、普通の女性がこのように頑張ってこられた闘病生活にはシャッポを脱がざるを得ません。このような病気に負けない“雄々しい?”気丈夫な彼女であったからこそ、難病を治す事ができたのです。にもかかわらず女性としての繊細な思いを同時に備えていらっしゃることには感動せざるを得ません。)

 しかし、限界はやって来ました。あるとき、貧血のために駅でうずくまり倒れてしまいました。急に視界が暗く狭くなり、歩いても歩いても進まなくて、自分がとんでもなく長い道を歩いているような錯覚にとらわれました。しかし、いつも歩いているなんでもない道なのです。その頃あたりから外出も出来ず、学校へも行けず、1日中寝込んでトイレとベッドの往復の毎日でした。

(こんな状況を何が彼女に耐えさせたのでしょうか?男性でもこのような真っ暗闇の中で、未来に明かりも一つも見えないときには、医者が治らないと言えば、諦めて病院に駆け込み、この状況を一瞬でも良くするために医者の言いなりになり、ステロイドを大量に投与してもらって安心しようとするでしょう。にもかかわらず、何が彼女をこれほどまでに一人で病気を背負うことを可能にさせたのでしょうか?彼女の本能的な自己に対する自信だったのでしょうか?しかしその自信は何が支えていたのでしょうか?この後の手記の続きが答えを出してくれます。)

 「出かけられない」ということは、大変に辛いものでした。外の風にあたって気分転換しようにも、腹痛におそわれることを思うととてもじゃないけど外に出る気にはなれませんでした。友人には、仮にも女の子なのに、下痢がひどいという症状が恥ずかしくてなかなか打ち明けられず、体調が悪いとしか言えませんでした。誘いは断るしかありませんでした。話の最中に何度も何度も席を外すのが目に見えているからです。きっと何度も話を遮るだろうし、取り繕えるようなレベルではありません。それに、一緒に歩いているときにトイレもないのにお腹が痛くなったらどうしよう?もし一緒にいるときに粗相してしまったら…?そういった不安は、私にとってはとんでもないプレッシャーでした。食事をしたりカフェでお茶をしたりすることって、もっともっと仲良くなれることだと思うのですが、そういう機会を持ちたくても持てない自分がすごく辛いです。友達との旅行の計画にも参加できたことはないし、デートなんてもってのほか。数少ない貴重な誘いも、幾度となく棒にふりました。お布団から窓の外を見ながら泣き、悲しくてずーっと涙が止まらないなんてゆう毎日を過ごしていました。

(このような状況を医者に言えば、一挙に叶えさせてくれる薬をよりどりみどりで出してくれるのに、やはりそれらの薬は一時的にいわゆる「寛解」をもたらしてくれるだけであり、結局は「再燃」をもたらすことを知っていたからこそ、彼女の理性は肉体が苦しんでもそのような薬を受け入れることができなかったのです。なんて知性の高い女性なのでしょう。)

 私は、大阪府下の病院にかかっていました。毎食後と寝る前にペンタサ錠を4錠ずつ服用し、寝る前にプレドネマ注腸、そして貧血に効くお薬を処方して頂いていました。しかし、実際はと言えば、ペンタサ錠を熱心に服用する訳でもなく、プレドネマ注腸は意味をなしていませんでした。また、貧血の薬を飲むのは辛いものでした。というのも、まずペンタサ錠について。〈潰瘍性大腸炎は原因不明なのに、ペンタサ錠は本当に有効なんだろうか?〉と、どこか違和感を感じていたように思います。

 

 (彼女の知性はこの上もなく論理的で肉体の苦しみよりも頭脳の働きがはるかに上回っていたからです。知性の低い人は自分の病気を知ろうとするどころか、できる限り病気の真実から逃げようとします。そして口先の優しい不実な医者に身を任せてしまいます。普通の患者は病気の本質を知らない訳ですから、間違った皮膚感覚で医者に任せておけば治ると思い込んで心の平安を得ようとします。このレベルが世間一般の知性のレベルです。この無知に付け込むのが医者たちです。専門医といわれる医者たちも私のように病気の本質まで追求することはしません。なぜならば自分が所属している医学界が全て指図してくれるからです。医学界の言うとおりにしておけば、自分の医療の責任を取る必要もありません。学会のボスが指導する医療を続ける限りは、自分の地位も安泰であり、お金も儲かり生活が保証されます。完璧に保証されたこんな生活に誰が反抗しますか?

 松本医院の松本仁幸という男は一体何者なのでしょうか?世界中の医者が治らないと言う病気を治るのだと言い切り、治しきる男は一体ドンキホーテでしょうか?何千万人という世界中の医者を敵に回して、リウマチもクローン病もUCも喘息も、あらゆる病気を治し続けている男は一体何者でしょう?私は医療界におけるウィキリークのジュリアン・アサンジでしょうか?民主主義といいながら実は政治権力や金力を握ったひとつかみの独裁者たちが、笠に着て好き放題な嘘を続けている言動を暴露し続けているすごい男のアサンジ氏とは似ても似つかぬ男です。私はただ単にコツコツと最新の免疫学を独学し、一人一人の病気をシコシコと治しているだけのごく普通の男に過ぎません。しかも病気を治しているのは私ではなく、患者さんの免疫であるとまで言い切っている程度の男です。

 何も医療の権力や権威者と戦っているわけではありません。ただ異物と戦っている患者さんの免疫をヘルプしているだけです。間違った医者たちが作った人工的遺伝子病を元の正しい遺伝子の働きに戻してあげているだけなのです。生まれたときに設計されてしまっている遺伝子の異常である遺伝子病は、私は絶対に治すことができないのですが、医者の作った人工的遺伝子病は元に戻すことができるのです。薬によって異常にされた遺伝子の働きは元に戻すことができ、さらに元の病気も完全に治し切ることが可能なのです。

 病気の原因は人間にとって異物でありますから、その異物を免疫の遺伝子の働きで処理できない異物はないのです。なぜならば現代文明に残された異物は、4つしかないからです。化学物質、風邪のウイルス、ヘルペスウイルス、細菌だけなのです。これと戦って免疫が敗北することは何もないのです。つまり治らない病気とか死んでしまう病気なども何もないのです。全ての人間が持っている免疫の遺伝子の働きを抑えない限りは、文明社会に見られる全ての異物は免疫で処理できてしまうのです。ただこれを素直に理解し、患者さんの免疫の働きに正直に従って治す手伝いをしているだけなのです。)

 自分が潰瘍性大腸炎と診断された時に遡ります。当時の先生には「寛解してもペンタサ錠は毎食後必ず飲まないとだめだよ。寛解期にいかにちゃんとペンタサ錠を飲むかが大事なんだよ。飲んでいなかった人は、やっぱり再燃する人が多いんだよ。」と言われていました。

 (この医者の言葉に嘘があります。『ペンタサをちゃんと飲み続けたら、治るのですよ』と言わない点であります。化学物質である異物が大腸に入っても、それを認識し排除しようとする免疫の遺伝子の働きを抑える限り、症状が出ないのは当たり前でありますが、医者は「ペンタサが免疫の遺伝子を変え、さらに飲み続ければ永遠に変え続けるので、症状が出ないだけで、やめてしまえば免疫の力が取り戻され、再び戦いが始まる」という言い方をしないで、小難しい「再燃」と言葉を使うのです。これは卑怯な態度です。薬が免疫の遺伝子の働きを変え続けたら何が起こるとか、またペンタサ自身が化学物質であるために、様々なアレルギーや様々な膠原病を生み出すことについては一言も触れないところが、人間として卑怯であります。ペンタサについての副作用は全て以前に網羅したことがありますから今は触れません。

 このような態度は生殺与奪の権力を持っている医者だけが取っている態度ではありません。強いものが常に弱いものに対して取る態度です。これが弱肉強食の人間社会の原理といえます。悔しければ権力を取って好き放題すれば良いという論理になります。そのために優れた人間は努力している節があります。人間は何も人のために生きているわけではありませんし、口で人のために生きていると言う人は偽善者だと思います。自己の利己的な遺伝子をどれだけ拡大するかの競争をやっているのが、古今東西たがわず貫徹している原理であります。優勝劣敗の歴史であります。近頃中国とアメリカが徐々に険悪になってきていますが、どちらが勝つかどうかの戦いであります。優勝劣敗の勝者は才能があり、努力し、運に恵まれた人であるでしょうが、にもかかわらず、真実を隠蔽して勝ち続けることは許されません。金欲しさのために、治る病気を治らないと嘘を言ったり、治らない病気だと言い切っているのに、一方ではこっそり治るように見せかけたり、治らなければ治療する意味がないのに、無知な大衆をたぶらかして治療し続けたり、原因不明だといいながらお金儲けのために治療し続けることは許せないのです。

 第一、潰瘍性大腸炎が特定疾患と指定されて、患者に無料で治療するというシステムが間違っています。これはいわば治らないという結果が分かっている人体実験であるにもかかわらず、しかも医者と製薬メーカーが儲けるためだけの人体実験であるから許せないのです。なぜなら特疾患者に投与される薬は、はじめから治せないという事が分かっているからです。治せない薬を患者に投与し続けることはまさにペテンそのものです。症状は一時的に取れても結局はいわゆる寛解と再燃を繰り返して患者をドツボに落としこめ、手術を何回も繰り返し、患者の幸せを奪い取ってしまうからです。特定疾患を決めた医者や製薬メーカーや官僚のずる賢さを指摘する人は私以外には誰もいないでしょう。なぜならば治らない病気は無いということを知っているのは私だけだからです。

 なぜ私がこんな厳しい言葉を吐けるのかご存知ですか?それは全ての特定疾患として死されている病気は治すことが原理的に可能であり、かつ実際に治しているからです。しかも私は自分の病気を治す為に、優れた頭脳を持っている人よりもはるかに遅れて医者になった男です。自分の頭脳におぼれた時代もあったのですが、偏頭痛と右目の強度近視のために全てを失いかけた65歳の死にぞこないの男であります。生まれつき頭脳優秀で挫折もしないで自分の才能を十分に出しきれている医学者はゴマンといます。そんな優れた頭脳の持ち主が、人生の落伍者である私の知っていることを知らないはずがないからです。なぜ私のレベルにまで他の医者が達することができないのでしょうか?これに対する答えは簡単です。真実を取るか、地位・金を取るかだけの問題に帰結します。優秀であればあるほど利己的である遺伝子の持ち主はやはり真実よりも快楽の源泉である地位・金の方がはるかに素晴らしいと考えるからです。残念です。)

 でもなんだか飲む気になれないでいる状態でした。もちろん再燃したくないですが、なんとなく、〈こんなにずーっとお薬を飲み続けて体は大丈夫なのかなぁ〉とも不安でした。初めての潰瘍性大腸炎の症状は、ペンタサ錠を服用したおかげなのでしょうか、そのときは治まったのです。しかし、一時的に改善したものの、それから4〜5年間、再燃と寛解を繰り返すことになります。また、ペンタサ錠のみで寛解出来たのは初めの1回だけだったように思います。次に、プレドネマ注腸について。プレドネマ注腸をしても、すぐに便意となって薬を出してしまうのです。先生(以下A先生とします)には、注腸をしたら、ごろごろと転がって腸にまんべんなく薬がいくようにするといいと教わりましたが、体勢を変えたらもうだめでした。また、すぐに出してしまうなら、何度もすれば良いと教わりましたが、何度もするには痛いし労力もいるしで、私には辛いものでした。

(プレドネマは、ステロイドホルモンであるプレドニンの注腸剤であります。これほど患者さんが使いにくいと伝えているのに、なぜプレドニンを飲まさなかったのか疑問です。どうせ騙すのだったら楽に騙せばいいのに。どちらにしろステロイドの副作用は腸管出血や腸管穿孔破裂をもたらすものですから、使ってはならないのにもかかわらず、であります。現代の医療は無茶苦茶です。医者は医療をやっているのではなくて毒薬の売人に堕落してしまっています。悲しいことです。)

 最後に、貧血の薬について。このお薬の副作用として、吐き気があることは聞いていました。

(そもそも潰瘍性大腸炎(“Ulcerative Colitis”以後UCと書きます。)による貧血を増血剤で治すことはできないのです。なぜならば、UCによる潰瘍からの出血が原因であるから、UCを治さない限りは出血が止まらないからです。正常な腸管を持っている人でも、鉄剤は腸管を刺激して吐き気を伴うことがしばしばあります。ましてや腸管に炎症や潰瘍があるUCの患者にはとてもじゃないですが飲めるものではありません。このことを知らないUCの専門医というのは一体何を見ているのでしょうか?)

 しかし、はじめて服用したとき、ものすごく気持ちが悪くなって学校を早退するほどでした。今まで薬を服用して副作用を感じたことがなかったので、まさかこれが貧血の薬の副作用とは分かりませんでした。これを飲むと気持ちが悪くなるので、A先生と相談して就寝前に飲むことになりました。寝る前に飲むことで幾ばくかはましになったのですが、私にとっては服用には覚悟を必要とするお薬でした。

(貧血が良くなるわけでもないのに、飲み続けさせる医者の無知と無意識の悪意に怒りを感じます。)

 こんな状況なのだから、一向におさまる気配がないのも当たり前かもしれません。A先生からは、ステロイドか免疫抑制剤を服用するしか症状を治める手立てはないと言われました。しかし、私はどちらも服用する気になれず、診察の度に「次の診察まで様子を見させて下さい。」と、自分の体へ一筋の望みを持ちながらも、本当のところはステロイドや免疫抑制剤の服用には二の足を踏んでいるような状況でした。なぜなら、今まで再燃と緩解を繰り返してきて、「前回緩解に効いた治療法が次の再燃では効かなくなっている」という、まるで体に耐性でも出来ているかの様な印象を覚えていたからです。ペンタサ錠、白血球除去療法、プレドネマ注腸、ペンタサ注腸…。はじめは緩解に有効だったようなのに、どれももう効き目はありませんでした。〈もう残す治療法はステロイドか免疫抑制剤しかないのに、21歳で服用して、この先また再燃したら何で症状を抑えるの?どうやってこの病気と付き合って行くの?〉というのが率直な気持ちでした。

 (この患者さんは自分の病気を作った原因を実は知っていたのです。何千回も書きましたが、アレルギーと膠原病を起こす異物は同じなのです。ご存知のように同じ敵をIgGで戦うと膠原病になり、その敵と腸管で戦うとクローン病やUCになるのです。それではなぜアレルギーのIgEで戦わずして、IgGで戦うのでしょうか?これはIgGからIgEに抗体のクラススイッチができないからです。何ができなくさせているのでしょうか?それはBリンパ球のAIDという遺伝子が発動できなくなるからです。なぜ発動できなくなるのでしょうか?それはAID遺伝子の発現をステロイドホルモンが抑制するからです。それではこの女性の場合、どのようにしてステロイドホルモンを体内に増やしたのでしょうか?一番大きな原因は長く続いたストレスだったのです。

 私は彼女に一度聞きました。『君は必ず心に重いストレスの原因を持っている。そのストレスの原因を駆除しない限り、君の病気は治らないよ』と。彼女は素直に答えてくれました。お父さんとの角逐が長く続き、癌のために50代で若死にされたようです。お父さんの死の床で言ってはならない恨み言を言ってしまったようです。死んでいく人に言ってはならないことを言ってしまった自責の念が、最も長く続いたストレスの原因であったのです。このとき私は伝えました。『自分を責めることはやめなさい。自分を責めても何も答えは出ないよ。それどころか苦痛と病気を作り出すだけだよ。死の床で君の思いを正直に死んでいく父親に語ることに何の間違いがあるのかい?君は何も間違ったことを言ったわけではないよ。自分を責める必要は無いよ。自責の念があったために君の病気は自分で作ったんだよ。自分を許してあげなさい。自分を許せばこの病気は治るよ。』と。この手記でもお分かりのように、彼女は自分の心に常に正直であります。このような純粋な女性にとっては、自然な心の働きによって生まれた父親に対する自責の念を簡単に無理に除去することはできないのです。「死期を早めたのは自分ではないか」とまで思い込んでしまうのが、純粋な心の持ち主のあり方なのです。心のストレスがUCを作り出しているという事を明確に気づかせる必要があったのです。彼女もこのことを薄々潜在意識下で気づいていたのでしょう。病気を治すのは薬ではないということを知っていたので、どこかで医者の薬を飲み続けても病気は治らないという事を知っていたのでしょう。)

 本当のところはステロイドや免疫抑制剤の服用には二の足を踏んでいるような状況でした。なぜなら、今まで再燃と寛解を繰り返してきて、「前回寛解に効いた治療法が次の再燃では効かなくなっている」という、まるで体に耐性でも出来ているかの様な印象を覚えていたからです。ペンタサ錠、白血球除去療法、プレドネマ注腸、ペンタサ注腸…。はじめは寛解に有効だったようなのに、どれももう効き目はありませんでした。〈もう残す治療法はステロイドか免疫抑制剤しかないのに、21歳で服用して、この先また再燃したら何で症状を抑えるの?どうやってこの病気と付き合って行くの?〉というのが率直な気持ちでした。(このような論理的な治療に対する考え方は、まさに自分に正直な頭脳明晰な女性である証です。その原点は、病院に行くのは病気を治す為に行くのであって、薬を飲むためではないということが彼女には明々白々のことであったからこそ、様々な治療の中で矛盾を感じ取ることができたのです。賢い女性です。)

 しかし、A先生はそんな私に対して、「いったい何がしたいんですか。治す気はあるんですか。治すためにはこういう薬がありますと提案しているのに、どうして薬を飲まないんですか。なにか不信感でもあるんですか。」と、問いつめられました。

 (この医者の言葉に改めて怒りを感じます。この言葉は患者に対する恫喝です。なんという言い振りでしょう。私はこの医者に聞き返したい。『医者のお前は患者に何をしようとしているのですか。治らない薬を投与するだけなのに患者に対して“治す気があるのですか”とは一体なんだ。治すのではないのに“治すためにこの薬がある”とどうして嘘をつくのか。不信感以外に感じさせない治療を続けてきて、何が“不信感があるのか”と聞き返すのか。お前は気がついていないのか。それでも医者か!』と。薬の寛解と再燃がどうして生ずるのかを一言も説明しないで、なんという言い草でしょうか?薬の効能書きに書かれている副作用を一言も説明せずに、何を偉そうなことを医者は言えるのか。自分たちの仕事を増やし、お金を儲けるために薬の売人になっているだけなのに、こんな偉そうなことをどうして言えるのか。この文を書きながら腹が煮えくり返ります。患者さんの治したい・治してもらいたいという真摯な気持ちに付け込んで行われてきた間違った医療に全く反省もせずにこんな言い振りはないですね。

 金儲けのために行われている資本主義医療は永遠に変わらないでしょう。一介の開業医が世界の医療を変えられるわけはないと思いながらも、ときには絶望し、ときには自暴自棄になりながらも、それでも私は真実を語り続けます。その心は正義感でしょうか?それとも治せる病気を治らない病気にさせて金を儲け続ける医薬業界に対する嫉妬心でしょうか?それとも治る病気を治らないで不幸を背負う患者に対する同情心でしょうか?それとも自分だけが真実を知っているということを知らせしめたい功名心でしょうか?それとも永遠不滅の普遍的な真実を求めたい心でしょうか?わかりません。しかし私は死ぬまで真実を語り続けるでしょう。)

 当然ですよね。私がA先生の立場でも同じことを思ったでしょう。 私は、「先生を信頼していないとか、そういうことではありません。先生となら、安心してお薬を飲めると思います。でも、まだもう少し時間を頂けませんか。もう少し様子を見させて下さい。」と伝えました。しかし、「様子をみてもおなじだと思いますよ。」私にとってはどこか責められているような、肩身の狭い思いをするだけの診察でした。ただ傷つき、泣いて、診察終了—。正直、私には何の意味も感じられませんでした。

(当然です。病院に行って治してあげるという言葉が語られない医療は全て間違っています。病院がお金を儲けるだけです。儲けられた分だけ病気は治らないのです。資本主義社会では金を取る方が常に豊かになり、取られる方は常に貧しくなるようになっています。グローバル世界といっても、とどのつまりは富む者がより大きな世界規模の市場を支配し、彼らにより貧しい人は収奪されるようになっています。どんな優れた人でも、他人のために生きることはできないのが利己的な遺伝子の原理であるからです。私がこのようなホームページを休みの日に朝から一生懸命作成しているのは、何も他人のためではありません。一番大きな動機は世界でただ一人、病気の真実を知っている人間であるという自己主張のためであるかもしれません。ひょっとすれば、いやひょっとしなくても、私の医療が世界に広まり、松本仁幸の名声が世界に冠たるものになるのを求めているのかもしれません。そして大病院を作って大儲けして、利己的な遺伝子を拡大再生産しようとしているのかもしれません。そうだとしても許されることではないでしょうか?なぜならば絶対的な目的を果たしているからです。それは世界中で最も尊い仕事は病気を治すことです。その病気を治すことができ、その結果私が名声を得、大病院を作り、ノーベル賞をもらっても当然のことでしょう。ワッハッハ!このような正しい利己的な遺伝子が発現すればするほど、世界中の人が幸せになれば、他人の利己的な遺伝子も万歳でしょう。だからこそ今このようにホームページを作っているのです。正しいことをしてお金を儲けましょう。ワッハッハ!)

 

 この1年近く、もう心は疲弊しきっていました。ある意味、腹痛・下痢・下血がおさまらないことは諦めていました。〈もう分かった。もうお腹が痛くなるのがとまらないのは分かったから、誰か私の気持ちに目をむけてほしい、この気持ちをどうにか救ってほしい—。〉私の気持ちは本当に疲れ果てていました。走っても走っても、まだ休ませてもらえず、首に輪っかでも付けられて誰かに引っ張られて走り続けさせられている様な感じとでもいいましょうか。毎日毎日、腹痛と便意と下痢の繰り返し。涙、涙、涙。

 

 (この段落もまるで芥川賞の受賞作品を読んでいるようです。肉体のみならず、肉体の苦しみを支えてきた心も、ますます絶望の淵に追いやられつつある彼女の気持ちが手に取るようにわかります。心の底から、この病気を何とか治したい、治してもらいたい、助けてくださいという気持ちがひしひしと伝わってきます。この気持ちは彼女だけではないのです。彼女は世界中の医者たちが治せる病気を治せなくしている患者さんの心の代弁者であります。何千万人という世界中の膠原病の患者が全て医者と薬屋の食い物にされてしまっているのです。その犠牲者の心がこの文章に語られています。

この世に治らない病気は何もないのです。金儲けのために治せない病気に医者がしているだけなのです。なんと恐ろしい世の中でしょうか?全ての犯罪は金儲けのために行われるのです。それが医療の世界でも行われていることを知れば人間をやめたくなりませんか?私は自分の心の汚さも誰よりもよく知っているつもりですが、その心の汚さを他人を犠牲にして金儲けをするためには使いません。ところが医学の全てを知ってしまった松本仁幸にとって、医療の世界のおぞましさを知れば知るほど、自分が人間であることがいやになることがあります。命を食い物にして生きている人達が堂々と好き放題のことをしているのをどうして許すことができるでしょうか?人間性の持つ悪魔性を目の当たりにして自分が人間であることを許せますか?)

 自分の症状を寛解させるために服用できる薬はステロイドか免疫抑制剤。医学のことはなにも分からないけれど、どちらも大変にきついお薬であろうことは想像がつきました。ステロイドは、まずその依存性が心配でした。体の健康のためには、必要ならば受け入れなければならないと思います。ですが、〈ステロイドをいつやめることができるのだろう〉という疑問がありました。

 

 (一度使ってしまえば、やめることはいつでもできますが、病気ははじめよりもひどくなります。その意味でステロイドは麻薬そのものなのです。私は麻薬について勉強したことがありますが、麻薬が遺伝子にどのように影響を与えるかについて研究された文献を見たことがありません。麻薬が一時的に快楽をもたらし、離脱症状が出現するのは全て遺伝子に影響を及ぼし、快楽を増やす物質を作らせ、かつ、離脱症状も遺伝子の異常によってもたらされるものであることは想像できますが、どの医学者もそこまで研究していません。ところがステロイドの研究ははるかに進んでいます。ステロイドが全ての細胞の核にある遺伝子の発現を調節する領域のDNAに入り込んで、様々なタンパクから作られている転写因子に影響を与え、遺伝子の発現を自由自在にONにしたりOFFにしたりすることができることがわかってきました。全ての遺伝子の発現の20%をも左右することもわかってきました。そのために正常な人体の全ての細胞の活動が正常でなくなり、あるレベル以上のステロイドを使い続けると、全ての細胞が異常になり、あらゆる病気が生ずることも知られるようになりました。そのステロイドの副作用についてはここを見てください。結局はこれらの副作用の根本原因は200以上もある様々な分化した細胞の幹細胞を殺してしまうからなのです。

 ステロイドのみならず、あらゆるホルモンは微量で遺伝子の発現を簡単に変えてしまうからこそ、人間の臓器で一番大切な脳の視床下部によってコントロールされているのです。ホルモンはすべからく多くても少なくても人体の生命活動に大きな影響を及ぼすものですから、大脳がいつもホルモンの働きを監視しているのです。にもかかわらず、ずる賢い金儲けだけを求めている医薬業界は、このような明々白々な真実を患者には語らないのです。世の中は全て金です。金が快楽の源泉であるからです。しかしながら金儲けのために患者を苦しませることは許せません。)

 根本的な原因に対して効果があるから服用するのではなく、症状をただ抑えるために飲むというのは、一生飲み続けることになるのではないだろうか。ステロイドの服用をやめられる日が来るとは思えませんでした。また、前述の通り、〈きっとまたステロイドに対する耐性ができるだろうから、なおさらステロイドを卒業するなんてあり得ないのではないだろうか〉と思いました。ステロイドを飲み症状が治まれば、初めのうちは良いかもしれません。しかし、ステロイドを飲んでも効かなくなった時には、もう何も手だてが残されていないのではないだろうか…。また、ムーンフェイスになるというのが嫌でした。何を言ってるんだと怒られてしまうかもしれないけれど、仮にも女の子の自分にとっては大きな問題でした。事実、18歳のとある1ヶ月間、再燃しては困るので、毎晩、ステロイドの注腸であるプレドネマ注腸をしていた時期があります。ステロイドの中でも比較的体に残りにくいということで使用していました。

(ステロイドは免疫の遺伝子の発現を抑制する目的のために使うだけですから、量が多くなればなるほど他の遺伝子の発現もできなくなるので、注腸で入れようが、内服で入れようが、どちらでもよくないのです。遺伝子が異常であるからUCが生じているわけではないのです。遺伝子は神であり、絶対であります。38億年の遺伝子の進化に勝る知恵はありません。)

 そのおかげか、再燃することはありませんでしたが、3kgほど体重は減っていたのに、顔がふくれていたのでしょう、「太った?」と友達によく聞かれたものです。注腸でそれなのだから、飲み薬などで服用したらきっともっと顔はふくれるんだろうと想像しました。体は悪く、治すためには外見も諦めなければならないというのは、これから私はどうなってしまうんだろうと、とても先行きが不安でした。

(彼女は誠に女性として人間として当たり前至極のことを感じ、考えています。近頃の22歳の女性と比べてはるかに感性も知性も優れていますけれども、残念なことにはまともであればあるほど彼女の身体にはストレスがかかり、このストレスに耐えるために、彼女の副腎皮質は免疫を抑えるステロイドホルモンをどんどん出し続けるので、ますますUCを治せなくしてしまっているのです。)

 免疫抑制剤は、はじめて聞いたお薬の名前でした。主治医の先生は、免疫抑制剤を服用することになったら注意しなければならないことを、私にも分かりやすく説明して下さいました。その中でも驚いたのが、子供を作れないということでした。免疫抑制剤を飲むといつ服用をやめられるのか分からないだろうに、子供を作れないということは、私は一生子供を産めなくなるのではないだろうか。大変に強いお薬なんだなぁという感想が全てでした。

 

 (皆さん、なぜ免疫抑制剤が子供を作ってはいけないかをご存知ですか?言うまでもなく毒であるからです。それではなぜ免疫抑制剤は毒になるのでしょうか?答えは極めて簡単です。胎児のDNAに入り込んで遺伝子を異常にするからです。赤ちゃんはどのようにして生まれるのでしょうか?ご存知のようにお母さんの卵子1個の細胞とお父さんの精子1個の細胞が受精して1個の受精卵になります。この受精卵にはお母さんのゲノム(DNA)が23セットと、お父さんのゲノム(DNA)が23セットが結びついて、23対のゲノム(DNA)があります。このようなゲノムを持っている1個の受精卵が2個、4個、8個・・・と分裂し、10ヶ月かかって3兆個になり、赤ちゃんが産まれてくるのです。この細胞の分裂のどこかで薬が細胞に入り込み、ゲノムの遺伝子に侵入し、遺伝子を変えてしまうと遺伝子病を作ってしまうことになるからです。彼女は非常に聡明な女性なので、ひとたび免疫抑制剤を用いると、やめれば病気がひどくなるという事を知っているわけですから、一生子供を生めなくなればどうなるのだろうと思うのは、全く理にかなっているのです。

 私がいつも薬は全て毒薬だと言うのはこのことなのです。遺伝子を変えてはいけないのは胎児だけではないのです。人間の全ての遺伝子は変えてはいけないのです。つまり遺伝子が異常ではないのにもかかわらず、病気も治せないのに遺伝子まで異常にする薬は毒薬以外になんと言えばよいのでしょうか?このような薬が毎年80兆円もの売り上げを記録している製薬メーカーの作っている薬のほとんどを占めているのです。もちろん遺伝子が一時的に変えられても、人間の身体はたったひとつの遺伝子だけで生きているわけではないので、すぐに薬のために病気になったということは分からないのです。徐々に徐々に長期に薬を飲み続けると、異常な遺伝子が徐々に作られ、いつの間にか目に見える自覚症状となり、原因不明の病気となってしまうのです。ステロイドの副作用もすぐには出ないのです。遺伝子の中には修復遺伝子といって、遺伝子が正常でなければそれを生まれたときの元の正常な遺伝子に戻そうとする働きも38億年の進化の中で生まれたのです。従って永続的な異物が入り続けない限りは、長期に薬を飲み続ける必要もないので、薬の副作用も気づかれないだけなのです。

 アレルギーや膠原病がいつまでも続くのは異物が永遠に入り続けるからです。まさに生活の中で必ず入ってくる異物というのは文明社会の科学が生み出した化学物質なのであります。毎日入ってくる化学物質についてはここを読んでください。四六時中食べ物飲み物、空気から体内に入ってきます。だからこそいつまでも免疫とそれらの異物との戦いが続くのです。そのためにいつまでもいつまでも薬を飲み続けさせられるのです。アレルギーと膠原病は薬屋と医者が儲かる最高の金の成る病気となってしまうのです。ところが実はこの化学物質とは共存できるという真実を私が知っているのです。これは私だけが知っているのではなくて、他の全てのまともな学者は知っているのですが、言わないだけなのです。それがIgGからIgEへのクラススイッチであり、かつクラススイッチした後にサプレッサーT細胞による免疫寛容を自然に起こし、化学物質と共存が可能になるのです。こんな簡単な真実を実行しないのはなぜでしょうか?アレルギーと膠原病が治ってしまえば、薬屋も医者も病院も儲からないからです。悲しいことです。

 どちらのお薬も、服用すると決めたら、私の人生を大きく変える決断になるだろうと感じていました。

 (その通りです。膠原病やアレルギーの薬は全て免疫の遺伝子の発現を抑えるか、あるいは免疫の遺伝子の命令によって作られたタンパク質の正しい免疫の働きをブロックするかのどちらかですから、再び遺伝子の命令がONになり、かつタンパクの働きのブロックが解除されてしまえば、遅かれ早かれ激しいリバウンドが再開されるだけなのです。ましてやステロイドはただ単に遺伝子のONをOFFにするだけのみならず、様々な遺伝子の働きを異常にさせてしまうので、この異常にされた遺伝子を排除するためにエンドヌクレアーゼというDNAの核酸を分解する酵素を作り出して、ステロイドによって損傷を受けたDNAを切り出したり、DNAを修正してしまうので再び症状が激しくなるのです。ところが修正できない遺伝子を持ったリンパ球の幹細胞をはじめ、全ての組織の幹細胞が徐々にアポトーシス(細胞の自殺)により死んでいき、最後に細胞の機能が障害されるほどに減ってしまい、ステロイドの副作用が目に見えるようになってしまいます。このように目に見えないときには、目に見える様々な人工的ステロイド性遺伝子病を作ってしまうのです。ステロイドの副作用はここを読んでください。つまり、ステロイドは“行きは天国、帰りは地獄”を見るというわけです。このことを彼女は直感的に理解した能力は只者ではありません。)

 症状は依然としておさまらず、毎日40回近い下痢・下血。治す(「抑える」といった方が良いのでしょうか)にはステロイドか免疫抑制剤。現状のまま下痢に耐えながら生きて行くか、どちらかの薬を飲むか—。実際には、下痢をし続けたまま生きて行くなんて出来ないだろうから、薬を飲むしかないのか…。自分の人生が詰んだような気持ちでした。

 (これだけ飲むべきかやめるべきか、というハムレットなみの激しい葛藤をしたからこそ、私の治療の治りが早かったのです。何千回も繰り返して言っていますが、私の仕事は医者が作った人工的遺伝子病を元に戻すときに再開される激しい免疫と異物との戦いの後始末であります。この後始末だけを25年近く必死でやってきたのです。この激しい戦いを世間的には免疫のリバウンド現象といいますが、あらゆる患者のリバウンドをひるむ事なく敢然と戦い続けてきたのは私と私の患者さんなのです。患者さんが耐え切れずに自分勝手に別の病院でステロイドを使うということ以外に、私がリバウンドの激しさに負けてステロイドを使ったことは一度もないのです。その意味で患者の苦しさ以上に私も苦しみを乗り越えてきたのです。なぜならば私の仕事は病気を治すことであり、リバウンドの途中で怖さのためにステロイドを使えば病気を治せないということになり、ステロイドを使えば患者に対する背信行為であり、裏切り行為になってしまうからこそ、最後の最後まで私は耐え切ったのです。この世界で誰もやらなかった絶対にステロイドを使わないという医療を通じて、リバウンドのひどさを通じて病気の全てがわかってしまったのです。だからこそ彼女が私を最後まで直感的にも理論的にも医者としても人間としても信頼してくれたのです。

 しかしながら延べ何十万人のリバウンド症状を乗り越えた私といえども、また誰も殺したことがないという私といえども、新しい患者に対しては常にリバウンドの最中に何が起こるか不安を感じ、慎重に患者の状況に対処しなければならないので、常に連絡が取れるように携帯電話の番号を伝えているのです。死なない限り病気は全て治るのですが、今後もリバウンドの中で取り返しのつかないことを起こしてはならないので、常に慎重を期し、傲慢になってはならないと自省しています。)

 そんな私は、松本先生に出会い、人生が変わりました。母が、漢方薬を試してみようと提案してくれたのです。

 (病気は漢方で治すものでもなく、西洋医学の薬で治すものでもなく、医者が治すものでもないのです。アレルギーをはじめ、膠原病、さらに風邪にしろ、全て自分の免疫で治しているのです。医者も薬もせいぜい患者の免疫をヘルプしているだけなのです。このことを小学校からの保健教育において知らせるべきでありますが、そんなことをすると製薬メーカーも医者も儲からなくなるので、一切行われていません。残念です。私一人の力では毎年世界中で間違った治療を行い、薬を使うことによって稼がれている何百兆円というお金は医薬業界は儲けることができないのです。残念です。医療費が無限に高騰しているなかで、誰が負担することになるでしょうか?)

 母がインターネットで、松本医院の潰瘍性大腸炎の手記を見つけたのです。漢方薬は、兄も試してみようと言っていたことがありました。でも、どこの病院に行けば良いのかわからずにいました。ですが、母が手記から松本医院のHPに出会い、私に紹介してくれて、背中を押してくれました。振り返れば、私は現状を受け止めるのにいっぱいいっぱいで、新しい治療方法を探してみるという選択肢はありませんでした。というより、主治医の先生からは「ステロイドか免疫抑制剤」と、道をはっきりと示されていたために、それしかなかったし、他の選択肢があるかもしれないという発想に乏しかったのだと思います。

 (そもそも潰瘍性大腸炎やクローン病をハナから治らないと勝手に決めつけ、医者と製薬メーカーが儲かるように、潰瘍性大腸炎やクローン病の医療費をタダにする“特定疾患”と指定し、治らない治療法を選択させるなどというのは、言語道断です。しかし医療を独占している医療界に患者が知恵においても力においても勝てるわけはないので、仕方のない現状と言わざるを得ません。彼女ほど賢い女性でもこの枠から逃れることはできなかったのです。)

 それに、「新たな葛藤を生み出すであろう、新しい選択肢を探してみるという余力も余裕もなかった」と言うことも出来るかもしれません。現状維持で苦しみながら生きるか、ステロイドか、免疫抑制剤か。この選択肢で悩むこと以外に道を作るには労力が要ったのです。自分の死活問題なのに、探すぐらいできるんじゃないの?と思われるかもしれませんが、どこか享受してしまおうか、私はそうなんだ、という気持ちになってしまうものです。ある意味、享受してしまった方が楽なのかもしれません。

 (はじめから治らないと思い込まされているわけですから、死活問題はとっくに越えているのです。苦しみながら治らない病気として生きるということを選択してしまっているからです。治らない病気を治すという目的の治して生きるという治療は、私の治療以外は他に何もないのですから、後はどれだけ薬が副作用を起こさない治療を選ぶかだけに迷いが生じているだけですから、結局はどっちでも構わないという気持ちが享受しようという気持ちになっているのです。しかしながら彼女なりに、やはり治りたいという気持ちがどこかにいつまでも潜んでいるので、このような葛藤が続いていたのです。)

 そんな私にとって、母が漢方薬という新しい道を探してくれました。もしその手記が無かったら、私は松本先生と出会うことは出来ませんでしたし、私の人生は大きく変わっていたと思います。これは大げさでもなんでもありません。患者さまの手記と、松本先生のHPに心より感謝しています。そして、HPを読み、松本先生の漢方薬を試してみたいと思いました。

 (私が患者さんに、「良くなったときに必ず手記を書いて下さい!」と頼むのはまさにこのためなのです。何も私の治療を宣伝し、私の金儲けのたくらみに患者さんを引き込もうとしているのではないのです。私の真実の医療の理論をはじめから理解する患者なんか誰もいません。世界中の医者の誰もが松本医学のレベルにまで達していないがゆえに、間違った医療が世界中を闊歩しているだけなのです。だからこそ理論に裏打ちされた証拠が要るのです。その証人になってもらいたいために、このような手記を書いてもらっているのです。彼女が『患者さまの手記と、松本先生のHPに心より感謝しています』という文章に全てが語られているのです。彼女のこの手記は、まことに賢い純情な乙女の細やかな病気に対する思いが手に取るように伝わってきます。このような優れた手記は全ての人が書けるわけではないのですが、下手は下手なりに真実を語ってもらえば、必ず同じ病気に苦しんでいる人に伝わるはずです。

 私は全ての治らない病気を松本医院で25年近くの中で何万人も治してきました。しかし手記を書いていただけたのは、そのうちのごくわずかの人達です。私は治らない病気とされている同じ病気を十万人以上治せば、必ずやノーベル賞をもらえると思っています。それは治療不能の十万人を治せば、病気が全て治るという証拠になると信じているからです。ノーベル賞をもらえれば、チャーター機を借りて、ストックホルムまで皆さんと一緒に行きましょう!と思っています。ワッハッハ!)

 ですが、この強靭な私の症状に、温和なイメージの漢方薬が有効なんだろうか…。だけど、どこか「この御縁は大切にしたい」と、感じるものがありました。

 (彼女はなぜ私の理論を来る前に読まなかったのでしょうか?彼女ほど頭の良い人が、私の理論が理解できないはずはないからです。やはり目の前の病状がそのような余裕を生み出さなかったのでしょう。漢方薬が温和であるとか、症状がひどいとかは、私の治療には何の関係もないのです。漢方薬は免疫を上げるだけであり、症状がひどいのは免疫が強いということですから、症状は良いことなのです。免疫を下げる全ての薬が毒薬であり、免疫を下げる自分の心のあり方が病気の原因であることを、私の理論を読めばすぐにわかっていただけたはずなのですが。さらに効果があるとかないとかというのは、素人以下の医者が言うべき言葉です。なぜ効果があるにもかかわらず病気が治らないかを明らかにするのが、医学を実践している医者のやるべき義務なのです。しかしこの義務を私以外の医者は全て放棄してしまっています。何のために?患者を苦しめてお金を儲けるためだけであります。悲しいことです。)

 早速、高槻市の松本医院へ向かいました。道中では、下痢になりませんようにと祈るとうな気持ちでした。何度かお手洗いに寄りながら、松本医院の扉を開きました。

 初めて松本先生に会った時、「治るよ!死なん限り、この世に治らん病気なんてないよ。」そう言って握手して下さいました。「治る」。今までの私の症状や葛藤から考えれば、信じられないような話です。だけど、私にはすーっとその言葉が入ってきました。松本先生の想いが“心で”分かりました。その言葉の重みは、きっと誰よりもご存じだと思うからです。「治らないのにお金をとったりしないよ。」という話を聞きました。だけど、私は松本先生に会ったときから、お金儲けで漢方薬を出しているんじゃないということが心で分かりました。なぜ心がそう感じ取ったのか…松本先生だからとしか言えない自分が歯がゆいです。なのに、そういう説明が要るのだろうというのは何だかさみしい気もします。

 (古来から、女性は男性よりはるかに直感能力が優れていると言われてきました。それは女性が常に男性に依存せざるを得なかったからでしょう。自分を守ってくれるのは、たった一人の男性しかなかったからです。従って自分の伴侶を選ぶときに、直感的に信頼できる人間であるかどうかを悟る直感力を後天的に磨いてきたからでしょう。今もこのような後天的な女性特有の能力は変わらないようです。男が嘘をついているかどうかを鋭敏に感じ取ることができるのが世間ずれしない純真な乙女の本能であります。

 世の中は全てお金が支配しております。お金がなければ全て終わりです。だからこそ私は常に言い続けます。『私は誰よりもお金が大好きです。しかし他の医者のようにお金を患者から奪って治る病気を治せなくしているのではない。病気を治してその報酬としてお金をもらいます』と。この言葉に私の生き方の全てが語られています。このような私の生き方が全世界に広まれば、法律もいらなくなるでしょう。残念ながらそんな世の中は人類が滅びるまで訪れることはないでしょうが。彼女の最後の言葉である『なのに、そういう説明が要るのだろうというのは何だかさみしい気もします。』という心から出た言葉は何を意味しているのでしょうか?まさに人間が人間を信頼できる根拠は自分の心しかないということを語っています。この心のあり方に説明は要らないというわけです。つまり彼女が自分自身の心を信じているが故に書ける言葉です。近頃、自分の心を信頼できる人がいかに少なくなったことでしょうか。言い換えれば、自分を大切にしたいというプライドを一瞬の快楽のために失ってしまった女性が多すぎます。この意味でも彼女は稀有な人です。)

 松本先生には、本当に多くのことを頂きました。心のあり方、生き方。

 (私はなぜ心のあり方に言及するかご存知ですか?病気、とりわけ膠原病は免疫の遺伝子の発現をOFFにしてしまうからです。化学物質をIgEのアレルギーで処理すべきものをIgGで処理してしまうからです。それではなぜ細菌やウイルスを殺すための殺し屋の武器であるIgGに留まってしまうのでしょうか?それはBリンパ球のAID遺伝子の発現により、IgGをIgEに自然にクラススイッチできなくなるからです。なぜでしょうか?それは、心のストレスを耐えさせるために、自分の副腎皮質で作るステロイドホルモンを出し続けることによって、ONにならなくなるからです。

 もう少しどのようにしてIgGが作られ、IgEにクラススイッチするかについて簡単に述べましょう。ここでことわっておきたいのは、免疫学の全てを語りつくすことはできないということですから、はしょることをお許し下さい。まず大量に腸管内に侵入してきた化学物質は、ヘルパー1Tリンパ球で敵と認識され、インターロイキン2やインターフェロンγ、TNFなどのサイトカインが作り出されます。これらはBリンパ球からIgGを作り出させるのです。このIgGと化学物質と大食細胞の3者が結びついて、大食細胞に含まれている様々な酵素や活性酸素によって、この化学物質を殺そうとします。ところがこの化学物質は本来は殺すものではないので、殺したと思い込んだ大食細胞からそのまま結合組織に吐き出されます。いつまでも殺して溶かしきれない化学物質は、どんどんそのまま結合組織にたまり、次にヘルパー1Tリンパ球よりも少ないヘルパー2Tリンパ球と結びつきます。このヘルパー2Tリンパ球はインターロイキン4やインターロイキン5やインターロイキン10などのサイトカインを作り出します。これらがBリンパ球に結びつくと、AIDという遺伝子が発現されONになり、今まで作っていたIgGをIgEに作り変えさせ、膠原病をアレルギーに変えてしまうのです。これがIgGからIgEへの自然クラススイッチのメカニズムなのです。

 それではこの自然クラススイッチのメカニズムに対して、どのように抗ストレスホルモンであるステロイドホルモンがブレーキをかけるのでしょうか?本来Bリンパ球に結合したインターロイキン4やインターロイキン5やインターロイキン10などは、Bリンパ球にIgGをIgEに変えさせるように情報を伝え、その情報がAID遺伝子のスイッチをONにさせるのですが、大量に作られたステロイドホルモンがB細胞の核のDNAの領域にある転写因子に結びついて、ステロイドホルモンがAID遺伝子をONにさせる調節領域に入り込んで、このスイッチをONにさせないのです。すると免疫の働きは一切一時的にはなくなるのです。結構難しいでしょう?

 このようにしてストレスのためにステロイドホルモンを自分の副腎皮質で作り続けると、クラススイッチができなくなる理由がお分かりでしょう。さらにもうひとつ加えておきたいことは、クラススイッチした後、IgEで化学物質を排除しようとするとアレルギーが出るのですが、なかなか自然後天的免疫寛容を起こせない人がいます。さらに何回もアトピーのリバウンドを繰り返す人がいます。この原因もストレスです。これについても少し詳しく述べておきましょう。

 化学物質と戦いをやめて共存するためには、その化学物質に対して自然後天的免疫寛容を起こさなければなりません。どのようにして免疫寛容を起こすかについて述べましょう。Tリンパ球の仲間には、さらにもう1種類のサプレッサーT細胞(Ts)という免疫の戦いをやめさせる抑制Tリンパ球があります。このTsは、ヘルパーT細胞よりもはるかに少ないのですが、毎日毎日体内に大量に侵入してくる化学物質と少しずつ結合していきます。すると、これらの刺激がTsの核に伝えられ、TGF-βやインターロイキン10が作られはじめ、これらの化学物質を作る様々な免疫細胞の働きを抑制し、戦いをストップさせる免疫寛容が成り立つのです。ところがステロイドホルモンが大量に体内にあれば、ステロイドホルモンは全ての細胞に簡単に入り込み、Tsに入り込めばTGF-βやインターロイキン10が作られなくなり、いつまでもアレルギー反応が続くというわけです。それと同時に、アレルギー反応も抑制されるので、ストレスが終わると再びリバウンド現象を起こすことにもなるのです。)

 私は、松本先生の漢方薬でこの潰瘍性大腸炎を治そうと決めました。なので、私にはもうペンタサ錠もプレドネマ注腸も処方は不要になりました。これは、なにもペンタサ錠やプレドネマ注腸が悪いとかではなくて、「私がそれを選択した」のです。そう、そんな当たり前のことも松本先生に気付かせて頂きました。

 (私の強みは2つあります。ひとつは、最先端の現代の免疫学をどんな臨床家よりもよく勉強している理論家であると同時に、ふたつめは実際にあらゆる難病を完治している経験を豊富に持っていると自負できるこの2点であります。他の専門医は難病を治した経験がないので、なぜ治らないのかについての理論を追求しようとしません。なぜならば治らない理由を探し求めても意味がないからです。ところが私は、現代の免疫の遺伝子をいじめる一切の治療をやめて、難病を全て治しているものですから、まず治る証拠を手に入れているので、どのようにして治っていくかという理論を徹底的に追求する情熱が湧いてきます。勉強すればするほどいかに現代の医者が免疫を抑えるという間違った薬を使って病気を作っているのかがますますよくわかるのです。

 いつも疑問に思っていることがあります。ステロイドにしろペンタサにしろ、なぜ一時的に患者の症状は消し去るのですが、薬をやめると再び再燃を繰り返すかについての理由を、徹底的にそのような薬を使っている医者が追求しない点です。例えば有名大学病院から『大学病院の治療をやめて治してくれる松本医院に行きます』と堂々と大学病院の医者に宣言して受診されるつわものが何人かおられます。そのときの医者の対応は色々あるようです。“騙されている”とか“宣伝のために嘘をついている”とか“好きなようにしなさい”といずれもいつも患者を見放す態度であります。なぜこのときに、自分の治療が正しいのだという根拠を患者に説明しようとしないのでしょうか?逆に治せないというのは自分の責任の放棄でありますから、難病を治せる医者である松本医院の松本仁幸という医者がいるという患者の言葉に耳を傾け、なぜ自分が治せない病気を松本仁幸が治せる根拠を探し出そうとしないのでしょうか?答えは簡単です。患者の病気の治すことには大学病院の医者は全く興味が無いのです。彼らは病気を作り続けること以外に仕事がないからです。

 ところが一人だけリウマチの患者さんで例外の医者がいることを伝えてくれました。遠方から来たある患者は、インターネットを見て松本医院に行きますと伝えたときに、某大学病院の医者は「どんな医者だ」と言いながらパソコンに向かい、私の理論を読んだようです。いわく「この医者は優秀な医者だから行ってみなさい」と。その患者さんは現在治療中ですが、治ったらその医者に報告してもらいたいと思っています。このときにこの医者がどのような反応をするのか楽しみです。)

 私は、高校時代からお世話になっているA先生に対して、「ペンタサ錠はもう飲みません。」ということをなんとお伝えしたら良いのか、考えあぐねていました。ステロイドも免疫抑制剤も考える猶予を下さり、私を思っていつも処方して下さっているペンタサ錠なのに…。また、ペンタサ錠を飲まないからといって、ステロイドや免疫抑制剤を飲む決心をした訳でもなく、漢方薬を飲むことを伝えるでもなく…。今度こそ、「あなた本当にいったい何がしたいんですか。」と愛想をつかされてもおかしくありません。そこで私は松本先生に尋ねました。「松本先生、私はA先生にペンタサ錠を飲まないということを何てお伝えしたら良いのでしょうか。」すると松本先生はおっしゃいました。「君は何をゆっているんだい。ペンタサ錠を飲まないというのは、君が選んだことじゃないのかい。それで何を悩むんや。漢方薬で治すんやろう?それとも、ペンタサ錠飲むんか?飲めへんねやろ?君が選択したんだから。君ももうハタチを超えた大人じゃないの。もっと自分で考えやなあかん。」本当にその通りです。松本先生は温かく、本当に温かく私を叱責して下さいました。私は涙が止まりませんでした。温かさにふれました。まるで私のお父さんであるかのごとく、私を諭して下さった松本先生。自分の娘でもない私に、そんなことまで示して下さるなんて。同時に、自分自身、足りないものがあるのではないかと考えるようになりました。自分で考えて、自分で選んで、自分で生きて行く。そんな当たり前とも言える「生」に対して、自分の姿勢はどうなんだろうか—。〈私は、松本先生と一緒に漢方薬を飲むことを選んで、きっと必ず潰瘍性大腸炎を治す。〉それが私の理念になりました。

 (彼女は『意識の流れ』の安江幸代さんと同じレベルの女性です。安江幸代さんのリウマチの手記はこちらを読んでください。自分の頭で考え、正しいと判断し、私の治療を選択し、自分の病気は自分で治すという決断をされたのは、稀に見る女性です。とりわけ現代は自己責任という言葉が死語になってしまいました。遊んで最大の快楽を得ようとする風潮には抵抗せざるを得ません。時代の所産といってしまえばそこまででしょうが、私自身は彼女と同じくあくまでも自分自身で真実を求め、真実を愛し、自分が責任を持って真実を実行する生き方をしていくつもりです。

 しかしながら免疫の真実の発現であるリバウンドが必ず出現するのはいうまでもないことでありますが、あくまでもそのリバウンドに耐えるのは患者自身であり、それを引き受けるのも患者自身であります。リバウンドで今まで人を殺したことはないのですが、今後もリバウンドで人が死ぬ理由は何もないのですが、やってみなければどれだけひどいかはわかりません。しかしながらステロイド注射を何百本もされ、ステロイドを何万mgも投与されてきた患者さんには戦慄を覚えることがあります。こんなときには前もって伝えておきます。何が起こっても私の責任ではなくて、今までの医療が起こした医原病であることを伝えます。これを患者さんに確認し、それでも今までの治療をどうしてもやめたいという人は、自己責任で私についてきてもらいたいのです。私は何も金儲けのために医療をやっているわけではありません。あくまでも病気を治す為です。そしてその報酬としてお金をもらっているのです。しかしながら病気を治すということは、遺伝子を元に戻すことしかありません。遺伝子を元に戻すことにより、正常な免疫の遺伝子の働きをどんどんONにし、免疫の自然クラススイッチを行い、かつ免疫の寛容を自然に起こさせるだけなのです。このときにどれほど隠れた症状が生じるかは誰も予言できません。やってみなければわからないのです。

 私は延べ何十万人のリバウンドを乗り越えさせた医者ではありますが、そのリバウンドを起こさせるのは今までの間違った医者の治療ですから、何が起こっても私の責任ではないのですが、治す為には必ず私と一緒に乗り越えて行かねばならない峠なのです。このことを理解したうえで私の治療を選択してもらいたいのです。彼女はその選択を自らの意志で選び、潰瘍性大腸炎を治していったのです。)

 漢方薬を煎じるのは初めてのことでした。すごく香ばしい香りがするんですね。飲むと苦いのですが、良薬口に苦しとはまさにこのことだなぁなんてしみじみと感じました。

 それから、大阪府下の病院では内視鏡検査を受けることになりました。毎日お腹を下してばかりいるので、下剤はほとんど不要なぐらいです。検査の結果は、腸管の炎症がひどいというものでした。A先生には、「このまま放置していたら大腸がんになりかねません。場合によっては大腸の摘出手術などの外科的措置も考えなければなりません。」と言われました。私は、何を言われているのかよく分かりませんでした。というより、自分に言われているんだ、自分のことなんだと理解したくありませんでした。ただただ泣きながら、黙って頷くことしか出来ませんでした。だけど、唯一の救いは松本先生の漢方薬を飲んでいたことでした。泣きながらも、私の心には松本先生がいました。松本先生が支えてくれました。〈大丈夫、松本先生と一緒に私はこの病気を治すから。漢方薬を飲むから—。〉私は、心の中でそう思えたから、その話を聞き終えることが出来たと思います。私が心から松本先生を信じているから、松本先生と漢方薬を飲んで病気が治ることを信じて疑ってないから、〈そんなはずない、松本先生とならきっと大丈夫…。〉そして、このことを松本先生に言いました。「私は大腸がんになるかもしれないと言われてしまいました。」水曜日のことでした。すると松本先生は、「ちょっと待ち。そんなことはない。僕は明日休診日やから、僕が今一度調べてあげるから、待っとき。大丈夫や!」と言って下さいました。正直、私は驚きました。〈休診日は先生が休息なさる日なのに…こんな人が世界にいるんだ…。〉人間誰しもが、生きて行くために何かにどこかで線を引いているはずです。でも、松本先生は—。

 次の日、松本先生が連絡を下さいました。松本先生が教えて下さった内容は以下の通りです。

 (21歳の乙女に“潰瘍性大腸炎を続けると癌になる”というとんでもない脅かしをA先生という男はいとも簡単に言い放ちました。この医者はどのようにして癌ができるかについて勉強していないのではないかと思います。私は基礎の免疫学は誰にも負けないほど勉強しています。癌がどうして生じるかについての免疫学も十分に勉強しています。基礎の免疫学の専門の大学教授にも負けないと自負できるぐらいです。それは基礎の免疫学の先生は臨床をやることが許されないからです。有名な話があります。クラススイッチのAID遺伝子を見つけたのは、ご承知の通り京大の名誉教授でいらっしゃる本庶佑であります。彼は現役の京大教授でいらっしゃったときに、臨床をやる必要を感じられ、臨床の先生に「臨床をやらせてください」と頼んだようですが、誰も許さなかったのです。京大の臨床の先生は、ノーベル賞候補になった本庶佑先生のような現代を代表する医学者からの願いも聞き入れることをしなかったのです。一方私は、毎日毎日臨床の場でおびただしい患者さんから病気の真実を学び、現代の免疫学の理論の間違いを患者から教えられ、かつ現代医学の臨床の間違いを教えてもらっているのです。医学の教科書は間違いだらけです。真実の教科書は患者さんの症状であり、その症状を起こす隠れた免疫の働きなのです。

 その間違いの最たるものをいくつか挙げましょう。この世に自己を攻撃する自己の免疫によって引き起こされる自己免疫疾患などは何もない。従って自己免疫疾患が治らないとか、さらに自己免疫疾患で死ぬなどという言葉自身も吐いてはならないのです。もちろん自己免疫疾患はいわゆる化学物質と免疫のIgGが結合組織で戦っているだけで、死ぬとか治らないという話では決してないのです。このIgGをIgEに変えてしまい、さらに免疫寛容を起こしてしまえば治ってしまうのです。さらに東大の名誉教授でいらっしゃった免疫寛容を見つけ出した多田富雄先生が言うような、免疫は自己と非自己を区別するためにあるというのも間違いです。あくまでも免疫は迷惑な異物を人体から排除するためにあるだけです。現代の医学の間違いは数えたらキリがありません。

 さらに膠原病である潰瘍性大腸炎が癌になるというのもあり得ないのです。なぜならば膠原病のリウマチのために癌が起こりますか?とまず反論したいのです。リウマチを長く続けていれば関節に癌が起こるでしょうか?絶対にありません。さらに潰瘍性大腸炎と同じクローン病で癌が起こる人がいますか?と反論したいのです。なぜ潰瘍性大腸炎については癌が起こると言い、クローン病では一言も癌の話が出てこないのでしょうか?潰瘍性大腸炎もクローン病も全く同じ病気です。ただクローン病の方が重篤であるといえるだけです。もちろん潰瘍性大腸炎のリウマチも同じ病気です。

 一言で言えば、いわゆる膠原病で癌が起こることは何もないのです。なぜならば膠原病の全ての原因は化学物質であるからです。この化学物質をIgGで処理しようとしているだけで、いわゆる殺しの炎症が起こり、このIgGをIgEに変えてしまうと、アレルギーとなってしまうだけです。それではさらに反論しましょう。アレルギーで癌になることがあるでしょうか?絶対にありません。あなた方はアレルギーで癌になった人の話を聞いたことがありますか?それどころか膠原病もアレルギーも、癌を起こしたりする可能性のある発癌物質である化学物質を排除しようとしているので、逆に癌が起こりにくくなるというべきです。これらの化学物質を、免疫が優秀である患者さんが腸で排除しようとして起こるのが潰瘍性大腸炎であるにすぎないのです。つまり潰瘍性大腸炎でない人ほど、化学物質が体内に貯留し、大腸にも癌が起こる可能性が高いと言えるぐらいです。にもかかわらず、潰瘍性大腸炎で仮に長期に渡って免疫抑制という間違った治療を受けてきた後で癌になったとすれば、それは医者が作った医原病なのです。発癌物質である化学物質を排除しようとする働きを止めることによって潰瘍性大腸炎を大腸癌にしてしまったのです。さらに免疫一般の働きも止めてしまうので、免疫の力で癌細胞を排除することができなくなってしまうのです。

 さらに反論を続けましょう。肝臓癌は肝炎ウイルスによるものであり、子宮頸癌はパピロマウイルスによるものであり、胃癌もヘリコバクター・ピロリ菌によるものであることがわかっています。これらのウイルスや細菌は癌原遺伝子を癌遺伝子に変えるアクセレーターとなり、細胞の癌化を促進している因子になっているのです。一方、潰瘍性大腸炎の原因はウイルスや細菌であると指摘した学者がいるでしょうか?誰もいません。今後も潰瘍性大腸炎の原因として、このような癌促進因子であるウイルスや細菌を見つけることは不可能でしょう。なぜならば潰瘍性大腸炎の炎症の原因は化学物質であるからです。

 さらに反論を続けましょう。なぜ上に挙げたウイルスや細菌によって癌が引き起こされるのでしょうか?それは免疫がこのような特殊なウイルスや細菌を殺しきることができないからです。本来、炎症は敵を殺すために生ずるものです。このような慢性の炎症を起こす場合でも癌遺伝子をどんどん作らせるアクセレーターにならない限り、逆に癌になりにくい可能性が大きいのです。例えば丸山ワクチンはご存知でしょうか?丸山先生は、慢性の炎症を起こし続ける結核患者は癌にならないことを見つけだし、結核菌の一部をワクチンに変えて癌ワクチンとしても使っているぐらいです。つまり炎症があればあるほど、先天的な免疫の力が常に高まっているので、癌細胞も常に免疫に捕まえられ、殺されている可能性があるのです。

 従って私は膠原病の患者さんに常に励ましています。あなたはいつも炎症を起こしているので癌になる可能性が少ないので、私の治療で膠原病が治るまで喜んで戦い続けなさいと。その間、さらに発がん物質になりうる化学物質を吐き出しているから、ますます癌になりにくいことを誇りに思いなさいと。このように一般の炎症によって癌が起こりやすいどころか、起こることはあり得ないのです。

・潰瘍性大腸炎でがんになることはないということ。潰瘍性大腸炎を15年以上患っていると、普通よりも10%大腸がんの確率が上がるだけだということ。
・病気由来でがんになるのではなく、薬でそうなってしまうのだということ。薬で免疫を抑えてしまうと、白血球ががんを食べなくなるためにがん化するのだそう。松本先生のお薬には免疫を抑えるものは使っていないから一切心配しなくて良い。

 (最近クローン病で癌になるからと医者に脅かされて受診された人がいます。潰瘍性大腸炎にしろ、クローン病にしろ、元来、治る病気ですから、癌もクソも何もないのです。治る病気がどうして癌になるのですか?患者から肉体を奪い、心も奪い、さらに未来まで奪ってしまう医者たちに癌がどのようにして起こるかを勉強し直してもらいたいものです。クローン病も潰瘍性大腸炎も癌になる理由が何もないのです。

 

 膠原病の全身的な組織に炎症を起こすSLEとかMCTDなどが、最終的には癌になると誰が言うでしょうか?さらに腸管とよく似た皮膚の結合組織に炎症を繰り返す膠原病である尋常性乾癬や天疱瘡などに癌が起こりますか?絶対に起こりません。結局は、大腸は外から見えないものですから、病理医と臨床医が大腸癌だと捏造した結果だと考えています。さらに反論を続ければ、クローン病は小腸の結合組織も炎症が起こり、潰瘍になるのですが、小腸に癌が起こったことを聞かれたことがありますか?

 

 私は病理医の診断も常に絶対に正しいものではないと考えています。生検した組織を10人の病理医に見せるときに、何の情報も与えずに癌であるかどうかとか、その他の病気の診断をさせたときに、全員が同じ正しい診断を下すことはほとんど不可能だと考えます。特に膠原病というのは細胞の中で起こるのではなくて、細胞を住まわせている組織の母地である結合組織で異物である化学物質と戦って、いわゆる炎症を起こすものでありますから、ますます個々の膠原病の診断を行うことが難しくなるのです。なぜならば結合組織というのは、基本的には全ての組織において共通であるからです。

 

 現代の病理学は19世紀後半に生まれたウィルヒーヨの細胞病理学に基づいたものでありますが、これはあくまでも顕微鏡所見における細胞の病理形態学に基づいていますが、実はさらに細胞の構造を細かく電子顕微鏡で観察しても、様々な病気に特有な細胞の病的な変化というものは形態学的には見出すことができないことが分かっています。従って顕微鏡で診断された病名は一体何であったのか、疑問を感じざるを得ません。

 

 細胞の病気としては分子レベルで解明されている遺伝子病と癌化した細胞によって生ずる癌でありますが、これらは遺伝子DNAの変異によって起こるものでありますが、複雑すぎる遺伝子の変化そのものを電子顕微鏡でさえ確認することはできないのです。

 ただ癌細胞について言えば、癌細胞は組織の中で他の正常な体細胞と協調できずに結合組織の構造を破壊するというだけであります。つまり癌細胞は正常の細胞とは異質な細胞でありますが、癌という病気はただ単に正常な体細胞によって作られている組織が破壊され、異常な組織に変わってしまっただけなのです。従って、臨床的な病気の本質というのは、組織の構造の崩壊だけであり、その組織が感染症や膠原病や癌などの病気に特徴的な組織崩壊が見られるだけであり、病理学者は単に組織構造の異常に基づいて病気の診断を下すことができるだけあり、実は細胞病理学という表現は間違いなのです。正しくは結合組織病理学と言うべきものであったのです。

 

 このように病気の原因を細胞にあると考えられてきた細胞病理学というのは、病気の本質を見出すものではないのです。従って、臨床症状と生検の組織の情報が前もって病理医に与えられない限り、病理医は正しい病気の診断を下すことは実は不可能なのです。だからこそバイアスを与えずに生検の組織標本だけを10人の病理医に見せることによって、同じ正しい病気の診断は下されないのです。従って臨床症状もなく、ただ単にポリープがあるとか炎症があるとか、潰瘍があるから癌が考えられるなどという考え方は間違っているのです。だからこそ癌もどきを早期発見したので癌が治ったとかということもあり得るのです。さらに医者に癌だと診断をつけられた患者も、現代医療をやめて代替医療をやることによって癌を治したという巷の噂も生まれるわけです。というのは、元々癌ではないのに、癌が治ったというおかしな話になってしまうのです。

 

 原点に戻りましょう。癌が治るという事は、どういう意味か考えてみましょう。癌化した癌細胞は、極めて生命力が旺盛で、無限に増殖する力を持っています。このような一度癌化した癌細胞を殺さなければ、必ず分裂増殖して正常な結合組織構造を破壊していきます。このような癌細胞は果たしてどのようにして殺されるのでしょうか?巷には食事療法がどうだとか、ゲルソン療法がどうだとか、笑えば治るとか、色々と風聞が飛び交っていますが、そのような療法が癌細胞をどのように殺しているかについては誰も証明していません。これらの療法は免疫を上げるから癌細胞を殺すのだと漠然と言われていますが、免疫のどのような働きが癌細胞を殺しているかについては誰も説明できていません。

 私は現代の先端の免疫学を独学でものにしたのですが、免疫で癌細胞を簡単に殺すことができないからこそ、癌が生じるべくして生じたと考えています。癌と免疫の戦いについての詳しい話をすれば尽きない話になるので、このくらいに置いておきますが、結論だけを述べておきましょう。癌は細胞の老化であります。なぜ老化といえるかというと、正常な体細胞が癌細胞になるのには非常に長い時間がかかるからです。長い時間を生きてきた人が老人となり、老化が起こるのです。癌は実を言えば、遺伝子の病気なのです。それについて説明しましょう。

 全ての人は生まれたときに原癌遺伝子を持っています。原癌遺伝子が癌を起こす癌遺伝子になるまでには、DNAが障害を受けねば起こらないのです。このDNAが何年もかけて何回も傷つけられ、異常なDNAが徐々に蓄積されると同時に、傷つけられた原癌遺伝子のDNAを修復する癌抑制遺伝子も傷つけられなければ癌細胞は生まれないのです。従って異常な癌になる遺伝子がいくつか蓄積されると同時に、これらの癌遺伝子を正常に戻そうとする数々の癌抑制遺伝子も徐々に異常にならない限りは、癌細胞にはならないのです。このような癌化のプロセスを免疫が見つけ出すことは不可能なのです。

 それでは長い時間をかけて最後に癌細胞が出来上がったときに、免疫は癌細胞を認識しそれを殺すことは可能でしょうか?残念ながら、癌細胞は免疫と同じ自己の細胞ですから、異質な細胞でありながら、それを異物と認識することが非常に難しいので、免疫が癌細胞に敗北してしまうのです。

 私は常に言っていますが、免疫は外部から侵入してくる異物に太刀打ちできなくて敗北することはないので、病気は怖くないし、病気で死ぬことはないのです。ただ癌細胞は自分の一部であるために、免疫は癌細胞を異物だと認識すること難しいので殺すことができず、癌細胞がどんどん分裂増殖して、最後は人間の命をも奪ってしまうのです。私が癌は病気でないというのはこの意味で言っているのです。いわば、人体の内部からの細胞の自殺(アポトーシス)といってもよいのです。なぜならば、全ての人間は生まれたときに癌になる細胞の遺伝子である原癌遺伝子を全て持っているからです。ついでに言えば、癌抑制遺伝子があるのは、若いときに癌にならないためなのです。

 生まれたときから原癌遺伝子が備わっている意味について考えましょう。生まれたときに死ぬ準備がされているのは、いわば前もって計画されている自殺が遺伝子に設計されているといえます。つまり一個人の命は無限に続くものでもなく、続けられないようになっているのです。しかしながら、利己的な遺伝子はあくまでも永遠に生き続けるために生殖という機構を作り上げました。生殖により遺伝子を次の世代に継承すれば、遺伝子は永遠に生き延びることが可能になったのです。つまり同じ遺伝子を乗せた子供が、再び孫を生むまでは生かしておこうというわけです。子供を生み育て、老人になり孫が生まれてしまえば、これで遺伝子はいつまでも安泰であるのです。遺伝子によって生死が全て決定されているこのような意味で、老人が癌になっても死んだからといっても当然のことなのです。何も悲しむことはないのです。

 近頃、少子老齢化になり、年金や医療費などの老人に対する社会保障費が天文学的な額になりつつあります。日本の財政は無限に借金が増え続けています。この借金を誰が背負うのでしょうか?数少ない子供たちは生まれたときに既に借金を背負っています。このような状況が続く限り、後世代の子供たちは日本に生まれて恨みを抱くことになるでしょう。治せない癌のために、多額の医療費が老人に投入されています。この費用も全て子供や孫が負担せざるを得ないのです。老人が自分で稼ぎ、他人の世話を焼かさないで、自分で生きることができる限りは、子供たちから文句は言われないでしょうが、現状が続く限り、日本はこれから生まれてくる子供にとって世界一不幸な国となるでしょう。

 病気を治すのは自分の免疫であり、自分の免疫では治す事ができないからこそ、癌が生じるのです。癌は怖い病気ではありません。老化であります。癌は治すべきものではなくて、自分の遺伝子の命令として運命として引き受ける必要があるのです。

 しかしながらこの世で最も不幸な運命は何でしょうか?子供を持っていない若い人が癌になることです。しかしそれも生まれ持った遺伝子の命令ですから、諦めざるを得ないのです。それこそ交通事故で命を失うようなものです。)

 ・炎症が続くと、腫瘍のように見えてくるだけだということ。
 

 これらのことは、日本の医学会の本には何も書いていないそうです。洋書を読むとはじめて書いてあるのだそうです。洋書を引っ張って来て、そしてそれを読み、私にも分かるようにご説明下さる松本先生。「うそで治る治る言わないよ。本当のこと、真実のことしか言わないよ。真実に対する思いは人一倍強いから—。」松本先生は世界で一番のお医者様です。「21歳の乙女に、がんになるやなんて…。薬で病気を作ってるんや。がんの心配なんてあれへんよ。」私のために、そして私から繋がる多くの潰瘍性大腸炎の患者様のために、松本先生が使って下さる真実への想い、松本先生の全てに対して…感謝というだけでは足りない気がして、私にはそれに値する言葉を見つけることができません。

 (直前のコメントで癌について長々と述べたのは、潰瘍性大腸炎やクローン病で癌になると脅かす医者に対する反論のためです。治る病気が癌になるはずはないというのは、誰でも直感的にお分かりになるでしょうが、さらに詳しく述べたのは、癌は遺伝子病であって、潰瘍性大腸炎は決して遺伝子病ではないということも伝えたかったのです。私が現代医学を告発するのは嘘800が多すぎるからです。しかも嘘800が命という最も大切な宝を傷つけて、お金を儲け続けるからです。確かに資本主義は人間の命よりもお金を大事にします。しかし少なくとも医療の世界では、お金は病気を治してこそ報酬としてもらうべきものなのです。ましてや学問である医学の世界は真実を追究することが根本であります。その根本をないがしろにして、嘘をつき続けることは許せません。

 

 医療界は嘘をついても罰せられないことはおかしいのです。嘘をつくのはお金のためですから、必ずその嘘がばれれば処罰されるべきものです。なぜ医学界は嘘を続けることが許されるのでしょうか?それは現代の学問のレベルが病気の原因を解明していないとか、医学の発達が不十分であるためと、医学者は逃げ口上を打ちます。患者は無知であるために、そうであると思い込んでしまうのです。しかしながら、私は一介の開業医であるに過ぎないにもかかわらず、間単に病気の真実を知り、あらゆる病気を治せる根拠を知り、実際に治す事ができるのです。このような簡単な真実を、最も優秀な人達の集まりであるといわれている医療界が知らない訳はないのです。知らない振りをしているだけなのです。なぜでしょうか?患者の病気を治すこと以上に、自分たちの間違った快楽を増やすためであるからです。このような説明しかしようがないのです。残念です。大衆の無知を食いものにしているのが現代の医薬業界なのです。残念です。)

 

 もし、松本先生がいなかったら、私はただ悲しみの中に突き落とされ、どうしたら良いのか途方に暮れて、諦めて…いや、どうなっていたのか、想像もしたくありません。松本先生のおかげで、私は大腸がんへの心配を払拭することが出来ました。そして、漢方薬を飲めることにより一層感謝しました。

 (このような窮地に落とされている潰瘍性大腸炎の患者が最近富みに増え、10万人を超すと言われています。10万人が特定疾患という名において、無料で治療される代わりに、病気を作られ、さらに癌になると脅かされ、さらに医者と病院と製薬メーカーが儲けるシステムを作り上げたずる賢い医学界の罪に対してどのような責任を取らせるべきなのでしょうか?怒りを越えて憎しみを感じてしまいそうです。

 人間の遺伝子は自分さえよければよいという宿命を背負っています。しかしながら、他人の遺伝子まで傷つけることは許されないのです。だからこそ、法律があり、道徳があり、倫理があるのです。このような縛りに拘束されない医療界は好き放題のことをしています。知的な暴力のみならず、肉体の暴力もお金のためにやっているのです。最も優れたとされている人達がこのざまですから、人間の存在自身そのものに絶望せざるを得ません。)

 私は心のあり方を見つめるようになりました。松本先生は、私の心に耳を傾けて下さいました。そして、それは私自身が自分の心を見つめ直すことへと繋げて下さった気がします。松本先生の診察では、なぜでしょうか。いつも泣いてしまいます。だけど、今までの涙とは違います。私の心はいつも洗われて、私が私の心に耳を傾けるから流れる涙。自分を見つめる涙。

 (彼女のこの手記は事実そのものだけなのですが、彼女の才能がこの事実を文学にまで高めています。なんと素晴らしい表現でしょうか?この人の頭脳と感受性は私よりも勝っています。私のコメントは彼女の文の前では降参です。このような患者さんと出会えることも、医者冥利に尽きる一瞬であります。)

 松本先生は言いました。「昔、辛かったことがあるんじゃないかい。」私は、ただ泣くばかりで答えることが出来ませんでした。この7年ぐらいの間にあったこと。そして、誰にも言わずに、決めていたこと。〈私は、私を許さないで生きていこう。それが私のせめてもの罪滅ぼし。〉だけど、それは本当にそれでいいのかな?

 (何百回繰り返して言っていますが、膠原病は免疫の遺伝子をIgMやIgGからIgEにクラススイッチできないから生まれるのです。このクラススイッチは何によって起こるのでしょうか?我が母校の京大の名誉教授でいらっしゃる本庶佑が見つけたAID遺伝子をONにすることです。このAID遺伝子をONにさせないのは、ステロイドホルモンであります。このステロイドホルモンは医者が間違って患者に投与するだけではなくて、患者さん自身が出し続けているのです。

 どのようにすれば患者さん自身がステロイドホルモンを自分の副腎皮質で作り続け、膠原病になるのでしょうか?それはストレスが原因です。ストレスは他人から受け入れがたい要求のみならず、自分を責め続けることに耐え続けるために副腎髄質ホルモンであるアドレナリンや副腎皮質ホルモンであるステロイドホルモンが必要なのです。もしこれらのホルモンが作られなければ、全ての人は心のストレスのために、生きる気力を失い、鬱になるか自殺してしまうでしょう。遺伝子は自殺されてしまえば、遺伝子を永遠に継承することができないので、このようなステロイドホルモンを38億年の進化の中で人間に与えたのです。ところがこの患者さんのように7年間も鬱々として自分を責め続けると、そのたびごとにストレスホルモンが出され続け、AID遺伝子がONになるどころか、いつまでもIgGを作り続けて、膠原病を作ってしまうのです。IgEのアレルギーで排除すべき化学物質をIgGで腸管で戦い続けると、クローン病や潰瘍性大腸炎になってしまうのです。だからこそ私は彼女に聞いたのです。『何か誰にも言えない心の葛藤がないのか?』と。図星でした。彼女は自分を責める必要もない事柄を、余りにも純粋であるために、自分を責め立て、罪の意識を持ち続け、自分を許すことをしなかったのです。

 私は冗談交じりにいつも言います。やくざは絶対に膠原病にならないと。なぜかというと彼らは人を殺しても罪の意識を持つことさえしないからです。どんな方法を持ってしても金さえ儲ければ何も悩むことをしなくてもすむ人達だからです。このようなことがあっても心の葛藤がない限り、膠原病は起こりえないのです。世の中の不条理に対して、ときに一般の人でもやくざになって世間を見返してやりたいと思う瞬間があっても、やはりやくざである自分を許すことができないので、やくざになることを諦めるのです。つまりやくざになるよりも、普通の堅気の人間であることの方が、葛藤がなく心が平和で幸福であるからです。)

 松本先生は、どんなことがあったのか、私にそれを聞いたりしません。私が、私と向き合うきっかけを下さり、時間を下さっているのだと思います。松本先生の言葉をよく思い返しました。「病気はあなたが治すもの。僕が治すんじゃないよ。」無責任な医者でごめんね、なんてお茶目におっしゃるけど、それがどんなに難しいことなのでしょうか。「いつか、君に昔辛いことがあったんじゃないかって聞いた時、泣いていたでしょう。それはね、すごく辛いことがあって、君の免疫がその辛さから心を守るためにしたことなんだよ。」

 (病気の全ては自分の免疫が治してくれます。衛生状態が良くなり、過剰なほど栄養状態が良くなっている現代においては、いわゆる病気の原因は化学物質と風邪のウイルスとヘルペスウイルスしかありません。現代の難病といわれるのが、化学物質が原因である膠原病とアレルギーだけなのです。私が膠原病を治す事ができるのは、まず全てのアレルギーを治す事ができたからです。例えばアレルギーの気管支喘息は一生治らないと医者に宣告され、長期にステロイドを飲まされて来られる人がたくさんいますが、この治療はまさに気管支喘息を治さなくしている治療なのです。なぜならばステロイドを使い続ける限り、アレルギーを自然後天的免疫寛容で完治させることができないのです。つまりサプレッサーT細胞が、免疫寛容を起こしてアレルゲンと共存するようにさせてくれるのです。

 この共存をもたらすリンパ球は抑制Tリンパ球といいます。このサプレッサーT細胞は大量のアレルゲンと結びつくと遺伝子がONとなり、TGF-βやIL-10を作り出して、アレルゲンとの戦いを強力に抑制してしまうのです。ところがステロイドを予防投与で使えば使うほど、この遺伝子はONにならないのです。もちろんこの遺伝子はまだ見つかってはいませんが、いやひょっとしたら偉い医学者でいらっしゃる本庶佑先生あたりが見つけてしまっているにもかかわらず、発表を控えているかもしれません。なぜならばこの遺伝子が見つかれば、膠原病もアレルギーも全て完治することを世界に知らせしめることになるからです。そうすれば世界中の製薬メーカーは倒産してしまうことでしょう。ましてや本庶先生は抗アレルギー剤であるオノンを作っている小野製薬から、5年間で2億5000万円の研究費をもらっていらっしゃるので、立つ瀬がなくなってしまうでしょう。

 いつも私が言っているように、私は研究者ではありません。100%臨床家でありますが、喘息をはじめとするアレルギーや、リウマチをはじめとする膠原病を治しているという事実から、治す理論を探し求めるのです。つまり数学で言うところの帰納的な手法でもって真実を論証しようとしているわけです。つまり個々の病気が治るという具体的な事実から一般的な真実や法則を証明していっているのです。このために、基礎の研究者たちが積み重ねてきた免疫学の真実を勉強し、それをフィードバックさせ、演繹的に病気の真実を予言できるのです。このときに本庶佑先生が見つけたクラススイッチの遺伝子が非常に私の理論を支える大きな支柱となるのです。つまりIgGというクラスの抗体とIgEというクラスの抗体は同じ敵を捕まえているということがわかるのです。従ってアレルギーを治す事ができるからこそ、膠原病のIgGをIgEに自然にクラススイッチすれば膠原病も治るという結論が出るのです。何も難しいことではないのです。

 私は既に自己免疫疾患はないということを証明していますが、さらに改めてなぜ自己免疫疾患がないとか、自己免疫疾患は自分の免疫が自分の人体を攻撃しているという考え方が間違いであるかをついでに書いておきましょう。今述べたように、実はIgEがひっつけている異物とIgGがひっつけている異物とは同じなのです。IgE抗体がひっつけている異物は血液検査ですぐに分かります。普通の検査では卵とか、小麦とか、ミルクとか、ハウスダストとか、ダニとか、様々な花粉と結びついた化学物質であることが分かっています。従って膠原病でIgG抗体もひっつけている敵は、今上に述べた食べ物などに含まれている化学物質であることは言うまでもないことなのです。ところがこれを認めてしまえば、膠原病の原因は不明であるとか、膠原病の敵は自分自身であるとかいう自己免疫疾患の原理も全て間違いであることが分かってしまうのです。

 このような簡単な事実さえも現代のアレルギー学会や膠原病学会は認めようとしないのです。恐ろしいことです。なぜ認めようとしないのでしょうか?答えは簡単です。まず医学界の権威と信用がなくなり、免疫の遺伝子を痛めつけている製薬業界が総崩れとなり、治らない膠原病もアレルギーもなくなり、医者も失業してしまうからです。資本主義は罰せられない限り、極めてずる賢い人達が悪いことをし続けても金が儲かる限りは許されるというシステムと断言せざるを得ません。残念です。)

 なんとなく、この約7年間、私の中では時間も何も進んでいない様な気がしてきます。心と体は繋がっている、ということを先生に教わりました。松本先生に出会った今にしてみれば、それは当たり前だけれど…。むしろ以前の私が心と体についていったいどう考えていたのか思い出せません。「腹痛」「下痢」「腸管の炎症」などの症状ばかり良くしようとしても、「心」をすっ飛ばしたら、それは本当の意味での治療ではないのですね。

 (彼女は他人に語ることのできない不必要な自責の念で自分自身を責め立て続けたのです。自分の責任ではないことなのに、純な彼女の心は論理を超えて、ある悲しい不幸な事実の原因を自分のせいだと思い込み続けたのです。なんという清らかな心でしょう。現代の若い人達は肉体も心も快楽のために簡単に捨ててしまう節度のない時代になんという高貴な気持ちを持ち続け、そのために肉体をも傷つけてしまっていたのです。私は肉体と心の結びつきを世界中のどんな医者よりもよく知っているものですから、『君の病気を治す為には、自分を心から許し、肉体も開放しなければ君の病気は治らない』と言ってあげたのです。もちろん賢い彼女ですから、自分の心の葛藤の原因はすぐに気がつき、自分の心をより広い世界から眺め直すことができたのです。賢い女性です。心が膠原病を作っていることをすぐに気がつき、心のゆがみを正すことに簡単に成功したのです。)

 

 限りなく労力のかかるであろう松本式診察は、心から治癒して下さる、本当の治療だと思います。

 (無知な大衆は肉体のみならず、心についても知ろうとしません。大衆が無知なのは自分のことだけではありません。政治・経済・社会・科学・文化・歴史・人間社会・医療の全てにおいて、死ぬまで学び続けようとはしません。勉強し続けない限り賢くならないのです。

 私の医院にも評判のよい医院だと口コミで受診される人がいますが、私は患者にとって嫌味なことをまず言います。『貴方はどうして私の医院が評判がよいのか、その根拠はご存知ですか?』と。もちろん知る由もありません。次に『私のホームページを読んで理解してきましたか?』と尋ねます。もちろんNOです。さらに問い続けます。『現代の医療が間違っていることはわかっていますか?』と。もちろん知るはずもありません。さらに詰問し続けます。『今まで使っている薬をやめれば、必ず症状が悪くなるのはご存知ですか?』と。彼らは私が何をしゃべっているのかがわからず、キョトンとします。このような医療について全て無知である患者さんを理解させるのに確かに限りなく労力が必要です。肉体の労力にストレスを感じすぎて、ときに言葉に怒気が含まれることがあります。反省しております。このような労力やストレスをできる限り少なくするために、私はこのようなホームページを貴重な休みの一日を割いて書き続けているのです。)

 漢方薬を飲み始めてから9カ月が経った頃にリバウンドが来ました。

 (現代の医療を受けてこられた膠原病やアレルギーの患者さんは、遅かれ早かれ必ずリバウンドが出現します。それは現代の医療は免疫の遺伝子を一時的に変えて、症状を軽減するだけで良しとしているからです。医療に無知な患者さんも症状がなければ快適ですから、治ったと考えお金を払い、感謝して帰ります。ところが薬の効果が切れて遺伝子が修復されると、再びリバウンドが出ても、その意味を理解せず、再び同じ治療を繰り返します。そのうちに頭の良い患者さんはおかしいと気づき始め、病院や医院を変えます。変える意味は何も理解せずに、病院を変えればまた良くなるだろうという程度の理解で、はしご酒よろしく、今度ははしご医院をやります。それを繰り返すうちに幸運な人は私との出会いが生まれるのです。

 なぜこのような無駄な治療が行われるのでしょうか?それは様々な症状がどうして出るのかを医者が説明しないからです。現代の普通に見られる病気はステロイドで一時的には必ず免疫が抑えられて良くなるので、全ての病医院はいわばステロイド病院に堕落しています。さらになぜステロイドが効くのかについても一切説明がありません。ましてやリバウンドが出るのはどうしてなのかについて医者は絶対にしゃべりません。しゃべってしまえば彼らの仕事がなくなるからです。)

 それまでの間、漢方薬の効果として初めに実感したのは夜に寝返りをうっても大丈夫になったことでした。これは本当に有難かったです。おそるおそる寝ていたのが、眠れるようになってきていました。そして、少しずつ外出も出来ました。大学にも出来るだけ行くし、母と買い物に行ったり出来るようになっていました。体のしんどさが軽減されていくのが分かりました。また、松本先生に教えて頂き、プロテインを飲みました。アミノ酸が一番多く含まれているのが良いとのことでした。

 (下痢には様々な栄養物質が含まれ、排泄されてしまうので、栄養状態が悪くなります。プロテインよりもアミノ酸の方がはるかに栄養補給に相応しいのです。)

 また、お灸と針も初めてやって頂きました。少し緊張しましたが、体があったまる感じがしました。「急にすることになってびっくりしたでしょう。」と先生はおっしゃって下さいましたが、そうやって突然にでもして頂けるなんて幸せ者で、先生にはただただ感謝の気持ちでいっぱいでした。

 (病気は、特に膠原病は免疫を抑えることによって生じ、膠原病を治すのは免疫を上げてクラススイッチしてアレルギーにしてしまえば治ってしまうのです。)

 

 ですが、今でもよく覚えているのが、夕方の5時にやっと目が覚めた日のことです。その日は、眠いとかではなくて、体が床に吸い込まれるように重くて、起きることが出来ませんでした。その頃から私のリバウンドが始まりました。1日のトイレの回数は40~50回ぐらいに達しました。

 (1日の下痢が50回になっても、人間は死なないのです。これも患者さんが教えてくれました。膠原病で死ぬわけではないという一つの証拠です。)

 また、食欲が全く失せて食べることが出来ませんでした。私はもともと食べることが大好きなので、自分でも驚きでした。頭では食べてみようと思うのですが、結局入らないのです。うどん半玉でも、〈なんて多いんだろう…これだけでもものすごい量なのにこれに丼ぶりがつく定食ってすごいな…〉なんて感じたのを覚えています。また、食べている途中や食べた後に、吐き気がして辛い思いをしました。えづいて戻しそうになるのです。ひどい頃は、食べた訳でもなく、漢方薬を飲んだだけでもえづいていました。こんな調子なので、この頃が体重が一番減っていました。あわせて、のど(食道?)が細くなってしまった様な感覚もありました。実際、一口で飲めていたアミノバクトが一口では飲めなくなりました。

 (下痢が続くと人体の栄養状態の指標であるアルブミンがどんどん体外に排泄されてしまいます。アルブミンは肝臓で作られるタンパクでありますが、このアルブミンはあらゆる栄養素や免疫のタンパクを運ぶ仕事もあり、減りすぎると細胞に栄養素や様々な免疫のタンパクが運ばれることができなくなり、新陳代謝がさらに難しくなると同時に、免疫の力も弱くなってしまうのです。従って少しでもタンパクを作ってくれるアミノ酸をプロテインと一緒に飲んでもらうのです。)

 あと、冷たい飲み物が飲めませんでした。冷蔵庫に入っていた飲み物は冷たすぎて、食道でしょうか、飲むと冷たさが堪えるのです。〈今、体がデリケートになってるのかな〉と感じました。松本先生のアドバイスで、大阪府下の病院で頂いた栄養剤を飲みました。エレンタールです。正直なところ、おいしいものではないし、飲むのも辛いのですが、あまりに食べられないのでこのままではまずいと思い、これだけはなんとか頑張って飲むようにしました。松本先生がその時の私にエレンタールを飲むと良いということを教えて下さり、それが私を繋いでくれたと思います。

 (エレンタールは薬ではなくて栄養剤ですから、アルブミンやコレステロールが少なくなる栄養不良の状態ではどんどんエレンタールを摂取すればよいのです。しかしまずいものですから、喜んで飲めるものではありませんが。)

 今までのお薬を服用してきたことも、やはりリバウンドとして影響するそうです。私の場合はペンタサ錠、ステロイド注腸…。また、頭痛や生理痛のたびに10年近く飲んでいた鎮痛剤も良くないと聞いたのは衝撃でした。

 (鎮痛剤や解熱剤は一言で言うと、プロスタグランディンという炎症を引き起こす生理活性物質を一時的に作らせなくしてしまうのです。プロスタグランディンには様々な働きがありますが、炎症を引き起こすと同時に、T細胞からのIL-4やIL-10を増やします。IL-4やIL-10は、B細胞をIgGからIgEにクラススイッチさせ、IgEを作り出してくれるのです。同時にプロスタグランディンはT細胞からIL-2やIFN-γの産生を減らし、Bリンパ球がIgGを作れないようにしてくれるのです。つまりアレルギーの世界であるヘルパー2Tリンパ球を増やしてくれるのです。さらにプロスタグランディンはマクロファージからIL-10を作らせ、アレルギーを起こすヘルパー2Tリンパ球を増やし、逆にIL-12というサイトカインを減らして、膠原病を起こすヘルパー1Tリンパ球を減らしてしまうのです。さらにプロスタグランディンは樹枝状細胞という抗原提示細胞からのIgGの世界を導く様々な炎症性サイトカインやIL-12を作らなくさせてしまうのです。

 このようなプロスタグランディンを作る遺伝子の働きを抑える鎮痛剤や解熱剤は、結局はIgGを増やして膠原病を作りだし、逆にIgEを減らしてアレルギーが起こりにくくさせてしまうのです。

 今日のコメントはここまでです。2010/12/16)

 そんな状態だし、あまりにお手洗いに行く回数が多いので松本先生が「大丈夫か、続けられそうか?」という話をされたことがあります。母も辛そうなわたしを見て、「漢方薬続けられる?」と心配していました。ですが、その私に道を示してくれたのは兄でした。「ステロイドは使わないで、漢方薬で治すんやろ?」そう、私の理念。〈私は、松本先生と一緒に漢方薬を飲むことを選んで、きっと必ず潰瘍性大腸炎を治す。〉理念を思えば、私にはここで漢方薬を飲むのをやめるという選択肢はありませんでした。そして、このリバウンドの先には必ず治ると信じていたので、「私は先生と漢方薬で治したいです。」と伝えました。松本先生は「よし。君は忍耐強い子や。」とおっしゃって下さいました。でも、私にとっては先生と一緒に漢方薬を飲むことが出来ることはこの上ない幸せでした。

 それから3,4カ月した頃には、吐き気やえづくこともなく、食べる量も戻り、卒業式にも出席することが出来ました。お手洗いに行く回数は半分ぐらいに減っていました。

 そして、今年の4月には社会人になりました。御手洗いに席を外すことは普通の方よりは多いけれど、御客様に会ったり、車に乗って移動したりする時の不安感がまるで違います。朝起きて、1日仕事をすることができているんだ。これは本当に考えられないことです。入社したころ息切れしていた会社の階段も、今では元気よくのぼっています。そして最近は、アトピーがひどく出てきています。今では、夜に腹痛で起きることもそうですがアトピーのかゆみで起きるほどです。なので、食前の漢方薬をアトピーに効く薬に変えたところです。不思議なことがあるのですが、そのアトピーが出てきた箇所が、小学生のころにアトピーが出てきたところと同じなのです。松本先生に「昔アトピーがでたことないかい?」と聞かれた時、忘れていましたが、たしかに小学生の頃にアトピーがでたことがありました。薬を使うことはせず自然に治まるのを待ちましたが、1年ぐらいかかった様に記憶しています。その時と箇所が同じというのは何とも不思議です。

 私が松本先生とともに漢方薬を飲めることに感謝して。理念をもっていれば、ときに迷っても理念をコンパスにしてゴールに向かっていくことができるのだということ。そして、自分を一つにして生きること。ゆるすこと。

 松本先生、つたない私に生きることを教えてくれてありがとうございます。そして、私を支えてくれる家族に感謝します。
 この手記が、一人でも多くの方の心に留まることを祈ります。

この手記を印刷する  院長のコメントつきバージョンを読む  論文『潰瘍性大腸炎の完治の理論と証拠』を読む

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 (2人娘はアトピっ子。「絶対に治る!」という主治医のコトバを信じ、ステロイドや抗アレルギー剤を使わず、漢方治療をはじめました・・・)

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 アレルギーは医学部の教科書には、現代の医学では治らないと書かれています。何故、一介の開業医である私は治すことができるのに他のお偉い方々は治らないとおっしゃるのでしょうか?いずれにしても、私が如何に大声をあげてアトピ-やリウマチが治るといっても変人扱いされるだけでしょうが、ここに証拠をお見せしましょう。ここで紹介される患者さんの手記は、巷に出ているノンフィクションの本よりも遙に感動的であり、今アトピ-や喘息やリウマチと戦いつつある患者さんの皆さんに大きな励ましとなるでしょう。このホームページを読めば、体の中で起こっている自然の正しい免疫反応を抑制してはいけないのに、見せかけだけを良くするために抑制して生じた薬害の後始末をすることが私の主な仕事となり、完治するのはアトピ-やリウマチだけではなく、同時に他のアレルギ-(アレルギー性鼻炎やアレルギー性気管支喘息やアレルギー性結膜炎)が全て消失してしまうのもお分かりになるでしょう。

 患者さんが経験された厳しい症状などについて医学的な意味付けが赤字でコメントしているものもありますから、私のアトピ-やリウマチの治療法がさらによく理解できると思います。何回も読み返してください。この記録から、ステロイド・抗アレルギー剤・抗ヒスタミン剤・抗炎症剤の免疫抑制剤が一時的に症状を良くしても、結局は見せかけの治療薬に過ぎないことが理解され、とりわけステロイドの乱用によりステロイド皮膚症になった人が、いかにステロイドから脱却し、最後はアトピーやリウマチを治しきってしまうこともお分かりになるでしょう。 

アトピー・リウマチをはじめ、全てのアレルギー・膠原病の治療において、一切ステロイドを使いません。

 それは、ステロイドをはじめとする免疫抑制剤を使っている限り、アトピー(アレルギー)やリウマチなどの膠原病はもとより、全ての病気を治すことができないからです。また、私は何も漢方で治しているのではなくて、正しくは漢方を使って免疫を上げて、患者の免疫を高め続けることによって、自分でクラススイッチをしたり免疫寛容を起こさせたりする手助けをしているだけなのです。漢方が治したり、私が治したりしているのでもなく、あくまでもあらゆる病気は自分の免疫で治しているのです。

漢方治療中(治療中でなくても)、市販の風邪薬は飲まないでください。

 市販で売られている、もしくは他医院で処方された風邪薬の中には、抗ヒスタミン剤や、抗アレルギー剤が含まれています。とりわけ、小児用の風邪薬の中には、必ず、ぺリアクチンという抗ヒスタミン剤が入っています。私のアトピーや花粉症の患者さんの治療が、なぜか長引いてしまうことが時にありました。この方々は風邪を引くたびに、このぺリアクチンの入った市販の薬を服用していた患者さんたちであることがわかりました。これらの風邪薬は、鼻水や鼻づまりなどの見かけの症状を取りながら、同時に、本来のアレルギーを抑制しています。風邪が治ったあと、必ずリバウンドが繰り返され、アトピーをはじめとするアレルギーやリウマチの完治が遅れますので、服用しないでください。

松本医院の「なぜ」

病気とは何でしょうか?

 病気とは、人体に不必要な異物が侵入してきたときにそれを排除しようとする正しい免疫の働きに見られる症状のことを病気だといえば一番わかりやすいでしょう。となれば、病気とは否定的に捉えるのではなくて肯定的に捉えるべきものではないでしょうか?つまり否定されるべきものは侵入してくる異物であり、病気そのものではないのです。言い換えると異物が人体に侵入しない限り、免疫の働きは行使される必要はないのです。この世から人体に必要な5大栄養素と水と空気以外の異物が存在しなければ、病気は絶対に起こらないのです。言い換えると、病気を起こす原因は人体に不必要な異物なのです。

 それでは異物には何があるでしょうか?2種類しかありません。ひとつは、病原細菌であり、ウイルスであります。これらはワクチンと抗生物質で征服されてしまいました。つまり、間単に殺すことができるようになったのです。このために人類の寿命は飛躍的に延びました。ふたつめは何でしょうか?まさに近代化学が作った化学物質であります。この化学物質が人体に侵入したときに、それを排除する免疫の働きの症状がアレルギーとなるのです。

アレルギーとは何でしょうか?

 アレルギーとは環境汚染物質を体内から排除する働きであります。何故アレルギーは増えたのでしょう?環境を汚染する農薬をはじめとする化学物質が極めて多く作り出されるようになったからです。実はリウマチもアレルギーのⅢ型であります。

膠原病とは何でしょうか?

 膠原病はアレルギーと同様、環境汚染物質という同じ敵を排除しようとしています。ただ、膠原病はIgG抗体を用い、アレルギーはIgE抗体を用います。つまり武器を変えて戦っているだけの違いなのです。

アレルギー・膠原病はなぜ治るのでしょうか?

 敵は無限に存在する化学物質や環境汚染物質であり、味方はアレルギーの場合は有限であるIgE抗体であり、リウマチの場合はIgG抗体やリウマチ関連抗体であります。排除しても無限に繰り返し入ってくる化学物質を永遠に排除することは不可能であり、有限は無限に絶対に勝つことはできないからです。ところが現代の医学は異物を排除しようとする免疫の働きを一時的に抑制するだけですから、IgE抗体やIgG抗体やリウマチ関連抗体が再び作り出されいたちごっこになり永遠に戦いが終わらないのです。従って免疫の働きを一切抑制せずにアレルギーの症状を楽にしてあげるだけで最後はIgE抗体やIgG抗体やリウマチ関連抗体が作られなくなるのです。これを発見したのは世界で私が初めてなのであります。これを自然後天的免疫寛容と名付けたのです。

リウマチの患者さんの家族の皆様に

 他医院で治療をされていない初期のリウマチは、「風邪よりも治すのが簡単である」と言っても過言ではありません。しかし、私の患者さんは当院に来られる前に間違った現代医学の免疫を抑制する治療を受けて来られる方がほとんどです。従って、私の治療を始めると、間違って受けてきた治療の度合いに応じて、多かれ少なかれ必ずリバウンドが出現し、それに伴い、痛みが増強します。大量のステロイドを注射されたり飲まされてきた人、長期に渡って他の病院でリウマチ治療を受けてきた人は、激しい痛みのために、自分自身の身の回りの世話が不可能になる事態もしばしば遭遇します。

 そのために、私の治療を受け続けるには、絶対に家族の協力が必要となります。ところが、遠方から来られる方や、お年寄りの方の中には、リウマチ治療の困難さを全く理解せずに、すぐにリウマチが治ると思って気軽に一人で受診される方がいます。実際の治療の困難さや、具体的な私の治療法、何より私自身を知ってもらうためにも、初診時には必ず家族の方と一緒に来て下さい。また、患者さんはもちろん、家族の方も私のホームページに記載されている理論とその証拠である手記を繰り返し読み、私の理論と治療法を理解してから来て下さい。

 また漢方薬だけでは絶対にリウマチを治すことは出来ないのです。他の免疫を上げる鍼・お灸・漢方風呂などを総動員して初めて徐々に免疫は回復し、上昇し、最後はクラススイッチし、自然後天的免疫寛容となるのです。

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