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    「リウマチ性多発筋痛症」闘病手記 澤井史郎 51歳

    2010年7月

    (さあ、とっておきの手記がとうとう手に入りました。私が最も好きなタイプの方です。まず何よりも正直で率直で包み隠すことをこれっぽっちもされなくて、自分の心を全てさらけ出していただける患者さんです。このような方は言うまでもなくもちろん『意識の流れ』のメンバーで、安江幸代さんのお仲間のお一人です。常に自分の心をさらけだし、裏切らず、頭の回転が速く、常に問題の本質を追究し、まるで自分の片割れに出会っているような気がしていました。一度も不愉快さを感じたことがなく、ときに『意識の流れ』の考え方とは異なることがあっても、心はいつも私と同じ澤井史郎さんの手記を読み、さらにその手記にコメントを書くことを本当に楽しみしていましたが、その日がとうとうやってきました。

    彼は私に常に言います。私はIQが低くて勉強が大嫌いで努力はさらに嫌いだと。にもかかわらず、誰よりも鋭い疑問を尋ね、誰よりも思いやりのある美しい男です。私から言わせると、IQもEQも私と全く同レベルの人です。彼は直感だけで全て解決しようとしますが、私は直感に加えて努力が必要な男です。彼が一番嫌いな努力を続けていたら、彼は私をはるかに超えた知的な人物になっていたことでしょう。

    既にリウマチ性多発筋痛症の理論については書き記しましたが、彼の治療を通じて全てのリウマチはリウマチ性多発筋痛症であるということがわかったのです。というのは、彼の症状は人体に不必要な化学物質との戦いをIgGを用いて関節で行っている痛みよりも、はるかにウイルスの中で最もずる賢いヘルペスとの戦いによる症状の方が強烈であったのです。

    彼は極めて頭が良いうえに、心がこの上もなく素直な方でいらっしゃったので、彼が感じた疑問に対して私が論理的に答えると、それをいとも簡単に理解し、しかも受け入れてくれたのです。彼は受け入れた以上は、必ず私がやってくださいという治療法を何の疑念も感じずに完璧にやりとおしてくれたから、私が予言したとおりに全て彼の免疫の働き通りに戦いが進み、とうとうこのように彼の免疫が勝利を獲得するようになったのです。よこしまな心を持った頭の悪い患者さんが一番困ります。私の理論が理解できないどころか、理解しようともせずに、さらに自分の心のよこしまさに全く気がつかず、従って気づかないが故に治そうとしない患者さんが一番困ります。なかば冗談ですけれども、このような人は今すぐにでも『意識の流れ』に参加して、自分の心を見直してもらいたいものです。

    ところが、澤井さんと私の信頼関係のように、医者も患者も100%信頼し合う、患者と医者との関係というものは、そうあるものではありません。『意識の流れ』のメンバーの中で少数ながら実に優れた人がおられます。彼らはIQとEQがもともと高い上に、常に自分の心を見ることによって、同じ人間である他人の心も鑑に映しだしたように理解できるので、私が嘘をついていないことが簡単に見抜くことができるのです。だからこそ澤井さんのように、日本の病院の中で1,2を争う大病院で、しかも日本の医者の中で1,2を争う免疫膠原病の大権威に、当院に来る前に間違った医療をたっぷり仕込まれたにもかかわらず、このように普通の生活ができるまで回復したといえます。同じレベルの頭と心の持ち主に、私がリウマチを治してあげた安江幸代さんという方がいらっしゃいますが、お二方ともいとも簡単に私のリウマチの理論を完璧に理解され、心で免疫を正常に戻すことができた人たちといえます。

    様々な病名を持った膠原病、多種多様の完璧に間違ったつまらない治療をされてきた膠原病の患者さんが全国から来られますが、患者を診たとたんに、その患者さんの膠原病が治りやすいかどうかはすぐ分かります。それは膠原病を治すのは患者さん自身であり、患者さんの心の免疫であるからです。治りやすい患者さんは『意識の流れ』つまり、『気の流れ』が清浄で美しく温かく、私の心と簡単に共鳴できる方です。私は『意識の流れ』の理屈には全くついていけませんが、心の在り方は同じですから、このような素直で自省心の強い患者さんとは心を完全に通わせることができる上に、このような方は私の理論を完全に理解しているので、私を疑うことを一切せず、私を心から信頼している上に、かつ常に自分の心の奥深くに沈潜して省察されているので、膠原病は自分の心が免疫を抑えることによって作り上げられたものであるということを直感的に自覚している人たちです。従って私の指導通りに治療を続けていけば、必ず確実に治ることが初診の段階でわかります。ただ、免疫は心だけで支配できるものではありません。私との出会いまでにどれだけ肉体の免疫を愚かで悪徳な医者たちに抑え込まれたかは、つまり肉体の免疫のリバウンドに耐え忍ばなければならないかは、治療を行って初めてわかることです。

    私の理論(真実)は現代医学とは180度異なるので、中途半端な現代医療の病気についての知識を持っている人は、私の理論を理解できない上に常に疑念を抱いているので、当院に来ることさえ逡巡し、優柔不断で勉強不足で、自分の不幸を他人のせいにし、自分の心が免疫を抑えていることに気がつかない不幸な人です。『意識の流れ』の方々の全ての人が安江さんや澤井さんのレベルまでに達しているわけではないのですが、あらゆる不幸は自分の心で作りだしているということに、気づいている人たちです。肉体の免疫を支配しているのは意識、つまり心であるということがわかるのに、非常に長い時間と努力が必要ですが、これを気付かせるのも私の仕事のひとつです。

    膠原病に対する私の治療法の根本は、膠原病を作るのも治すのも、患者さん自身の免疫であるという点です。この免疫を手助けしているのが、私の漢方であり、私の治療でありますが、それ以上に心の在り方が免疫を上げることに気づいてもらう必要があります。一言でいえば、“リウマチさん、ありがとう”“痛みさん、ありがとう”“病気さん、ありがとう”“私の肉体を苦しめている免疫さん、ありがとう”と心から思えることです。このように肉体の不幸のみならず、不幸せは心が作り上げているのだという心の持ち方に気がつき、不幸の全てを肉体に負わせるのではなくて、心で全てを受け入れるという心の在り方は簡単に達成できるものではありません。

    しかしながら膠原病をはじめとするあらゆる病気は、免疫と異物との戦いであるということが最新の分子細胞免疫学によって遺伝子レベルまで明らかにされました。病気は免疫と敵との正義の戦いによって生まれたものであり、しかし免疫が負けるような異物は文明国にはなく、治らない病気は全く存在しないので、病気を恐れる必要もない、という意味で症状を起こす免疫に感謝すべきであるという意味で“病気と戦っている免疫さん、ありがとう”と心から感謝しなさい、と納得するだけではなく、さらに心が免疫を高めることによって、最後は化学物質と共存できるのだということを知ることによって、治るまで楽しく戦えるのです。憎むべきは化学物質であって症状、つま病気ではないのです。

    このような理解に到達するためには、頭の良さと心の素直さと真実を見抜く力が絶対に必要となります。しかしながら一般大衆はうわべだけの生活に満足し、真実がどこにあるかを探ろうとはしません。澤井さんのように何十年も心を見続けてきた患者さんを診ている時に常に感じることは、澤井さんのような患者さんが病気で苦しんでいるということを、どういうものか余り感じないのです。つまり病気が治っていないのに常に不安を感ずることもなく、不思議なことに見るたびに患者さんは様々な苦痛を訴えられるのだけれども、彼のリウマチ性多発筋痛症が既に治っているような気がするのです。それは患者さん自身が自分の免疫を信じ、私の言葉を信じ、病気が治るということを心で分かっておられるからです。

    いつも言いますように、病気を治すのは患者さんの免疫であり、とりわけ膠原病は患者さんの心で治すものであるのです。同じ異物をアレルギーのIgEで処理できるものを、心の免疫を抑えることによって、わざわざ殺さなくてもいい異物をIgGで殺そうとしたために生じた病気が膠原病であるからです。従って患者さん自身が膠原病は心で治すものであると納得していただける限りは、どんなに患者さんが痛みを訴えても、医者の私は全く不安を感じないのです。それは病気を患者さんが100%自分の心と頭で痛みを引き受けていらっしゃるからなのです。このような医者と患者との関係はまさに理想的な関係であります。だからこそ澤井さんが来られるたびに私は待ち遠しくて、澤井さんのカルテが診察室のテーブルに並ぶだけでとても嬉しくなりました。今も澤井さんの受診は最大の楽しみです。

    言うまでもなく、患者さんは常に医者にストレスをかけます。診察室はいわば、患者さんが医者にストレスをかける権利を発揮する場所といってもよいくらいです。その代わりに診察代を払うというわけです。症状が取れないのはまるで医者が悪いような言い方をされる患者さんがほとんどです。無知で愚かでわがままであるのは、患者さんの特権でありましょうが、澤井さんの場合は知恵があり、理解力もあり、常に思いやりがある患者さんだったので、彼が受診される毎週水曜日は火曜日の夜から楽しみでした。一般大衆が澤井さんのレベルにまで登る日はいつになるでしょうか?その為にも全ての人たちが自分の心の迷いを少しでも真実を入れ替える為には、『意識の流れ』のセミナーに参加してもらうことがベストでしょうか?)

    平成19年4月中旬、自分の身体に妙な動きにくさを感じ始めた。まるで潤滑油切れした機械になった様な気分だった。
    朝目覚めてもなかなか布団から起き上がれない日が続き、5月の連休が明けると、朝目覚めると全く身体が動かせない。腕をほんの数センチ動かそうとしただけで、叫び出す程の激痛が走る。そんな状態になった。布団の上で起き上がるには、痛みを堪えながら少しずつ身体を動かし、約一時間半を要した。

    (腕を動かすときに激痛が走るのは、ヘルペスと免疫が戦っているために生じる筋痛症であります。もちろん関節の痛みもあったでしょうから、リウマチは化学物質とIgGが関節の結合組織で戦っていたのです。実はこのような2重の症状が起こるのには必ず起こるべくして起こる理由があります。

    なぜこのような言い方をしたのか説明しましょう。肉体の現象は絶対に嘘をつかないからです。嘘をつかないのではなくて、肉体は嘘がつけないのです。それは肉体の免疫は損得の世界や利害の世界とは100%異なるからです。免疫は肉体を不必要な異物から守る以外に使命はなく、この使命は損も得もないのです。免疫がこの使命を果たしたからといって、誰も感謝もしませんし、誰も金もくれませんし、しかも目に見えない隠れた身体の奥深くで行われている使命ですから、人間が気づくことさえもないのです。それどころかこの免疫の働きを知っている医者たちは金儲けの道具にしてしまっているのです。つまり損得のない絶対に信頼できる免疫の働きを食い物にしているのが医者たちなのです。免疫は医者に食い物されようがされまいが、粛々として自分の仕事をやるだけなのです。つまり、肉体に異物が入らない限り、免疫の働きは不必要なのです。しかも免疫の遺伝子が変えられたら何の不満も言わずに再び同じ仕事をやり始めるだけなのです。

    ところが損得の世界はお金の世界であります。お金は持てば持つほど快楽が増え、安定が増え、力が増え、権力も増え、人を支配することもでき、どこへ行ってもモテますし、良いことづくめです。地獄の沙汰も天国の幸せも全てお金なのです。ところが免疫は敵が侵入しない限りは何の価値もなく、敵が侵入して初めて敵を排除してしまえば、免疫の仕事は全て終わりです。このように異物がなくなれば、免疫のシステムも不必要になってしまうのです。ところがお金は人間が生きている限り生活のあらゆる局面で常に全てを支配できるのです。しかも正常に生まれれば、生まれつき全て免疫は金のある人もない人も備わっています。努力なしに免疫のシステムは全ての人に均等に分け与えられています。一方、損得の全てを決定するお金は、誰も与えてくれません。自分で稼がなければなりません。つまり他人からお金を奪い取らなければ懐にお金は入ってきません。他方、免疫にお金を見せてもまるで知らぬ顔です。このように免疫は金とは一切関係がないのです。

    ところが実は免疫は金とは切っても切れない皮肉な縁があるのです。それは免疫を壊すことを飯のタネにしている集団がいるのです。それは医薬業界であります。この業界の人たちは、自分の金を増やすために、万人に平等に与えられている命を守る免疫を患者から奪い取るために、日夜励んでいるのです。損得の世界には全く関わりがなく、異物から命を守るために報酬なしに働いている免疫の力を奪い取って医者たちはお金を儲けているのです。なんと恐ろしい仕事を医者たちはやっているのでしょうか?この恐ろしい事実を私以外の医者や患者は気がついていないのです。英雄的な神々しいとも言えるほどの免疫の働きを奪い続けている現代の医療は目に見えない真実一路の免疫を殺すことによって大儲けしているのが医療界なのです。

    それではどうすれば正しい免疫を助ける道に戻すことができるでしょうか?答えは“不可能”です。資本主義が続く限り、資本主義医療は永遠に続く宿命を背負っています。人間のよこしまなエゴが、肉の持つ最も崇高な免疫を金の成る卵にしているのが医薬業界であります。それは免疫が愚かな大衆の目から見えないからです。見えない限り人間たちはこれからもあらゆる分野で悪事を重ねていくでしょう。残念です。

    ちなみに社会主義国であった国の医療の実態について少し述べておきましょう。社会主義国ではいくら働いてもいくら良い医療をしても優秀な医者が集まらず、患者に対して不親切極まりなく、かつ無責任であったことを述べておきましょう。だっていくら尽くしても給料が同じであるわけですから、誰が他人に対して親切にするでしょうか?従って次の結論が言えるでしょう。資本主義医療であるから医者が免疫を食い物にしているのではなく、逆に社会主義国では患者を食い物にできないものですから、患者の免疫にさえ興味がないということになります。結局は人類が生きている限り、人間のエゴが医療を正常な医療にすることを妨げているといえます。人類が滅びない限り、自分のエゴが他人のエゴを食い物にするという構図は永遠に変わらないというのが正しい結論かもしれません。従って隠れた見えない犯罪は罰せられない限り人類が生存する限り永遠に消えないと結論できます。また、人間の汚いエゴは死によってしか消滅しないわけですから、エゴによって引き起こされる悪は人類の消滅と共にしか消え去ることがないと結論できます。

    本論に戻りましょう。
    異物との戦いで発動される免疫の働きは、唯一無二の絶対的な道を選びます。つまり異物を排除するという目的を貫徹する以外にいかなる道をも選択できないのです。それはまさに遺伝子によって命じられた働きをしているだけなのです。この働きは澤井さんだけのものではなくて、全人類に、いや全生命体に与えられた絶対的な遺伝子の発現であるのです。ですから症状の意味を理解するためには、この免疫の遺伝子の発動は何が引き起こし、どうして生じたのかを理解し、そのような症状を除去するためには、つまり病気を治すためには何をしたらよいのかを見つけ出すのが医者の務めであります。これを解明しているのが、ここ数年に明らかにされつつある免疫遺伝学であります。私は毎日この免疫遺伝学をさらに極める為に勉学を続けています。)

    病院に行くことにした。いつもは車で一時間程の病院へ行くのだが、あまりの痛さと動きにくさのため、仕方なく地元の病院へ行った。

    (お年寄りの患者さんに水痘帯状疱疹という症状が肋間神経に見られ、ひどい時はその疼痛のために夜も寝られないという程であります。これが澤井さんの腕の感覚神経に生じたのです。ヘルペスウイルスは8種類があり、ウイルスの中で最も狡猾なウイルスであることは既に述べました。とりわけ単純ヘルペスウイルスと水痘帯状ヘルペスは一番よく見られるウイルスで、単純ヘルペスには全ての大人の6割は罹患していますし、水痘帯状ヘルペスは子供の時に水疱瘡、英語では“チキン・ポックス”と言われますが、全ての大人がかかっております。ヘルペスは一度かかっても、免疫によっても殺され尽くされることがなく、こっそりと脊髄神経後根に潜み続けます。ヘルペスウイルスは免疫が抗体を作ったりする様々な段階に邪魔をして、抗体を作らせないように進化してきた、いわば天才的な知能犯であります。ちょっと医者に似ていますね!ワッハッハ!

    ヘルペスウイルスがどのようにして人体の免疫から逃れるかの戦略について以下に詳しく述べておきましょう。
    単純ヘルペスが用いる戦略についてまず述べましょう。

    1、単純ヘルペスは抗体のしっぽの受容体に引っ付いて、そこに大食細胞や好中球やNK細胞や補体などがつかないようにさせて、抗体のオプソニン作用を奪い取る。抗体のオプソニン作用とは、大食細胞や好中球が異物を食べやすいように、抗体が異物にひっついて敵であると知らせる目印になる作用です。

    2、MHCクラスⅠの発現を単純ヘルペスが感染した細胞膜に出さないようにさせて、キラーT細胞が認識できないようにしてしまって、自分が感染している細胞をキラーT細胞が殺せないようにして、自分も殺されないようにする。MHCについてはここを読んでください。

    3、MHCクラスⅠの溝に入り込むべき単純ヘルペスウイルスのタンパク(ペプチド)を細胞質から細胞膜に運ぶTAPの働きを抑制してしまう。TAPは細胞膜にMHCとペプチドを結びついたものを運ぶ仕事をします。

    ヘルペスには他に極めてずる賢いサイトメガロウイルスや、EBウイルスがいます。彼らは以上に述べた戦略以外に、免疫から逃れる為に次のような戦略を用います。

    1、EBウイルスがBリンパ球に感染して伝染性単核症やリンパ腫を作るのでありますが、このBリンパ球がNK細胞やキラーT細胞に殺されてしまうと自分も死んでしまいますから、NK細胞が自分が感染したBリンパ球にひっつくためには、Bリンパ球の接着分子とまずひっつかなければなりません。Bリンパ球にこの接着分子を作らせないようにします。

    2、さらにEBウイルスは免疫の働きを抑制するインターロイキン10というサイトカイン類似の分子を作ることによってヘルパー1リンパ球の働きを抑制させて、IF-γを作らせないようにします。このIF-γが作られなくなると、マクロファージの働きやNK細胞が活発にならなくなり、これらのウイルスを殺す力が弱くなってしまいます。)

    整形外科で診察を受け、ロキソニン(鎮痛剤)を貰って帰った。(ロキソニンは非ステロイド性抗炎症薬の代表で、鎮痛と解熱作用を持っています。酸性のものと塩基性のものがありますが、ロキソニンは酸性の代表であります。細胞は細胞膜があり、炎症が起こると細胞膜にあるアラキドン酸から痛みをもたらすプロスタグランディンを産生するのでありますが、この時に必要な酵素であるシクロオキシゲナーゼを作ることを抑制することによって、痛みがなくなるのです。関節リウマチに最もよく使われている非ステロイド系の薬です。プロスタグランディンは胃の粘膜保護作用もあるので、長く用いると胃炎や胃潰瘍になってしまいます。いずれにしろ遺伝子を変えることによって、一時的に痛みを止めるだけですから根本治療ではないことは言うまでもありません。)

    10日後、症状には目覚しい好転が見られないまま、再び同じ病院へ行った。(水痘帯状ヘルペスによる激しい痛みをロキソニンで止めることは無理です。さらに軽い局所的なリウマチの痛みは取れることがありますが、澤井さんの場合はリウマチの痛みよりもヘルペスとの戦いの痛みがはるかに強かったのです。)

    医師から「これではないか」と思い当たる病名を告げられた。病名は「リウマチ性多発筋痛症」、初めて聞く病名だった。もしこの病気であれば、ステロイドを飲めば治るとのこと。ステロイドが副作用満載の薬であることは、病気に無知な自分も何となく知っていたので、その服用は拒否し、前回と同じ鎮痛剤(ロキソニン)を貰って帰った。

    (最近リウマチ性多発筋痛症という病名が、病気の原因と関わらず一人歩きをしています。“リウマチ”は化学物質との戦いであり、“多発性”という意味は身体のあちこちの神経でヘルペスウイルスと戦い、“筋痛症”というのは筋肉を支配している感覚神経でヘルペスウイルスと戦っているのでこのような病名が付けられたのです。もちろん上に述べた病名についての正しい解釈ができるのは私だけです。

    ヨーロッパで近代医学が19世紀の終わりから確立し始めましたが、免疫学がほとんど赤子の時代でありましたから、症状に対して原因も考えずにひとつひとつの病名をつけていったものですから、あらゆる科の病名をトータルすると、それこそ何千、何万とあります。つまらないことに、その症状を初めて見つけたという人の名誉のためにつけられている病名も数え切れないほどあります。

    ワクチンを初めて作ったエドワード・ジェンナーの名前は残念ながらどんな病気にもついていません。“ワクチンを打つ”という言葉は、それこそ“ジェンナーを打つ”と言ってもいいくらいに、彼はある意味では全ての感染症を治したのですから、どこかに彼の名前を用いるべきです。難病であるリウマチ性多発筋痛症を私は治せるわけですから、松本病という名前をつけてもらってもいいくらいではないですか?ワッハッハ!いや、私が治せない病気はないので、全ての病気を松本病と名付けてもらえれば、私の名誉はいや増しに増えるでしょうが。ワッハッハッハ!もちろん冗談でありますが、本当は『病気』の正しい名前は全て『免疫病』と名付けるべきなのです。現代文明の病気の原因はたった3種類しかないわけですから、今までの間違った気まぐれな病名は無知な大衆を惑わせないために全て無くすべきです。)

    さらに4日後、相変わらず症状には目覚しい好転が見られないまま、また病院へ行った。
    医師からは、再びステロイドの服用を勧められた。ステロイドが効いたら「リウマチ性多発筋痛症」だとのこと。(“ステロイドが効いたら「リウマチ性多発筋痛症」だ”という診断の仕方ほど根拠のない診断法は他にありません。風邪でもステロイドを飲ませれば一挙に全ての症状が消え去ります。だからといって風邪をリウマチ性多発筋痛症と診断してよいのでしょうか?世界中で行われている医療はこの程度のものなのです。昔から医者は食いはぐれがないから最高の職業だと言われてきましたが、現在は食いはぐれしないどころか、命を守る免疫の働きを抑え込む薬を投与するだけで、金がどんどん儲かるわけですから、悪事をし続けても絶対に捕まらなくて金が儲かる最後に残された職業は医者だけになってしまいました。ワッハッハ!最も尊い命を守るという一番高貴であるべき医者の仕事が、実をいえばインテリやくざまがいの悪事であるということが暴露されたときに、医者たちはどんな抗弁をするでしょうか?聞きたいものです。もちろんそんな日は永遠に来ないでしょうが。アッハッハ!もちろん医者は決してやくざではないことは言うまでもないことです。だからこそ医者に嘘をついたり間違った医療をしてもらいたくないのです。)

    またも拒否する自分は、「何でそんなに頑なに拒否するのか。この薬を飲んで症状が治まれば、徐々に薬を減らして止めていけばよい」との医師の言葉に促され、日常生活の不自由さも手伝ってステロイドを服用することとなった。

    (患者が病院に行くのは病気を治すためであって、一時的に痛みを取る麻薬を入れるためではありません。私は彼が好きなのは、私と同じようにあくまでも筋を通す原理主義者であるからです。治せない薬だけであれば問題はないのですけれども、一度ステロイドを使えば二度と減らすことができない上に、様々な遺伝子のDNAが変わり、副作用が無限大に増えていくからこそステロイドを使ってはならないのです。“徐々にステロイドを減らしていけばよい”などというこのヤブ医者の言葉は、世界中の医者があらゆる患者に対してほざいている言葉であります。徐々に減らすということができ、かつ症状もリバウンドせずに終わるものであれば、私が率先してステロイドを使います。私は何でも一番になりたい男である上に努力家ですから、世界的なステロイドの使い手の名手となり、かつステロイドを減らす名手として令名を馳せることになるでしょう。

    ステロイドをひとたび使えば、戦いの免疫の遺伝子の転写因子のみならず、毎日の生命活動は転写因子によってタンパクが作られているわけですから、あちこちの遺伝子の転写因子が無理やりにステロイドによって変わるということですから、これらの転写因子を元に戻すときに必ず訳の分からないリバウンドが出てしまいます。ステロイドがもし一時的に遺伝子の働きを変えるのみならず、永遠に変えることになれば、それこそ皆死んでしまいます。25000の遺伝子が人体にあることが最近わかったのですが、この遺伝子の10%の働きを即座に変えてしまうステロイドが、永遠に転写因子の働きを変え続けたら一体どうなるでしょうか?それこそ人間が人間でなくなり、ステロイドを使い続ける限り最後には人間は死に至るでしょう。この開業医はまさに私以外の世界中の愚かな医者の典型であります。

    なぜ医者は嘘をついても罰せられないのでしょうか?インフォームドコンセントという言葉が世間を賑わせて久しくなります。インフォームドコンセントも医者が嘘をついても許される限り、何の意味もないことを厚労省は知りません。医者は嘘をついてお金を稼いでいるわけですから、詐欺同然であると考えます。しかしながら罰せられることはありません。なぜでしょう?答えが一つあります。患者が癌である時に、癌であるということを患者に伝えることは可哀そうなので嘘をついてもよいという暗黙の了解が日本の文化風土に見られるからです。

    外国では癌であるのに癌と伝えることがなかったということで訴訟が起きているぐらいです。どうして日本人は真実を伝えることに躊躇するのでしょうか?とりわけ癌は遺伝子の命令ですから実は病気ではないのです。ましてやこの遺伝子の命令は年老いて見られるものですから、老人が癌で死ぬことは何の問題もないのです。私も65の死にぞこないのおじんでありますが、家族や患者さんに常に言い続けています。「私が癌になったら喜んでください。遺伝子の命令により癌になるべくして癌になるのだから。しかも自分の遺伝子を子供4人に託しているわけですから、自分の永遠性は既に確保されています。しかも子を立派に育て教育するということもほとんどし終わっています。さらに私のように直情怪行で、常に大声で情熱をこめて自分が言いたいことを言わなければ気が済まない世間を騒がせる人間が死んでしまえば、この世も静寂が取り戻せるでしょうから、私が死んだら喜んでください。」と言いまくっている男です。

    私は15歳から20年以上も死と同居していました。ただ一発の硬球が右目に当たることによって自分の才能が発揮できずに毎日毎日死にたいと思って生きてきた男です。勇気がなかったので自殺の試みは何回かしたことがありますが死に切れませんでした。自殺した人に対してはその勇気に乾杯をあげたいと思ったほどでした。死にたいと思うことと、死んで苦痛から逃れたいと思うことと、死を実行することは全く別物なのであります。死と生の間には越えられない深い深い深淵があります。その深淵を超えた人の勇気に私はうなだれたものであります。

    何を言おうともこの世で一番難しいことは自殺です。自殺を考えた人はたくさんいるでしょうが、自殺を思うことは誰でも出来ますが実行は不可能です。だからこそ癌になっても自殺する人が少なく、かつ人間の尊厳を損なうような病気になっても生きようとするからです。遺伝子は生きる為にあるのにもかかわらず若い人が死を決行するのは、それこそ自殺を無理やり遂行させる遺伝子が別にあるのではないかと思うぐらいです。歴史上どんな時代にもどんな国でも同じ状況にいて自殺する人と自殺できない人がいます。この違いは一体何でしょう?やはり遺伝子の成せる業でしょうか???

    不思議なことに老人の自殺が若い人に比べて少ないことです。なぜでしょう?遺伝子は老化による死、癌による死を自殺よりも選んだのでしょうか?これも不思議です。全てを終えた人の中に自殺が少ないというのも現代の七不思議の一つでしょう。老人は自殺では死に切れないので遺伝子は癌によって自然淘汰を行おうとしているのかもしれません。

    老人は死を恐れる必要はありません。老人は死んで当然だという考え方が定着することが、自分のためにも若い人のためにも重要です。だって何兆人以上の人たちが今の人よりももっともっとはるかに若い年で死んでいったのだから。という考え方が私の死に対する独自の考え方です。正しいとか正しくないとかは別問題です。)

    最初は1日に15mg(5mg×3錠)の服用から始め、3日後からは1日に20mg(5mg×4錠)を服用した。ステロイドはすごい薬だった。症状は見事に抑えられた。
    ここから自分とステロイドの約2年に及ぶ長い付き合いが始まることとなった。

    (2年間でトータル5000mgのステロイドを飲まされてしまいました。この医者はいつに徐々にステロイドを止めさせるつもりだったのでしょうか?不可能です。一時的に徐々にステロイドを止めることが可能に見えても、実は見かけだけなのです。必ず遺伝子がステロイドのためにあってはならない異常な遺伝子の状態になっていますから、これらの異常な遺伝子を持った細胞は早晩アポトーシスで自殺してしまうか、細胞が生きる為に必要な遺伝子の働きがなくなり自然に死んでしまうか、さらに修復することで再び正常な免疫が回復して激しいリバウンドを起こさざるを得ないので、ステロイドの使わない状態に戻すことは簡単にできることではないのです。このような事実を世界中の医者は知らないわけではないのに、なぜステロイドを用いるのでしょうか?私だけがこの事実を知っているノーベル賞級の頭脳を持った医者とお思いですか?ワッハッハ!私は確かに最優秀の男だと自認していた時代もあったのですが、昔と比べて現在は死にぞこないのアホな男にすぎません。そんな男だけしか知らない免疫の真実だと思いますか?

    私より優れた人間は世界中にゴマンといます。にもかかわらず世界中で私しかあらゆる膠原病を治すことができないのはなぜでしょうか?ただ一言、金です。お金です。学者が医者が金の亡者になり下がっているからです。私もお金が大好きです。だって全ての夢をたちどころに叶えてくれるのがお金であるからです。しかし私は他の医者のように病気を作って嘘をついて金を儲けることは絶対にしないと神に誓うことができる男です。金は人生の全ての快楽を与えてくれます。現代の全ての仕事は金のためです。その通りです。お金を儲けなさい。お金をどんどん儲けなさい。しかし絶対に人を騙してはいけません。正しい目的を遂行してその見返りとしての金、つまり報酬としての金をどんどん稼ぐべきです。

    私は医療で金は本来儲かるべきものではないことを知っています。それは病気を治すために報酬としてお金をもらうべきでありますが、病気を治すのは医者でもなく薬でもなく、まさに患者自身の免疫であるからです。金を与えるべきなのは自分の免疫に対して与えるべきものです。医者が病気を治しても、実は病気を治しているのは免疫であるので、医者がお金を貰うだけでもありがたいありがたいと患者の免疫に感謝すべきなのに、病気を作ってお金を稼いでいる医者は一体何者なのでしょうか?医者は儲けた金を患者の免疫に返すべきだと言ってもよいくらいですから、医療で金もうけをする根拠がないのです。ときに私は患者の病気を治しているのは患者さん自身であるのに、報酬としてもお金をもらうことはひょっとすれば理に合っていないと思うこともあるくらいです。さらに免疫と異物が戦っているときの苦しみは、患者さん自身が背負っているわけですから医者の仕事ほど気楽で簡単な仕事はないと思ったりするときに、本当に自分が貰っているお金は報酬であると言えるのかと思うこともあります。

    しかも現代の病気の原因も簡単に分かっている上に、私にはその病気の治し方も経過も予後も全て分かっているので、医者は難しいことをやっているわけではないのですから、医者に特別に才能が必要であるわけでもないのですから、ますます医療でお金が儲かるのは不思議なくらいです。

    それでは私が解明した病気の原因について少し詳しく述べておきましょう。最たる1番目の原因はまず化学物質であり、2番目が風邪のウイルスであり、3番目はヘルペスウイルスであります。あえて付け加えれば4番目は成人病であり、5番目は心の病気であります。さらにさらに6番目にあえて付け加えれば癌です。それに対する原因とその症状と治療法も全て私は分かっているので述べておきましょう。

    1つ目の化学物質はアレルギーと膠原病を起こし、共存するだけです。免疫を抑えない限り必ず共存できます。2番目は自分の免疫で風邪のウイルスを殺すことは誰でも簡単に出来ます。3番目はヘルペスウイルスはまさに医者が免疫を抑え続けたために増殖させたヘルペスとの戦いに見られる医原病であるわけですから、免疫を抑えずに抗ヘルペス剤を飲み続ければ治ります。4番目は患者が勝手に作り上げた贅沢病でありますから、成人病税をかければ健康は取り戻され、莫大な医療費はなくなります。5番目はこれこそ現実と自分の思いのギャップを埋めることができないために生じる病気ですから、諦めが特効薬です。6番目は年寄りの病気ですから、快く引き受けることです。癌は必殺の死をもたらす遺伝子の命令ですから、遺伝子に反抗せずに当然のものとして受け入れれば良いのです。癌を自然に受容してください。受け入れることは心の病気の特効薬である諦めと同じです。生き恥をさらして他人に迷惑をかけずに、とりわけ若い人に迷惑をかけずに確実に死ねる病気ですから、受け入れるべきです。脳の老化に先んじて遺伝子は肉体を滅ぼすために癌になるように遺伝子が命令しているだけですから、喜ぶべきです。これが私の癌に対する独自の考え方です。私が癌で亡くなったら全ての患者さんに喜んでもらうことが私の喜びとなるでしょう。)

    地元病院の担当医は、リウマチ性多発筋痛症患者の診察は初めてとのことで、某大学病院にその専門医がいることを教えてくれたが、自分は引き続き地元病院での治療を申し出た。症状が治まれば、あとはステロイドを少しずつ減らしていき、ステロイドとおさらばすればいいと考えたからだ。

    (私はリウマチ性多発筋痛症というふれこみで10人近くの人を診たことがあり、それは全てリウマチと同じだということで治してきました。私は難病と言われるクローン病や潰瘍性大腸炎を数多く診ていますから、おそらく世界中で難病中難病といわれるあらゆる膠原病を治した一個人の医者としては世界記録となるでしょう。某大学病院というのは先ほど書いたように、日本の代表的な病院でありますが、専門医がいるということは必ずしも病気を治すという言葉と同義語ではありません。とりわけ内科の病気は標準治療というものを医療界のボスたちが集まっている学会で決めているので、どこの病院へ行こうとも同じ薬を出す治療であります。薬のさじ加減で治るとか治らないという問題ではありません。一方、外科は標準治療というものは当然ありますが、あくまでも技術ですから、その技術の巧みさは外科医によって大きく違います。内科の場合は研修医でも標準治療といわれる薬を出すだけで内科専門医との差はないのですが、外科は技術を磨くのには年期がかかる上に才能の問題がありますから、術者によって巧拙が治療に大きな差をもたらします。ただ外科の手術で問題になるのは、切るべきでないのに切ってしまうことであります。

    とりわけ近頃はクローン病と潰瘍性大腸炎の患者さんが多くなってきました。彼らは切られなくてもよいのに、切らなければ死ぬとか癌になるとかと脅かされて何回も切りまくられて来られます。保存的に対処すれば対応できるのに、外科医としては切ることが仕事ですから簡単にチョッキンされてしまいます。ましてや若い人が膠原病のひとつであるクローン病や潰瘍性大腸炎で癌になることは絶対にあり得ないにもかかわらず、癌になるからと脅かされて切られてきます。化学物質の戦いで癌になる理由は全くあり得ないからです。ちょうどリウマチで関節で癌になるから切った方が良いという言い方と同じであります。整形外科医でリウマチで癌になるということを言う医者は誰もいないのに、クローン病や潰瘍性大腸炎では消化器外科の専門家が言いまくっているのは残念なことです。外科医の無知や医学者たちの無知が金儲けのためにどれほど患者に苦痛を与えるのかを知ると、今の医療界に絶望しないわけにはいきません。いや、既に私は絶望しています。

    近頃はさらに博士号を取るよりも、専門医を取った方が患者が集まるということで、ますます基礎研究をやって博士号を取るよりも、すぐに金になる専門医を目指す医者が多くなったようです。博士号を取っても専門医を取っても、病気を治せない医者などは無用の長物でありますが、このような真実を世間の誰も知らないわけですから、どっちに転んでもどうにもならないことです。医療や健康産業が増えれば増えるほど病人が増え、無知な一般大衆は金を巻き上げられ、取る側がますます肥えていくという縮図はあらゆる分野に見られ、これから先も人類が滅びるまで続くでしょう。なぜならば人間は命や健康のためというふれこみに金を使うことを惜しまないからです。)

    ところがそうはいかなかった。ステロイドを徐々に減らし、1日の服用量が7.5mgになると再び症状がぶり返した。

    (ステロイドを徐々に減らすことは不可能なのです。実は見かけは可能であるやり方があります。それはステロイドを大量に入れ込んで、ステロイド性一時的免疫寛容を起こさせることです。つまり免疫の遺伝子を大量のステロイドを放りこむことによって遺伝子の修復が簡単に行われなくなり、さらにリンパ球をできる限り減らしてしまうことです。その為に必要なステロイドの量がどれぐらい大量であるかはわかりません。しかし確かに何十万人ものステロイドを使われてきた患者を診る中で、ステロイド性一時的免疫寛容を起こしている人がいることに気がつきました。

    ところがそのように治ったように見える患者でも何年かして激しいリバウンドが起こります。このような患者をたくさん見てきたので、ステロイド性一時的免疫寛容というコンセプトを作り上げたのです。この一時的免疫寛容の後で起こるリバウンドは地獄絵であります。しかしこのような患者さんも、ある時期は症状は一切出なかったので、アレルギーもリウマチも治ったと勘違いしていた人たちなのです。このようにステロイドほどたちどころに遺伝子の働きを停止させ、遺伝子を簡単に変える薬は昔も今も未来も今後出ることはないでしょう。このステロイドを医者が使うことを許される限り私の仕事も永遠に保証されています。本当に医者にとってはステロイドはありがたい薬です。しかし患者にとっては許しがたい麻薬であることを知っておいてください。ステロイドのためにどれだけ今後も不幸が作られるのかは想像がつきません。くたばれステロイド!くたばれ免疫抑制剤!と言っても犬の遠吠えでしょう。)

    地元病院では、薬剤リストに5mg錠しかないために小刻みな減薬が出来ず、仕方なく専門医のいる大学病院へ紹介して貰うこととなった。平成19年10月中旬、発病からは半年が経過していた。(この医者は食わせ物です。ステロイドで儲けるだけ儲けた後、自分の責任を隠蔽するためにもっと大きな権力の白い巨塔へ患者を紹介したのです。1mgのプレドニンは薬問屋に言えば喜んでその日に持ってきてくれるのにもかかわらず、無知な患者に適当な口実を言って責任逃れをしたのです。しかも嘘がばれると困るので医療の大権力を誇っている某大病院に体よく回し、責任の回避を図ったのです。皆さん、この某大病院はどこだか想像がつくでしょうか?推量ゲームを楽しんでください。患者さんの方もこのような真実を知らないのは潜在意識下に某大病院の専門医がはるかに優れているからだと思い込んでいるからです。であれば、はじめからその専門医に診てもらえばよかったのに、と思うのですが。)

    大学病院での担当医は、診察を受けた「免疫・膠原病内科」のトップの教授だった。
    症状を抑えるため、とりあえず服用量を10mgに戻し、そこから減薬をスタートした。
    担当医にステロイドについて、「この薬は症状を抑えているだけで、病気を治すことには寄与していないのですね」と尋ねたところ、「その通りです」とのこと。(小さな個人病院では治らないと言ってしまうと患者が逃げてしまうので、お金が儲かりません。従って“リウマチは決して治らない”という正直な医者は私的な中小病院には少ないのです。ところが国公立の大病院の教授クラスの先生方は経営には一切関係がないのでハッキリとステロイドは治すことには寄与していないと断言したのです。つまり故意に嘘をつく必要がないのです。このいきさつを澤井さんは知らないので、正直な人だと感じたのです。医療社会は特別な社会であり、嘘をついても許されるという暗黙の了解がありますが、これが医療をいつまでも患者のためではなくて医者のために存在している根源の一つであります。一般社会の常識である嘘をついてお金を巻き上げれば罰せられるという法律が医療界においても作られるべきです。)

    次に「この病気の原因は何ですか」と尋ねたところ、「原因は不明です。この世には約三千種類の病気があるが、その中で原因の分かっている病気はほんの一握りです」とのこと。

    (耳にタコができるぐらい膠原病の原因は人体にとって異物と認識される化学物質だといい続けています。にもかかわらずこの免疫・膠原病の教授は原因が不明であるという言葉に加えて、三千種類の病気の原因はほとんど分からないとのたまいました。滑稽千番な言葉であります。さらにこの教授は免疫の専門家であるわけですから、しかも学問の白い巨塔に住んでいる方ですから、免疫に関しては私の免疫学よりもはるかに精通しているはずです。朝から晩まで免疫を勉強していらっしゃるので、免疫学については全てを知り尽くされている方であるはずです。にもかかわらず、私は免疫学を勉強する時間が圧倒的に少ない上に、しかもおそらく頭の良さでは私よりもはるかに優れた先生よりも、私が免疫の真実を知っているのはなぜでしょうか?しかも私は医学に関して言えば他の医者よりもはるかに出発が遅く、医学の勉強も十分できなかった出来損ないの医者の域に、どうしてこのような優れた先生が達することができないのでしょうか?さらに免疫学は病気を治すためにあるのです。私が治せる病気をなぜ優れた頭脳と経験を持った専門家の教授が治すことができないのでしょうか?私のように、なぜ自己免疫疾患などはないとか、膠原病の原因は化学物質であるとか、膠原病とアレルギーは同じ敵を異なった武器で戦っているとか、膠原病はアレルギーに変えてしまった後、免疫寛容を起こして治すことができる、などの真実を語ることがどうしてできないのでしょうか?私は私の頭脳と治療は神の域に近いものでしょうか?私は現在のイエスキリストでしょうか?他の人が治せない病気を私しか治せないのは、私はイエスキリストの再来でしょうか?ワッハッハ!残念ながら全て完璧なNOです。それではなぜこんな偉い人が私のちょっとした高みに登ることができないのでしょうか?答えを言いましょう。

    結局は病気を治すよりもお金が欲しいからです。真実よりも患者さんの生命や幸せよりも、お金が欲しいからです。大学における研究費、学会運営費、巨額の金がかかります。この金も本来は患者を治すために使われるべきなのでありますが、結局組織においては権力を維持するためにお金が必要なのです。男にとって最大の快楽は権力を保持しそれを維持し続けることです。そのために必要なお金は誰が出すのでしょうか?本来は病気を治してもらった患者が報酬として医療機関や医者に、さらに製薬メーカーに払うべきものでありますが、治さなくてもお金を取れる方法があるのです。それは治らない薬を出し続け、不必要な検査をやり続ければ、莫大なお金が永遠に入ってくるのです。

    ところが病気を治すことができる私の治療が世界に広まればどうなるでしょうか?つまり患者の免疫が生まれ持った遺伝子に備わった自然治癒力が、全ての病気を治すことができるという真実が世界に知られたらどうなるでしょうか?大学病院も製薬メーカーも医者も一銭もお金が入らなくなってしまいます。

    私は研究費などは一切要りません。私は大学病院を離れてから以後、未だかつて学会に出たことはありません。学会に出て学ぶべきことは実をいえばほとんどないのです。勉強が嫌いだから学会に出ないのでしょうか?そんなことは決してありません。私は65歳の自殺しかけた死にぞこないのおじんでありますが、知的好奇心においては誰にも負けないつもりです。それではどうして私が医療の究極の目的である患者の全ての病気を治すことができるようになったのでしょうか?

    私の医学の教科書は臨床医学会を支配しているボスたちの学者が書いた本では決してありません。それでは私の真実の教科書は何でしょうか?実は本当の教科書は2冊あります。1冊目は患者さんです。患者さんの免疫の遺伝子の発現である、病気の生のままの姿を一切免疫を抑える薬を使わずに観察することによって学べるのが1冊目の教科書です。2冊目は、まさに金儲けとはほど遠い、つまり薬を使って金を儲けるという仕事とはほど遠い基礎の免疫学の先生方が書かれた真実の免疫の姿から学ぶ書物が2冊目の教科書です。基礎の免疫学は医者だけが勉強しているわけではありません。他に生物学や遺伝学や生命科学や分子細胞学に携わっている医者でない学者の書いた本がたくさんあります。彼らは臨床医学とは関わりがないので薬やから金を貰うことはできないので、真実以外何も語る必要がないのです。しかも彼らは薬を使って治療することができる医師免許を持っていないので、ますます薬屋とは全く接点がないのです。一方、薬学は薬屋そのものでありますから、注意して彼らの書いた本を読まなければなりません。必ず薬屋に儲けさせねばならないという目的意識が働きますので、よほど注意しなければならないのです。

    なぜ医者の書いた教科書が信じられないのか述べておきましょう。全ての臨床の教科書は、医者が一切手を下したことがない生の病気の状態を記すのではなくて、既に必ず医者がその病気を薬で修飾したにもかかわらず、そのことに一行も触れていないからです。つまり病気の全ての経過を一から十まで、一切の薬を使わないで診た病気の記述は何もないのです。それは何もしないで患者の病気の経過だけを診ることは、患者が許さないからです。病気の経過を全く治療しないで5年も10年も診ることは不可能なのです。なぜならば何も治療しないで患者が5年も10年も大病院に来るでしょうか?絶対に来ません。

    さらに医者側から言えば、何もしないで診ることは患者も来なくなるし、薬も出さなければお金儲けが全くできません。さらに何かをするとなれば症状を取る薬を出さざるを得なくなります。しかもその薬たるや必ず免疫を抑える薬となるのです。免疫を抑える薬は38億年かけて完璧に作り上げられた免疫の遺伝子を変えることだけなのです。この免疫の遺伝子はただ単に免疫の働きを一時的に抑えるのみならず、他のあらゆる遺伝子を変えていることを教科書には一行も書き加えません。

    例えば免疫を抑える薬を使えば免疫のクラススイッチも起こらないのみならず、免疫寛容も起こらないことも一行も書き加えないのです。だからこそ私以外の医者は、免疫を抑えなければBリンパ球のAID遺伝子の発現が自然に生じ、膠原病がアレルギーになることさえ気がついていないのです。ましてやさらにアレルギーが免疫を抑えない限り自然に免疫寛容を起こして化学物質と共存できることも知らないのは当たり前のことなのです。こんな真実が臨床の教科書に一行も書かれていないのは、何の不思議もないのです。それは病気のありのままを診ていないのに、つまり薬で病気の免疫を抑えるという修飾をしているのにもかかわらず、病気そのものを生のままで診ているような顔をして書かれているのが、現代の臨床の教科書なのであります。

    ちなみにクラススイッチのAID遺伝子(アクティベーション・インデュースト・ディアミネース遺伝子)を見つけたのは我が母校の京大の本庶佑先生でありますし、一方免疫寛容を見つけたのは東大の多田富雄先生でありました。しかし悲しいことに彼らは基礎の研究者にすぎないので、自分のやった仕事が臨床と結びつけることができなかったのです。本当にできなかったのでしょうか?基礎の教授といえども臨床のことを知らないわけはないのです。ましてやそれぞれ文化勲章と文化功労章をもらった、いわば免疫学の世界的な泰斗であります。そんなに賢い方が臨床について病気について知らないわけは絶対ありません。
    (裏話になりますが、本庶佑先生は今現在、京都大学で小野薬品から毎年5000万円ずつ5年で2億5000万円もらって、小野薬品寄付の冠講座を名誉教授になられてもやっておられます。免疫を抑えない限りクラススイッチが起こることによってIgGによって起こる膠原病がIgEになってアレルギーとなり、さらに免疫寛容を起こして膠原病もアレルギーも一切治ってしまうと言っていれば、彼は小野薬品から一銭も研究費をもらうことはできなかったでしょう。もちろん本庶佑先生は多田富雄先生の免疫寛容の事実と理論を知らないわけではないので、アレルギーになれば膠原病が治ることも知っていらっしゃるはずです。だって死にぞこないのできの悪くなった私でも知っていることですから。))

    「それでは僕の病気はどうやって治すのですか」と重ねて尋ねたところ、「自然治癒しかありません」とのこと。(この“自然治癒しかない”という言葉は澤井さんがリウマチ治療の医療過誤でこの教授を告発すれば、必ず勝てる証拠です。自然治癒で治すことができるのに、つまり自分の自然な免疫の力で治すことができるのに、なぜ一生治らない病気にしてしまうかという訴訟を仮にすれば勝ってしまうでしょう。この教授先生が自信を持って自然治癒で治るということを言いきったのは彼が免疫の勉強をしているからです。ひょっとすればこの教授は私のレベルまで到達している方かもしれません。ワッハッハ!)

    担当医の答えに、「正直な人だな」との印象を持った自分の思いは、(彼は病院に来ているのは、自分の病気を治してもらうためであることをすっかり忘れ去ってしまったので、大学の先生が嘘をついていないと思うことの方がよほど感動的だったので、治してくれという強い思いよりも、正直だなという思いにとらわれてしまったのでしょう。(私は数え切れないほどの難病を治しましたが、このような難病患者を診察するたびに常に言う言葉があります。『私をいつまでも信用してくれてありがとう。私は治らない病気を治ると言い切ってたくさんの患者を集めて金儲けしているわけではありません。私は、私以外の全ての医者と同じように、嘘をついてお金儲けをしているのではありません。あなたの免疫で、つまりこの教授先生の言葉を借りれば、あなたの免疫の力で自然治癒をもたらす治療の邪魔をしないで治してあげます』と言っているだけです。『治すのは私ではなくて、あなたの免疫であるということを知ってください。あなたの免疫の手助けを私がしているだけです。その結果、報酬としてお金を頂いているだけです』と口が酸っぱくなるほど言い続けています。私は徹頭徹尾、正直を貫いています。なぜ正直をモットーとできるかというと、患者さんの免疫を信じているからです。)一方で「自然治癒しかないのに、何故、自身の免疫力を抑えるステロイドを服用しなければならないのか」という、素朴な疑問を黙らせてしまった。そして自分は、この素朴な疑問を黙らせてしまったことが、大きな間違いだったことに後日気づくこととなった。

    (黙らせるということは、一体どのような意味を持つのでしょうか?彼がこの教授先生に、病気についていくつか質問しただけでも、大した勇気であります。大学病院というところは教授になるかならないか、権力の取り合いという意味において白い巨塔であるのみならず、患者にとっては、生殺与奪の権を握られている独裁国家の権力の中枢のようなところであります。病気に関しては100%無知な患者は、医者に身を委ねる以外に取るべき手段はありません。医者に何を言われても、何をされても、ケンカになりません。医者と病気について議論しても、医者は患者を相手に赤子の手をひねるように好きなことが言えます。医者に反論するなどということはほとんど不可能です。それでもこれだけの質問を続けた澤井さんの勇気に乾杯です。

    澤井さんも『意識の流れ』の安江幸代さんの仲間のお一人ですから、既にリウマチについては色々と現在では理解しておられるのでありますが、その当時は医者の言いなりになるしか仕方がなかったのでしょうが、自然治癒で治ると言われた事実を、もっとその当時に深く考え続けてもらえば、これほど苦しまなくてもよかったのに、という思いがいつまでも残ります。もうひと押しして、「それでは自然治療で治してください!」と言えばよかったのにと、残念です。その教授先生の自然治癒はどのようなものであったかが判明したのに残念です。)

    1日10mgから始まった減薬は、1日7mg位になると再び壁に突き当たり、症状をぶり返させた。しばらく経過を観るも症状は好転せず、担当医から増薬を勧められた。(一度使ったステロイドを止めることはリバウンド、つまり症状の悪化を経験しないでは不可能です。免疫の遺伝子のみならず、全ての遺伝子はステロイドのDNAの転写因子のONをOFFに変えてしまった後、遺伝子が再びONに戻ることによって修復され、再び遺伝子の働きが取り戻され、戦いが始まりますから、症状が激しくなるので、はじめから症状を軽減するためにステロイドを使う意味は全くないのです。ステロイドが増えれば増えるほど症状を軽減するという当初の目的から、ますます離れていくわけです。言い換えれば、ステロイドを使うことは、現在の苦しみを未来に持ち越し、何倍かのサラ金よりも高い利子も払わなければならないということです。)
    地元病院でのステロイドの服用開始からは、既に1年を経過していた。その間、その副作用を監視するために、眼科への通院を続けていたが、眼の症状は思わしくなかった。白内障と共に、緑内障の症状も現れ、徐々に見えにくくなっていく自分の目に、一刻も早くステロイドとおさらばしたいとの思いは募った。

    (先ほど述べたように、ステロイドは免疫の遺伝子の働きを変えるのみならず、あらゆる器官や組織の遺伝子も変えてしまうので、ステロイド性白内障やステロイド性緑内障が発生するのです。リウマチ性多発筋痛症を治すわけでもないステロイドが、新しい取り返しのつかない重篤な遺伝子病を作ってしまうからこそ、私は医者が作る医原病が99%と言っているわけであります。

    世の中は民主主義であります。最大多数が真実を決めてしまいます。医療界は全ての病気の治療方針を、医者の最大多数で決めることができます。嘘であっても、さらに白日にさらされた嘘であっても、医療界が決めた最大多数の意見は、病気を作ろうが治そうが正しいのです。ワッハッハ!真実は最大多数で決まるわけではないのに、学問の世界においても最大多数によって全てが決められていることを考えれば、何のために学問があり何のために学問が真実を追求しているのかさえ分からなくなっていきます。

    なぜこのような愚かでおぞましい最大多数の間違った医療が行われ続けるのでしょうか?学問も最大多数という利害の俗界に堕落してしまったからです。学問もとうとう金儲けの手段になってしまいました。経済学などというのは、まさにアメリカが一番好む金儲けの手段を、学問という名で正当化する道具と成り下がってしまいました。金が金を産むという世界で一番賢いユダヤ人が最も好む理論が全ての真実を踏みにじってしまったのです。残念です。)

    「せっかくここまで減薬したのに」と思う自分は、担当医の増薬の勧めを断り、そのまま7mgで頑張ることとし、超ミネラル水、紅豆杉、還元陶板浴、食事療法と色々試しみるのだが、どれもはかばかしい結果を得ることは出来なかった。

    (愚かな患者は真実を知ろうとせずに、宣伝でお金儲けを企むあらゆる商品に手を出し始めます。今のこの瞬間にも、私の真実を知らない世界中の何千万人という難病患者が金儲けのカモになっています。このようなことが行われないために、医学があり免疫があるにもかかわらず、医者が率先して悪事をやり続けるものですから、金儲け以外に何の医学の知識もないサプリ業者や健康食品業者が鵜の目鷹の目で患者からお金をむしり取っています。医者が治せない病気をこのような業者が治せるわけはないと知りながらこのような商品を世界中の無知な患者が買い続けています。この責任はだれが取るべきでしょうか?当然医者であります。しかし原理原則を踏みにじっても、権力が医者の無責任さを庇護し続けるものですから、責任感のカケラも感ずることがなくなってしまいました。

    人類の歴史を通じてお金が全てを支配してきました。私もお金は大好きです。お金の魅力にはいかなる人も抵抗できません。お金があればほとんど全ての幸せが買えます。全ての人が欲しがるお金ですから、手に入れることが一番難しいのです。他人からお金を頂くというのは、だからこそ責任を果たして初めて許される行為であります。とりわけ医者は病気を治す責任を果たしてこそ、お金を報酬として貰うべきなのであります。現代の医療制度は治そうが治さまいが、何をやっても出来高払い制でお金が頂けるというのが間違いの根本であります。

    人間の遺伝子が利己的である限りは、人間が生きている限り、遺伝子は利己的であり続けるのでありますが、このような無責任な体制の矛盾は永遠に続くでしょう。それでも患者さんは自分の利己的な遺伝子を、医者という他人の利己的な遺伝子によって傷つけられないように賢くなる努力をすべきですが、大衆は努力が一番嫌いですからなかなか大衆に真実は伝わりそうもありません。残念です。)

    また、とにかくいつも首の調子が悪く、夜寝る時には色々と試す枕が枕元に十種類程積まれ、理髪店では、顔剃りの時などにイスに付いている枕を高くして、そおっとやって貰っていた。日常、自分の首が折れてしまうのではないかと、恐怖を感じる時さえあった。
    首の痛みについては、再三、担当医にも伝えていたのだが、治療する術を持たないというか、担当医の指示による整形外科での診察(レントゲン検査)結果が「異常なし」と出ていた事もあり、あまり取り合ってもらえなかった。

    (澤井さんが一番苦しんだのは、始めから終わりまで、頚部の痛みであります。この痛みをいかに対処するのかが医者の務めであるのにもかかわらず、誰も対応できないのが現代の医学であります。まさに頚部筋痛症である原因はヘルペスウイルスとの戦いを、澤井さんの免疫が激しくやっているからであります。悲しいことに、この事実を何千万人という世界中の医者はご存じありません。見えない敵を見つけ出すのが医者の仕事であり、医学の目的であります。病気は免疫と異物との戦いの結果生じた正しい症状でありますから、医者のやる仕事は敵さえ見つけ出せば、後は患者さんの免疫という力で相手をやっつければ、自然に症状は治癒してしまうのであります。

    現代文明において見いだせる敵は化学物質とウイルスと細菌だけであります。このような敵にも免疫が負けることはないので、寿命が極端に延びました。寿命が延びたために新たなる敵が出現し始めました。それが老化した遺伝子であります。生きる為に絶対に必要であった遺伝子が、年をとればとるほど癌で死ぬために必要になってきた時代であります。癌という自己を滅ぼす遺伝子には勝てるはずはないのです。この遺伝子を愚かにも変えようとしている不埒な集団が世界中に見られますが、またまた余計な邪魔を遺伝子に加えれば、ステロイドと同じく遺伝子から逆襲を受けることになるでしょう。

    それではなぜウイルスはいつまでもいつまでも人間の敵となり続けるのでしょうか?それはウイルスは人間の遺伝子に入り込んで、自分を増殖するために悪さをし続けるからです。つまり人間の遺伝子を変えることによって、利己的なウイルスの遺伝子を増やそうと目論むからであります。このウイルスの中で最も利口なウイルスがヘルペスウイルスであります。このヘルペスウイルスも自己の生存を図ると同時に、自己の帝国を人体の神経系に築きあげようとするのです。ところが免疫はそう易々とヘルペスウイルスの跳梁跋扈に甘んずることはしないのです。人間の免疫の遺伝子がウイルスの遺伝子に乗っ取られてしまうことは絶対にさせないのです。もちろんヘルペスウイルスもそのことはよく知っているうえに、人体を殺すほどの力も持っていないことは重々知っているのですが、それでもヘルペスウイルスは自己の増殖を図ろうとするものですから、人体の免疫が回復したときに簡単に見つけ出され、攻撃されてヘルペスウイルスも痛めつけられてしまうのです。ところがヘルペスウイルスはずる賢く、神経組織を自分の住処にしてるものですから、そこで戦いが始まると神経に炎症が起こり、炎症の度合いに応じて痛みが激しくなってしまうのです。この戦いを澤井さんの免疫が雄々しく華々しくやっていることを誰も知らなかったのです。もちろんレントゲンで分かるはずもありません。)

    担当医からは、ステロイドと併行して新たに免疫抑制剤(リウマトレックス)の服用を勧められ、一旦飲み始めたのだが、「免疫抑制剤」という言葉の響きはどうしても自分には受け容れがたく、その服用を中止した。「ステロイドでも副作用があるのに、免疫抑制剤なんてとんでもない」と思ったからだ。

    (澤井さんのように物事を直感的に理解できる知的な人たちがおられます。というよりも人間の体をありのままに自然に受け入れることがアプリオリ(先見的)に当然だと直感できる人たちです。意識の流れの人たちはこういう人たちの集団でありますが、自分の心の邪悪さを直感できる以上に、肉体の免疫の正しさも直感できる人たちなのです。正しい働きをしている免疫をどうして抑える必要があるのかと思うのは理の当然なのです。

    ところが彼らは医学には皆目無知ですから、リウマトレックスよりも遥かにステロイドの方が副作用が強いということを知らないところが知らぬが仏であります。この世に良い薬などは免疫の働きに比べれば何一つ存在しないのです。あえて良い薬を定義すれば、次のようになります。“免疫の働きを手助けする薬”であります。それは抗生物質であり、かつ抗ヘルペスウイルス剤であります。それではついでに良い医者とはどんな医者のことでしょう?私のように“患者の免疫を手助けしてあげる医者”であります。逆に一番悪い医者は、治る病気を治らないと宣告し、心をストレスの極みに落とし込み、さらに肉体の免疫を抑える薬を出し続ける医者であります。一言でいえば私以外の全ての医者が悪い医者であります。残念です。)

    そして、その間自分の言うことを聞かない患者に、怒りもせず付き合ってくれる担当医に、「高名な医師であるはずなのに優しい人だな」との印象を持った。

    (超一流大学の医学部の教授でいらっしゃる高名な医師であるにもかかわらず、自分の病気を治せない医者を優しい人だなと思って感心するところが、知らぬが仏です。私はいまでこそ怒らないように努力していますが、IQのみならずEQも高かった人間でありましたから、(今は随分アホになりましたが)患者さんが他の医者に間違った医療をして来られたら、腹が立ちます。

    EQとは何かを定義してあげましょう。自分の心の邪悪さも良心も理解でき、その理解力を持って他人の苦しみを共感し、憎むべきものは憎み、褒めるべきものは褒め、他人の幸せを自分の幸せと感ずることができる感情の力であります。人間は脳に刻印された記憶の量と、記憶の連環と、記憶の早出しだけで生きているのではありません。やはり心の知能であるEQも極めて大切なのです。

    天才的なIQを持った人間といえども現代のスーパーコンピューターには絶対に勝てないでしょう。これから先もまだまだIQが1000どころか、何万という高さのスパコンは作り続けられるでしょうが、EQは永遠に0でしょう。東大や京大の医学部に入り、教授になる先生方のIQは極めて高いでしょうが、患者の苦しみを共感し、何とかして治してあげようという心のEQは果たしてどれぐらい高いでしょうか?行儀作法として私は近頃怒ることはやめました。と同時に怒ることは損をすることだということもわかり、やめました。もちろん子供のころから優しさにおいては誰にも負けないものを持っていたものですが、IQやEQが増えるにつれて怒りも増えていきました。

    ちなみに死刑廃止論者が世界中に増えているようです。日本の法務大臣も死刑廃止論者の一人であるようですが、彼女に聞きたいのです。仮に自分の娘がレイプされて殺されたとしても、その犯人に怒りも感じず、さらに犯人に責任を取ってもらうために死刑を望むこともないのですか?と。もしそうであればこのような人たちはEQが0の人たちでしょう。

    よく言われます。“罪を憎んで人を憎まず”と。私なら次のように言いたいのです。“人を憎んで罪を憎まず”と。なぜならば、罪を犯すのは人自身であるからです。もちろん憎しみは何も生み出さないことは分かっています。しかしその憎しみはその罪を犯した人を罰することによってのみ、初めて薄められていくものです。さらに責任を取らせることによって心も休まります。これがEQの根本であります。

    世界は優しさで溢れているようです。自由も無限に溢れています。しかし責任というものがいつの間にかどこにも見出せなくなってしまいました。世界中を権利が闊歩しています。ところが人間としての義務がどこかに消えてしまいました。これから人間社会はどうなっていくのでしょうか?私にはわかりません。ただ私は医者として病気を治す責任は死ぬまで持ち続けるつもりです。)

    平成20年12月、約7ヶ月間を1日7mgで頑張ってみたが、どうにもならなかった。
    観念して担当医の増薬の勧めに応じ、10mgを服用したが、それでも思わしい結果は得られず、今度は15mgからの減薬開始となった。徐々にステロイドが効かなくなってきているのを感じた。

    (このような治療が某一流大学の某主任教授によって行われているのが、現代の医療のレベルです。こんな治療は場末のヤブ医者でもできる治療です。わざわざ長時間かけて長時間待って受ける医療ではありません。ところが一般大衆はブランドとしての権威の高さや建物の大きさと医者の数と設備の立派さに幻惑されてしまいます。このために費やされる国民の税金は何十兆円であります。病気も治さず繁栄を続けられるという業界が医療界であります。私の医院は医者は私一人で2階のビル開業で、大病院の立派さに比べると豚小屋みたいな所で、設備は何もないしがない医院です。なのにどうして私が難病を治すことができるのでしょうか?病気を治すのは私はではなく、私の薬でもなく、私の医院の設備でもなく、私の医院の立派さでもなく、患者さん自身であるからです。

    私は行ったことはないのですが、全国津々浦々にホテルも顔負けの立派な病院が乱立しています。設備も最新の高価なものであり、まるで設備が病気を治しているように見せかけています。膠原病を起こすのはIgEを作ってアレルギーで排除すべき敵を、IgGに逆クラススイッチをして戦うために生じるのです。それでは何がIgGの世界に落とし込むのでしょう?免疫を抑制するためです。それでは免疫抑制剤を飲んでいないにもかかわらず、何が免疫を抑制するのでしょうか?それは心のストレスであります。心のストレスに対抗するためにストレスホルモンである副腎皮質ホルモン、つまりステロイドホルモンを出し続けて遺伝子を変え続けるからであります。

    生まれつき化学物質を異物と認識するMHC遺伝子を持っているだけでは生じません。遺伝子は生まれて以来、短時間で変わるものではないのです。しかも化学物質は突然に体内に侵入してきたわけでもありません。なのにどうして澤井さんにリウマチ性多発筋痛症という膠原病が生じたのでしょうか?答えは簡単です。心のストレスであります。このストレスに対抗するためにステロイドホルモンを出し続けたためです。そして正しい遺伝子の発現がONにならなくてOFFになってしまったためです。この遺伝子が我が母校京都大学の名誉教授であられる本庶佑が見つけたAID遺伝子なのであります。そのためにリウマチになり、同時にヘルペスウイルスによる多発筋痛症にもなってしまったのです。ステロイドホルモンを出し続けると、免疫の働きが低下し続け、その間、ヘルペスウイルスが増殖し続け、免疫が回復するとともに戦いが始まり、筋痛症になってしまったのです。この膠原病とヘルペスを治すためには、自分の病気の原因である心のストレスをとればよいのです。まず自分の心の在り方に気付く必要があります。

    病院に行っても永遠に治らないのは当たり前のことなのです。病気の原因がステロイドホルモンを出し続けたのに、さらに追い打ちをかけるようにステロイドをたっぷり飲まされるわけですから、治るはずがないのです。この簡単な事実も世界中のどんな医者も気づいていないのです。人間の心は免疫の働きを同じように外側からは全く伺い知ることはできないので、病気は肉体の問題だと思われてきました。感染症が制圧された現代においては、現代の病気は膠原病とアレルギーとウイルス病と細菌感染症しかないのですが、相も変わらず医療界は病気の原因については暗黒の世界と変わりません。病気は症状としては肉体の不快さとしか認識されないので、心がどのように免疫に影響したかを問う人はこの世にはいません。病院の全ての検査も見えるデータだけを取ろうとするので、ますます見えない心がどれほど免疫を傷つけてきたかについては不問であります。ましてや病気の原因は過去の心のストレスであるということにも気がついている人は少ないのです。

    セリエのストレス学説が唱えられたのは、何十年も前のことであり、その頃はまだまだ膠原病は今ほど多くはありませんでした。ましてや免疫学とか遺伝学というのは揺籃期にありました。免疫学も遺伝学もここ20年で大爆発を遂げたのです。ましてや我が母校の京大の本庶佑が免疫のクラススイッチのAID遺伝子を見つけたのは2000年も終わりのころでした。今でもどのようにしてAID遺伝子が発現するかについては、まだまだ細かい点においては謎がいっぱいあります。免疫寛容の研究も最近どんどん活発に行われていますが、まだまだ解明されてはいないのです。

    私は学者でもなく一介の開業医にすぎないのですが、あらゆる膠原病を治し、あらゆるアレルギーを治すという事実を理論より先に見つけていたのです。この事実を武器にして大爆発した免疫学や遺伝学を勉強し始めたのです。私の一番大きな強みは、まず事実ありきであります。治った病気がどうして治るかを理論的に立証するために今もなお勉強を続けているのです。昔はステロイドの遺伝子に及ぼす影響などというのは誰も知りませんでした。ただただステロイドを入れれば膠原病は一時的に良くなるということが事実として知られていたのですが、その後長期にステロイドが使われ続けると、副作用で元の膠原病よりもひどい病気で苦しまざるを得なくなるということも事実として分かってきたのです。これらのステロイドの効能や副作用が遺伝子レベルで解明され始めたのです。このような事実を勉強する中で、膠原病が免疫を抑えることによって逆クラススイッチされて生ずるということも分かってきたのです。この事実を知っているのも世界で私だけだと自任しています。だからこそ澤井さんのリウマチ性多発筋痛症を治すことができるのです。)

    1ヶ月後、眼科に通院した際、網膜剥離が見つかった。その2日前に自分の怒りで額を強打したのが原因だった。眼科医によれば、網膜が薄くなってしまっているので、強い衝撃を受けると、直ぐに網膜が剥離してしまうとのこと。

    (どうして澤井さんが自分の怒りで額を強打したのかを知りたいものです。さらにどうして網膜が薄くなったのかも知りたいものです。澤井さんはとめどなく出てくる怒りを昔から感じていらっしゃったようです。この手記の最後の方に澤井さんご自身が書かれているように、彼は子供のころから訳の分からない怒りをよく感じておられたようです。この怒りの出どころは簡単に説明することができます。自分の思いが満たされないからです。自分の願望や他人が自分に対して要求する望みに答えられないために、現実と自分の心とのギャップが大きくなるときに、人は怒りや嫉妬や憤りを感じることによって対応しようとするのです。一言で言うと、現実と心の思いのギャップを正しく埋めるすべを知らなかったからです。このように常に満たされない心の思いが何か特別な真実を求める心の働きをもたらし、この動機が彼が意識の流れに参加されるきっかけとなったのでしょう。このギャップを埋める為に、心は永遠であるという思いに到達することになったのでしょう。しかし、肉体が生まれて初めて意識が生まれるものですから、結局は肉が滅びれば、心も滅びるだけのことであり、何も意識が永遠であるわけではないのです。

    元来、無限の快楽を求めようとする心の欲望は、常に満たされることはまずあり得ないのです。ただ心の欲望により近い現実を手に入れることができても、その現実は当たり前となり、新たなる心の欲望を満たすことができないのです。だからこそますます永遠不滅の真実を求めようとするのですが、元来、そんな真実はありようがないのです。心も現実も時間の中で瞬間瞬間に千変万化するものであり、とどめることができないのです。従って永遠不滅の真実などというのは勝手に思い込んでいるだけなのです。

    免疫の遺伝子の真実も、これから長い時間の中にどのように変化し進化していくかは誰も予言できません。私の言っている免疫の真実もあくまでも現在の人間の免疫の遺伝子が奏でる真実に過ぎないのです。時代の移り変わりと共に、人間も遺伝子も進化し、免疫の遺伝子の真実も変化していくものなのです。

    幸せも時代によって変わり、人間が求める喜びも変わっていきます。それでも人間が求めるものは必ず出てきます。その求めるものをたっぷりと持つ幸せを享受している人々が必ずいるものです。自分が心から欲しがっているものを持っている人の喜びを、自分の心で感じ取ってあげることが、人間として永遠不滅の喜びとなるのです。普通の人はこの域まで達することは極めて難しいででしょうが、『意識の流れ』の皆さんはそれがいとも簡単にできる人たちだと信じてやみません。さて本論に戻りましょう。

    自閉症の患者さんには自傷行為が多いようですが、彼には全く関係ありません。子供の 頃から、今説明したような願望が満たされないために生ずる何らかの怒りの故に、その感情を放出するために顔を知らず知らずのうちに叩いておられたから、既に振動で網膜が眼底から剥がれやすくなっていたのでしょう。眼科医が言うように、何も網膜が薄くなる原因はなかったはずです。

    医者は患者に何かの病気の症状を説明するときには、必ず原因を説明すべきです。この原因を解明することが常に学問の基礎であります。にもかかわらず原因不明だと言い切って間違った免疫抑制の薬を出し続けるのです。原因が解明されずしてどうして病気を治すことができるのでしょうか?不可能です。医者はこのような病気の原因を求める医学を実践する輩でありますが、残念ながらその努力を放棄し、薬の売人に堕落してしまっています。私は常に医学も含めて全ての分野にわたって、疑問を見つけ出せばその答えを追究する努力をしています。そのひとつがまさに自己免疫疾患は医者が作り上げた嘘であり、あり得ない病気であるという結論を出すことができたのです。そのためには常に寸暇を惜しんで勉強する必要があります。一生私は真実を求め続けることを誓います。)

    その数十日後、今度は特に衝撃を受けていないのに、又しても網膜剥離が見つかった。眼の病状は悪化の一途を辿っていた。(私はこれまで、アトピーの患者さんで網膜剥離を起こす人達を見てきました。医者に搔くなと言われて、顔を叩いたことが原因であります。澤井さんはアトピーではないので、顔を叩き続けることはありませんが、自分への怒りのために額を強打することが、網膜が剥離するほど振動を与え続けたかについては少し疑問が残ります。)

    大学病院の担当医からは「ステロイドは副作用が多いので、少しでも副作用の少ない免疫抑制剤に切り替えようとしていたのだ」と告げられ、とうとう免疫抑制剤を服用することとなった。(高名な教授がステロイドを止めて免疫抑制剤に切り替えようと言ったのは、膠原病が良くならないのは、自分が使ったステロイドが原因だと気づいている節があります。)

    担当医の勧めてくれる「リウマトレックス」は、週に一度だけ朝夕と翌朝に服用というとても変則的な薬のため、普通の薬でも飲み忘れの多い自分には、とてもキチンとした服用は無理だと思い、同じ免疫抑制剤でも毎日服用の「プログラフ」という薬にして貰った。
    免疫抑制剤はとても高価な薬だった。週に3回分のリウマトレックスでも高価なのに、プログラフは週に7回分なのでビックリする程高く、いつもの病院前の薬局で3週間分の薬代を支払うのに、持ち合わせの現金では足らずにカード払いをした。

    (プログラフは、今は無くなった藤沢薬品が開発した臓器移植の拒絶反応を防ぐ特効薬といわれる免疫抑制剤であり、ステロイドと同じく免疫の発現をDNAからmRNAに転写する因子を抑制して異物を排除させまいとする薬であります。免疫のタンパクを作るためには、遺伝子のDNAにタンパクを作らせる命令を発動させるためには、その命令をmRNAに移し替える必要があります。この時に必要なのが転写因子の働きであります。この転写因子が働かない限り、免疫の遺伝子の発動ができなくなり、免疫の働きも発揮できなくなるのです。

    過去においても現在においても未来においても、開発可能な新しい薬は全て免疫の発動を抑える薬であります。医学者や薬学者はどうしてこんな愚かなことをやり続けるのでしょうか?それはハナから遺伝子が悪者であると決めつけかかっているからです。つまり症状を起こす遺伝子が間違っていると思い込んでいるからです。

    私の医学の原点は、38億年かかって作られた生命と死を操る細胞の遺伝子は全て正しい、つまり変えてはならないという点であります。遺伝子こそ神であり、時間こそ神であるという考え方であります。無限の時間という神と、遺伝子という神とによって支配されている免疫の働きは絶対に正しいという考え方です。つまり人間の愚かな知恵は38億年の時間の試練を絶対に越えられないという考え方です。神に対しては決して反逆してはならないのです。一時的に反逆しても必ず仕返しを食らうだけです。とりわけ、失われた時間は絶対に絶対に取り戻すことができないのです。ましてや取り戻すことができない時間の中で作り上げられた遺伝子を変えることは、許しがたい傲慢なのです。たまたま進化のわずかの時間の中でずる賢い頭を作り上げた人間の猿知恵は38億年の免疫の遺伝子の進化には決して勝るものではないことを学者は全く気がついていないのです。免疫の遺伝子の働きは絶対不変のものでありますが、愚かな独りよがりな瞬間的なニヒリスティックな気まぐれな定まらない人間の心と頭脳は“あぶく”みたいなものです。それぐらいに人間の心と頭脳は信頼できないのです。まるで嘘をつくために心と頭があるといっても過言ではありません。それは生命体としての人間は快楽を第一義的に考え、遺伝子の絶対性などというものは、まるで考慮に値しないからです。従って一時的にステロイドや他の免疫抑制剤で遺伝子を変えても、それを短時間のうちに元の遺伝子に修復してしまうのです。

    ただ臓器移植の場合は、生命を維持するために仕方なく免疫の反逆に抗って行われるものでありますが、膠原病の場合は生命を維持しようとする正しい反応を抑えているので、意味が異なります。異物との戦いが自然に免疫の働きによって終結し、共存できるという免疫の働きを起こさないようにしているところが膠原病の治療の一番間違った点なのです。

    一方、移植臓器を拒絶しようというのも、元々免疫はハナから進化の中で想定していなかったのです。臓器移植が必要であるということになれば、MHC遺伝子もおそらく進化の中で作られることはなかったはずです。ただMHC遺伝子があるからこそ感染症を起こす敵を簡単に認識し、殺し去ることが可能であったからこそ人類はウイルスや細菌から守られ、営々と生命の営みを続けることができたのです。異物を認識するシステムとしてMHC遺伝子に勝る遺伝子を生み出すことは不可能だったのです。一度、医学者に考えてもらいたいことがあるのです。MHC遺伝子がなくて、どのようにして感染症から身を守ることができるのか、と。従って拒絶反応は正しい免疫の働きであるのですが、アレルギー・膠原病は正しい免疫の働きに加えて、さらに最後は異物と共存できるという答えを免疫の遺伝子の中に内蔵されていることを強調しておきたいのであります。)

    このプログラフがまた凄い薬だった。

    (この薬も結局は異物が体内に入った時に、それを排除するために遺伝子に異物が入ったという情報を伝えるときに、この情報を無理やりカットするために、今はなき藤沢薬品がカビから作った免疫抑制剤であります。藤沢薬品は製薬メーカーの世界戦略の結果、現在はアステラス製薬に変わってしまいました。いずれにしろ、全ての薬は膠原病の薬を含めて、遺伝子を悪者扱いにしてこの遺伝子の働きを止める薬しか作れないのです。この世に遺伝子の働きを良くする薬というのはこれからも永遠に作ることはできないのです。顔を良くする薬、才能を伸ばす薬、記憶力を良くする薬、体格を良くする薬、ましてや心を良くする薬などというのは、絶対に作ることはできないのと同じです。それは遺伝子を即座に変える薬は作れても必ず修復されてしまうからです。遺伝子は変わらないわけではありません。しかし飲んだ薬が一瞬にして遺伝子を変えても、永遠に変え続けることは不可能なのです。進化という気が遠くなる無限の時間の中で徐々に徐々に必要に応じて変えることはできるのですが、それには何100万年、何億年の時間が必要なのです。

    話は変わりますが、今をときめく我が母校の山中伸弥教授が作ったiPSについても同じことが言えます。一時的にウイルスの遺伝子を3~4種類を体細胞の遺伝子に入れて、万能細胞を作ってみたところで、必ず変えられた細胞の遺伝子は元の遺伝子に戻ろうとする修復のメカニズムを内蔵しているはずですから、iPSを使った再生医療は必ず失敗に終わるだろうと考えています。)

    当初、所要量の半分でスタートした時は、それ程でもなかったのだが、所要量を飲み始めると、以前から調子の悪かった首が痛いというか、パンパンに張った様に感じ、自分がうわついてせり上がっていく様な感覚になった。血圧を測ってみると、元来血圧は決して高い方ではなかった自分の血圧が、上が160、下が110にまで跳ね上がってしまっていた。

    (プログラフは商品名であり、薬の一般名としてはタクロリムスといわれます。タクロリムスの専門的な働きについて少し述べておきましょう。タクロリムスは細胞内でまずFKBP (FK506 binding protein) と複合体を形成し、これがさらにカルシニューリンに結合します。カルシニューリンは異物が入ったという情報を核に伝える役割をします。ところがプログラフはカルシニューリンの働きである、トランスクリプション・ファクターという既に述べた転写因子の働きを阻害して、その情報が遺伝子に伝わらないようにして、インターロイキン2(IL-2)に代表される種々のサイトカインの発現を抑制してしまうのです。細胞傷害性T細胞の分化増殖を抑制、細胞性免疫・体液性免疫の両方を抑制し、人体にとって最大の敵である他人の臓器をも拒絶することもできなくしてしまうのです。

    ここでプログラフが抑制する種々のサイトカインの中で最も重要なIL-2の働きについて述べておきましょう。IL-2というのは最も大切な細胞増殖因子で、あらゆる高等免疫の細胞が作り出し、このIL-2がなければ免疫の戦いは事実上不可能になると言ってもいいぐらいの、最重要のサイトカインであります。まず先天免疫の最も華々しい活躍をする大食細胞が作り、殺し屋専門であるナチュラルキラーT細胞(NK細胞)も作り、さらに後天免疫の中心プレイヤーであるヘルパー1T細胞(Th1)も作ります。しかしながらNK細胞もTh1も、作ることは作れるのですが、増殖因子であるIL-2を認識して増える為にはIL-2レセプターが必要なのですが、自分の細胞には初めはほとんどこのレセプターはないのです。まずNK細胞がこのレセプターを増やすためには大食細胞が作り出すTNF-αというサイトカインが必要なのです。一方、ヘルパー1T細胞も、このIL-2のレセプターを増やすためには抗原提示細胞である樹枝状細胞に刺激されなければならないのです。プログラフはこの樹枝状細胞からの情報によって刺激されても、その刺激を核に伝えることを妨害して、IL-2を作ることをさせないのです。そうすると、Th1細胞は増えることができないので、異物が入っても異物が入っていない状態にとどめることができるのです。そうすると炎症が起こらずして痛みも起こらないというわけです。さらにIL-2がなければ、NK細胞も増殖することができず、ウイルスが感染した細胞も殺すことができなくなり、人体はウイルスの天国となってしまいます。)

    眼科へ通院すると、「眼底出血している。何を飲んだのか」と言われ、そのことを大学病院の担当医にも言うのだが、プログラフを飲み続ける様に言われた。

    (澤井さんが苦しんでいる様々の症状は、一筋縄では説明できません。血圧が上がること、眼底出血が生じること、首の痛みがますますひどくなることを、一元的に説明することは極めて難しいのです。それはあるひとつ症状に関わっている免疫の発現をはじめから終わりまで完璧に説明することは、現代の細胞分子遺伝学を駆使しても有機的に正しく述べることは不可能であります。これらの症状が出現するまでに、彼が複雑極まりない精巧な免疫の遺伝子を変え続けてきた様々な免疫抑制剤、まずロキソニン、ステロイド、プログラフなどの作用を正確につぶさに述べることも不可能なのです。

    薬学者や医学者はいかにも薬の作用について知っているような顔をしていますが、作用機序が分からない薬はゴマンとあります。ましてや医者は薬を作ることにはまるでタッチしていないので、薬屋の言いなりになり下がらざるを得ないのです。とどのつまりは全ての薬は遺伝子を一時的に改悪するだけで、どの遺伝子を変えたのか誰もわからないのです。ステロイドが遺伝子の発現をもたらす転写因子を変えてしまうことによって炎症を止めると、繰り返し述べていますが、どの遺伝子のどの部分のDNAの転写因子を変えているのかも分かっているわけではありません。確かにDNAの塩基配列が30億対ということは分かり、さらに遺伝子が2万強あるということも分かったのですが、どの遺伝子が免疫のどの働きを表現しているのか、実をいえばまだまだ分かっていないのです。

    さらに人間の遺伝子の発現は、単に塩基配列だけで決まるだけではなく、後天的な影響によっても遺伝子の発現が大きく変わるということが分かってきました。このような働きを研究する学問をエピジェネティックス(後成遺伝学)といいます。人間は神なる遺伝子まで理解したとうぬぼれていますが、いやそれどころか破廉恥にも遺伝子を変えようとする傲慢さまで発揮しだしましたが、倫理的な意味においてもまた真理を追究する科学的な意味においても、絶対に人間の遺伝子を変えることは許されないのであります。

    ただ一つ例外があります。死ぬか生きるかのときには一時的に遺伝子を変えることは仕方のないことです。それがステロイドなのです。ましてや一時的に遺伝子工学を利用して、遺伝子を操ることは許されないのです。例え一時的に人間にとって都合のよい快適な状態を作りだしても、遺伝子の改変が永遠に続くことも保証がない上に、さらにその遺伝子の改変によって他の遺伝子にどのような悪影響があるかも知られない時に、遺伝子を触ることは許されないのです。

    ステロイドは一時期、ミラクルドラッグと呼ばれたことがあります。ところが当初はステロイドが免疫の遺伝子を変えることによってのみ一時的には快楽を生み出すことは長い間分からなかったのです。同じように再生医療という大義名分のもとに、一時的に人間の遺伝子を弄ぶことはおそらく最後に手ひどいしっぺ返しを食らうことになるでしょう。それは一時的に変えられた遺伝子は必ず元に戻そうとする働きを遺伝子全体に内蔵されているからであるということは既に述べました。遺伝子がそうたやすく変えられては38億年の絶対的な時間の意味がなくなってしまいます。皮肉な言い方をすれば、遺伝子を変えることは生命に対する挑戦ということになるでしょう。

    人間の遺伝子を変えることは植物の品種改良とは意味が全く異なります。人食い人種のように人間を単に食べ物として見るならば、人種改良と品種改良は同じでしょうが。人間はそれぞれが一人の人間として価値があるのです。人間の遺伝子を科学の対象にしてはいけないのです。)

    首の具合も悪く、自分の中では、やっぱり免疫抑制剤も駄目だと思え、「このままでは薬に殺される」と思った。さりとて他にこれといったものは見あたらず、どうすればよいのかと、八方塞がりで困り果てていたところに、共に心の学びをしている仲間の安江さんが、電話をかけて来てくれた。

    (私は松本医院を開院して20数年間で延べ何10万人の患者さんを診てきました。その中で他の医者が誰も気づかない医療についての真実を数多く知ることができるようになりました。まず第一は「病気とは何か」を知ったことです。病気とは人体にとって必要な5大栄養素と水と酸素以外の異物が人体に侵入したときに、それらを排除しようとする免疫の正しい戦いが病気でありますから、病気は最高に良いことであるということです。悪いのは異物であります。現代の飲食物に否が応でも入ってくる最大最悪の異物が文明が作った化学物質であります。次に風邪のウイルスとヘルペスウイルスであります。このような敵には免疫は絶対に負けることがないので、必ず殺すか封じ込めるか共存するかによって正しく処理できるので、これらの異物との戦いに敗北して死ぬことは絶対ないということがわかったのです。

    さて、病気の重篤度は二つの因子によって決まります。ひとつは免疫の強さであります。2つ目は異物の量であります。犯罪者が大量に異物を被害者にこっそりと放りこまない限りは、異物が人の免疫を打倒し、死をもたらすことは絶対にありません。ところが現代の医療は免疫抑制剤オンリーでありますから、排除しようとする敵との戦いを免疫を抑制して一時的に患者を騙して快楽を与えます。ところが人間が死なない限り免疫の遺伝子は再び修復を行い、再び戦いを始めます。それまでに大量の化学物質が体内に貯蔵されていますから、免疫が復活したときに許容範囲以上の化学物質と戦いを始めねばなりません。しかも免疫の働きは無理やりに遺伝子を眠らされていただけですから、修復によって眠りから覚めた免疫が一挙に戦いを始めだします。と同時に、毎日骨髄で作られる何千億という免疫の細胞が加勢し、免疫と異物との戦いがさらに激しくなります。これが免疫のリバウンド現象(反跳現象)と言われるものです。この反跳現象が激しくなればなるほど病気が重篤と言えるのです。この最高度の重篤な病気を持った患者さんを二十数年間治してきたのです。つまり私は世界で一番重篤な患者を診察し、治してきたのです。にもかかわらず誰も殺したことはないのです。どうしてでしょうか?結局はこのような大量の化学物質を敵にしても、免疫が、いや免疫のみならず人体の総力戦が敵に敗北することはないということが分かったのです。敵がいくら増えても免疫がどれだけ瞬間的に高まっても、戦いで死ぬことは絶対にないのです。

    それでは人はどうして病気で死ぬのでしょうか?答えは一つです。免疫を抑えるからです。ということも分かったのです。死ぬわけではない病気に長期に漫然と金を儲ける為と、患者に一時的な快楽を与える為に使ってきたステロイドをはじめとする免疫抑制剤が死への第一歩となるのです。免疫を抑制する薬は死ぬ時にしか使ってはならないにもかかわらず、人体を防御する免疫の遺伝子のみならず、あらゆる人体を構成している細胞の遺伝子を変えることによって人体の防衛力を弱め、人体の全ての他の生きる戦いのためにある遺伝子を変えてしまったからであります。そして訳の分からない病気で死んでしまうのです。

    さらに化学物質などの異物がアレルギーや膠原病の原因でありますから、治すこともできない製薬メーカーの作った化学物質が、まさに新たなるアレルギーを起こし、膠原病を起こしてしまうのです。一方で免疫を抑えながら、他方でこのような新たなる薬という異物を入れ続けられた患者の人体はたまったものではありません。異物との戦いで排除するという正しい戦いを抑える一方、正しい細胞の遺伝子は毎日薬によって変えられ続け、かつその薬という化学物質が排除されないどころか蓄積していくときに、説明不可能な訳の分からない病気になって死んでいく以外に道があるでしょうか?これが現代の医療の真実であるということも分かってしまったのです。

    さらに全国津々浦々の大学病院から来る患者さんたちの、病名は聞いたこともない全ての難病の人の全てを診たと言っても過言ではありません。見たこともない聞いたこともない病名を持った患者さんをどうして治すことができたのでしょうか?私が治したのは病名ではないのです。このような患者さんの病名は医学界という権力集団が無知なる学者たちの総意で勝手に決めただけであって、何も病気の本質を伝える病名ではなかったからです。
    医学の本質は『どうしてこのような病気が生まれたのか』を解明することです。つまり免疫が戦っている敵が何であるかということを明らかにすることです。もう私は何百回も繰り返して伝えたように、敵は異物であり化学物質とウイルスと細菌しかないわけですから、この原因を明らかにすれば病名などに惑わされずに簡単に治すことができていましたから、何も病名に驚くことはなかったのです。従って病名の如何にかかわらず、私は全ての病気を治すことができたのです。もちろん治したのは患者さんの免疫であるのは言うまでもないことです。

    このような人たちは私の誠実なホームページを見てやって来られます。東大の医学部の先生も来られたことがあります。このような華々しい聞いたこともない病名を持った患者さんの全てを治しきったと断言したのは、病名は病気の本質を語っているものではないからです。おどろおどろしい病名は患者を怖がらせ、医者が好き放題にするために用いる武器であるに過ぎないのです。病名は本来、病気の本質、つまり何が原因であるかを示すべきものです。医者はその原因を解明し、その病気の治し方を明らかにし、治していくものであります。

    もちろん言うまでもなく病気の原因を明らかにするのは『免疫学』であります。この20年間で目覚ましい発展を遂げた免疫学を、私は独学で勉強を続け、現代の病気の原因は化学物質とウイルスと細菌しかないということが分かったのです。と同時にこの世に原因不明の病気もあり得ないし、犯罪を仕掛けられない限りは、免疫が負けてしまうような恐るべき原因があるわけではないということも繰り返し述べておきましょう。)

    彼女は、長年関節リウマチに苦しんでいて、いつの間にか1級障害者にもなっていると言う。その彼女が、自分の駄目になってしまった関節を人工関節に入れ替えようと、どこの病院にしようかとインターネットで色々調べる中で、「松本医院」という開業医を見つけたという。
    自分はまだ通院し出して間が無く、当初はある程度よい結果が出たら、僕(澤井)にも教えようと思っていたらしいのだが、それが何故か「もう教えてしまおう」という思いになったので、電話をくれたとのことだった。(安江幸代さんのリウマチの治療はもう既に終わっています。安江さんの手記と私のコメントはここを読んでください。安江さんは心で肉体の免疫を支配し、実に簡単に私の理論を実践されて免疫のクラススイッチを行ってリウマチを治してしまわれました。安江さんの心の在り方は、自分の心で免疫を抑制することが絶対にないという心の在り方です。言い換えると、ストレスホルモンである副腎皮質ホルモンを一切出す必要がなかった心の持ち主であるといえる人です。別の言い方をすると現実と欲望とのギャップが全くない人とも言える方です。つまり世界一幸せな方です。ひょっとすれば安江さんという方にとって不幸と幸せは同一かもしれません。)

    彼女のこの心変わりが非常に有り難かった。本当に困り果てていた僕が、結果的に彼女からの電話のおかげで、プログラフの服用を、大学病院の担当医から続行を言われたわずか3日後に、中止する事が出来たからだ。(『意識の流れ』のメンバーでいらっしゃるお二方は、私が最も強い印象を常に受けている方です。私と『意識の流れ』の方の考え方は大きく異なるところがあります。それは、私は物事を常に論理的に考えようとする立場にいるからです。医学は38億年かけて進化した肉体の免疫の合目的論理を追究し続けることが病気を治す唯一の道であるからです。しかし心は論理とは乖離している側面があります。私はどうしても頭で論理で心を支配しようとします。『意識の流れ』の彼らにとっては心の方が頭脳よりも大切であります。頭で幸せを感ずるのではなくて、心で幸せを感ずるものであるからでしょう。)

    彼女は電話の中で、自分は松本医院のホームページを読み始めた途端、涙が溢れて、食い入る様に読み込んで行ってしまったこと。(安江さんは私と違って心と頭が一体になっている人なのでしょう。直感力の優れたお方ですから、頭と心が同居しているのでしょう。私がホームページに書いている病気の理論は全て頭脳から生まれたものであります。正しい論理を納得したからといって、涙が出るものではありません。20年間もの『意識の流れ』の中での心の内省が脳の論理と心の感性が一致した方なので、涙を出されたのでしょう。)

    その理論が本当に本物に思えること。そして何よりも、その治療を受けてみようと思うのであれば、ホームページを熟読して松本理論をよく理解し、しっかりと決意して治療を受けなくてはならないことを伝えてくれた。(松本理論はとどのつまりは、膠原病は免疫を抑えることによって生じ、免疫を抑え続ける現代の治療では治らないことを証明して見せたものです。ただ免疫を抑えるのは薬だけではなくて、知らぬ間に自分の心で肉体の免疫を抑制し、アレルギーになるべきものを膠原病に変えたに過ぎないということを述べているのです。従って膠原病を治すためには免疫を刺激し、自分の心で免疫を抑えない限りは治るというだけの話です。ただ澤井さんの場合は、ヘルペスウイルスとの戦いが同時に行われていますから、ヘルペスウイルスを殺そうとしているのは様々な痛みの症状であるので、これを理解してヘルペスによる痛みが我慢できなければ抗ヘルペス剤を飲むことをやる必要があります。しかし抗ヘルペス剤はヘルペスウイルスを殺すことはできないので、結局は自分の免疫で殺すしかないので、やはり免疫を上げる以外には道はないのです。この間、リウマチの痛みとヘルペスの痛みをどこまで我慢できるかが勝敗の要となります。言えることは人は痛みで死ぬことは絶対ないということを知れば、理性のある人は簡単に乗り切れます。と私は理解しています。もちろん安江さんもヘルペスとの戦いによる様々な症状がありました。結局リウマチの正しい病名は、リウマチ性多発筋痛症なのでしょう。)

    翌日、松本医院のホームページを読みふけった。前述の「大学病院の担当医へ尋ねそびれた疑問」が解けた。ステロイドや免疫抑制剤を服用する事は、その場の症状を誤魔化すだけのもので、治療と呼べる様なものではなく、むしろその正反対の事だと判った。(『意識の流れ』の人たちに共通することは、皆さんが素直でいらっしゃるという点です。言い換えると、心に飾りがなく、ありのままであり正直で穏やかで人に逆らうことがなく、物事をまっすぐ滞りなく見ることができる人です。理想的な人たちの集団です。私は理論を言いすぎなので角を立てることがしばしばあるだけでなく、穏やかさを失い、結果的に見かけ上、人と言い争うことがあり、さらに人を支配しようとする傾向が強いので、反省しない限りは素直な人間とはいえないかもしれません。私も『意識の流れ』に入って自分の心を眺め続ければ、本当の素直さを取り戻せるでしょうか?ワッハッハ!)

    何故、「このような事が治療と称して公然と行われているのか」と、新たな疑問が沸き、「病気や免疫というものに対する医学界の根本的な認識が間違っているのではないか。もし、そうであるならば余りにもお粗末過ぎるし、逆に、正しく認識された上で行われているのなら、それは余りにも悪意に満ちている。業界擁護は世の常ではあるが、生命に直結する医療の場において、それがまかり通る事は非常に問題だ。」と思うと共に、「しかし、患者側の本質に目を向けずに、取りあえずその場を逃れればよいとの思いが、現在の医療を求めてしまっているのかも知れない」と思った。そして、プログラフ服用を中止した。

    (はじめに書いたように、澤井さんは正直で素直で物事の本質を見抜ける頭の良い人です。このような人を好きにならざるを得ません。ここで書かれた文章の中身も簡潔で、私が常に伝えている内容と100%同じです。確かに金を払っている患者さんは病気を治してもらうためであって、一時しのぎの麻薬を入れに行っているわけではないので、責任はやはり医者が取るべきです。世の中は全て金で動いているわけですから、しかも金は万能でありますから、出したくないお金を取られて、お金を出した方が責任を取らざるをえないようなシステムは潰すべきです。私は頭が先行する原理真理主義者でありますから、どうしても過激なことを言わざるを得なくなるのは致し方ありません。私も医者でありますが、私の生き方は常に伝えているように「目的を果たして報酬として何よりも大事なお金をもらう」という生き方です。このような生き方をしている人間にとっては、それこそ現代の医療は犯罪性に溢れています。その犯罪性を誰も追究する力がないので、それができるのは私一人ですから、このような過激な発言となるのです。

    この世の中の出来事や人間を評価する際に必要で正当な判断力は、その人の持っている器量というものです。器量とは他人以上の優れた能力を意味します。大衆は医療に関しては無知ですし、いや医療だけではありません。全ての分野で無知であるからこそ他人を評価したり他人を批判したり、自分の考えを堂々と述べることができないのです。私は20年間も死を望み続けたほどに挫折のどん底を這いずりまわってきた人間でありますけれども、『意識の流れ』の人に負けないほど勉強を続け自分の心の汚れを見続け、掃除し続け、かつ自分の能力を磨き続け、全ての事物に興味を持ち、勉強し続けてきたので、このような文章も自信を持って書き続けることができるのです。65歳の死にぞこないの医者ですが、心根は常に真実を求め続ける情熱で溢れています。真実だけを愛し、真実だけに愛される生き方をしております。もちろん真実を愛し真実に愛されることによって得られるお金も大好きです!だからこそ努力もするわけです。このような地道な努力を続けてきたために「この世に治らない病気はない」とか「俺の治せない病気はない」とか「この世に怖い病気は一つもない」とか「他の医者は病気を作っているだけだ」などの大言壮語を自信を持って吐くことができるのです。この自信を支え続けているのは真実だけしかないのです。)

    2日後、松本医院に電話をした。しばらく待つと、安江さんから聞いてはいたが、本当に松本先生本人が電話に出て話を聞いてくれるので驚いた。(当院の電話には私のホームページを読んだ日本全国の難病患者から電話が入ってきます。初診の前の電話ですから、私は電話を取る義務はありませんが、近頃は素直になってくそ忙しくても話を聞いてあげるようになりました。こんな医者も世界中探しても誰もいないでしょう。もちろん私のホームページに強く心を動かされる人だけが電話をするわけですから、私のような全ての病気を治せると豪語できる医者が他には誰もいないので、電話をする人もいるわけはないのですが。)

    松本先生は、「本当に治したいのなら、自分のホームページをしっかりと読み込んで、ゴチャゴチャ言ってないで、とにかく通院してくる様に」と、「必ず直るから」と、端的に答えて下さった。

    (この通りです。私のホームページが嘘であると思うならば来る必要はないのです。私のホームページが真実であると判断できる、真実か嘘かを判断できる心と頭脳を持った、器量の高い人だけが決断し選択できる医院が松本医院なのです。私に一点の疑問も感じない患者さんは安江幸代さん以後、誰も出てきてはいませんが、それでも何回も私のホームページを読めば読むほど、素直な心の持ち主は安江さんの域に到達できるはずです。医者が患者を騙すのは金儲けだけです。私は世界一金が大好きですが(?)人を騙して金を儲ける魂胆はこれっぽっちもありません。私は能力があるので、人を騙して金を儲ける必要がありませんし、人を騙して大金を得たとしても心の幸せは絶対に得られないということも分かっております。

    私は若い時から自殺を常に考えていたにもかかわらず、自分一人の実力で飯を食ってきました。その間、私の培った英語力は才能はもとより他の誰にも負けないと自負しています。英語で書かれた医学書を私ほど簡単に日本語同然に読める医者はこの日本にはいないと思っているぐらいです。ちなみに私が毎朝愛読している新聞は“The Japan Times”です。医者でThe Japan Timesを邦字新聞並に読める人を探し出すことはほとんど不可能でしょう。英語を喋るのは慣れていないので下手ですが、読み書きが自由に操れるというのも私の自慢の一つです。私が開業したきっかけは医院がつぶれたら、英語の受験予備校を開こうという思いがあったからです。しかし残念ながら松本医院はつぶれそうもないので、英語の受験予備校の開校もほど遠い話となってしまいました。残念です。アッハッハ!)

    平成21年5月24日、初めて松本医院へ通院した。
    松本先生はとにかくよく喋る人だった。自分も大概よく喋る人間なのだが、その自分が全く太刀打ち出来ないと思った。でも、自分にはその人の余り綺麗とは言えない話しぶりが、とても愛すべき人に思え、何よりも本当のことを言ってくれている様に思えた。(私も彼に出会った途端に、彼が正直で頭の良い素敵な人だということは分かってしまいました。同じことを彼も私に感じてくれていたことを嬉しいと思うのですが、何よりも彼が私を正直者だと見てとってくれたことが一番の喜びです。正直こそが真実への出発点であるからです。)

    松本先生は、鍼灸治療、漢方煎じ薬と白い錠剤(この白い錠剤は後日、ベルクスロンというヘルペスの薬であったことを知った)の服用、そして漢方薬湯の入浴を処方して下さると共に、免疫抑制剤と併行して服用していたステロイド(10mg)の7.5mgへの減薬を指示して下さった。(彼の免疫は化学物質と戦いリウマチとなり、一方ではヘルペスと戦う筋痛症になっていることが分かっていたので、抗ヘルペス剤を処方したのです。)

    少しずつ減薬していたステロイドを、いきなり2.5mg減薬し、何度も壁に突き当たった7mg位の服用量にすることに、不安と期待が交錯した。(ステロイドを減量させるときに一番気をつけなければならないのは、リバウンドの華々しさが出現する以上に、副腎皮質の働きが低下していることです。外から投与されたステロイドを減らすことに失敗したことはないので、彼の不安は不必要なものだったのです。)

    初めての通院から2日後、仕事の関係団体の総会に出席した。折からの新型インフルエンザ流行の最中、免疫抑制剤やステロイド服用中の自分としては出席を迷ったが、自分が表彰対象に入っていたため出席することにした。
    会場ではマスクが用意される物々しさの中、マスクを貰って周りの人とは距離をとって着席した。
    総会が始まり暫くすると、一番近くに座る人物がマスクもせずに咳き込み始め、そのままマスクを貰うでもなく、また退席するでもなく、総会の間中延々と咳き込み続けた。
    それを聞くうちに、「インフルエンザをうつされるのでは無いか」と思うと共に、本当に頭痛と気分の悪さを覚え始め、総会が終わる頃にはもうフラフラ状態で、何とか車を運転して自宅へ辿り着けたという有様だった。(インフルエンザ騒ぎのときに2000万人以上が日本では感染があったのですが、亡くなった人は200~300人だけでした。死んだ人たちは全て免疫を抑制されていた他の病気を持った人です。免疫を抑制しない限りインフルエンザで死ぬこともまずはあり得ないのですが、ステロイドを服用していた澤井さんがインフルエンザを恐れたのは無理もありません。)

    帰宅後、てっきりインフルエンザかと思いながらも、余りの気分悪さに、松本医院へ電話をした。松本先生は、「何を言うてるんや。それは、ステロイドのリバウンドや」と言われた。今日会った人物から潜伏期間1週間と言われるインフルエンザを感染し、症状が出る訳もなく、「なるほど」と思いながらも、一方では「もうリバウンドが始まったのか」と思いながら電話を切った。

    電話を切った後、かつて経験したことのない苦しさを味わった。その強烈な吐き気と頭痛は、50年間生きてきた中で経験したことのないものだった。自分というものが何処かへ吹っ飛ばされ、消えて無くなるかと思う程のとんでもない苦しさだった。苦しさの中、「このまま気絶出来たら」と思ううち、本当に気絶してしまった。(ステロイドで免疫を抑制している間はヘルペスウイルスとの戦いも中止されているので、ヘルペスウイルスとの戦いによる様々な症状は全く消え去っていたのです。ところがステロイドを減らしていくにつれて、免疫も徐々に回復し、免疫はヘルペスウイルスを見出し、殺しにかかり始めます。とりわけ三座神経の眼枝や頸神経にたむろしているヘルペスウイルスとの戦いが、頭痛や頚部痛をもたらし、このような50年間で初めての失神を招くような症状を引き起こしたのであります。このような激しい症状はステロイドを長期に大量に使ってきた人たちのステロイド減量の際にしばしば経験することです。吐き気もよく見られるのですが、内耳神経の分枝である前庭神経周辺に増殖したヘルペスウイルスと免疫が戦うときに見られるものであります。残念なことにこの事実も世界中の耳鼻科医は誰も知りません。ヘルペスウイルスとの戦いが現在よく見られる病気の症状の大部分を占めていることを、世界中の医者はご存じありません。知っている人はいるでしょうが、それを公に認めることは、自分たちの医療の誤りを認めることになるからです。それは彼らの医療は免疫を抑えるだけであり、その間にヘルペスウイルスを増殖させたのも自分たちであることを認めてしまうことになるからです。現代の医療は真実から程遠く、病気を作ることによって仕事を増やしているだけであります。悲しいことです。ああ~・・・)

    目覚めるとスッキリしていた。時計を見ると3~4時間経っている様だった。(睡眠中にヘルペスウイルスを殺し去ってしまったので、スッキリしたのです。睡眠は免疫を高める最大の効果があり、寝ている間に戦っていたヘルペスウイルスをやっつけてしまったのです。しかし隠れているウイルスは、そう易々と殺すことはできないのです。この後も澤井さんの免疫は何十回となく神経に隠れているヘルペスウイルスを見つけ出し、戦いを繰り返し、徐々にヘルペスウイルスを体内から除去する戦いを続けたのです。その度ごとに症状が出現し、抗ヘルペス剤を服用してもらったのです。)

    この強烈なリバウンドを通り過ぎた後は、特段リバウンドと思える様な変化は無いまま、週一度の通院をし、順調に減薬することが出来た。
    週毎の経過は、1週目が前述の10mg→7.5mgへの減薬、2週目は5mgに減薬、3週目及び4週目は隔日交互に5mgと2.5mgに減薬、5週目は2.5mgに減薬、6週目は隔日交互に2.5mgと0mgに減薬し、7週目には服用中止。(世界中で私だけが医者の出した毒薬の代表であるステロイドを減薬し、やめさせることができるのです。それは私が病気の本質を理解し、かつ漢方や鍼灸などの中国医学の道具を使いこなすことができるからであります。)

    平成21年7月4日、今日からもうステロイドを飲まなくても大丈夫だ。この2年間を苦しんできたのが嘘の様だった。おそらく大学病院でなら服用中止には、順調にいっても半年から一年を要していたはずだ。それをたった6週間で終えてしまった。それも、前述の通院3日目の強烈なリバウンドを除いては、特段の異常も無くである。6週の間には地区の共同作業などもあったのだが難無くこなせた。(大学病院のステロイドの服薬を中止することは絶対に無理でしょう。それどころか免疫を抑制する度ごとにリバウンドが繰り返され、ステロイドが増えることはあっても、減らすことはまず不可能でしょう。なぜならばステロイドの使用の目的はリウマチ性多発筋痛症を治すためではなくて、免疫を抑えて痛みを取るだけである上に、減らすと痛みが倍増するからです。だからこそ症状がひどくなり、ますます病状が悪化するために、逆にステロイドを増やさざるを得なくなってしまうからです。だからこそステロイドは医原病を作る最高の薬となってしまうのです。そのためにますます悪徳医者から逃れられずに、一生患者が苦しみ、その間医者はお金が儲かるというシステムになっているのです。これが社会医療保険制度であります。医者が必ず儲かり、患者が必ず苦しみ、永遠に病気が治らないようになっているのです。無念です。)

    それと特筆すべきは、折れてしまうのではないかと思う程の首の不安を、松本医院に通い始めて1~2週間で感じなくなったことだった。どれもこれも嬉しいやら何やら、正に狐に摘まれた様な気分だった。
    首の痛みについては、松本先生は初診時からヘルペスウィルスに起因するものとの診断から、「ベルクスロン」というヘルペスの薬を処方して下さっていたのだが、初診時の自分には、その意味が理解出来ていなかったのだった。(リウマチ性多発筋痛症の原因を高名な免疫膠原病の大学教授もご存じでいらっしゃらなかったのです。リウマチとヘルペスウイルスの両者と患者が戦っていることを世界中の医者は誰も知らないのです。超一流の免疫学の泰斗でいらっしゃる先生でも、このような簡単な原因をご存じないものですから、どんな医者でも免疫学を勉強してもまるで意味がないということなのでしょう。私は基礎の免疫学を完璧に理解する努力を続けた上に、患者さんという臨床の教科書を何十万冊も読ませてもらったからこそ、到達した私だけに許された境地かもしれません。つまり一言で言うと、“原因の分からない病気は何もないし、治せない病気は何もない”という境地であります。)

    ヘルペスウィルスは、そう簡単には根絶やしには出来ないものの、どんな症状が出て、どの様に向き合って行けばよいのかという事が、今ではよく判る様になった。(ウイルス学会の会頭の知らない真実を澤井さんが知るようになったのも、私が教えてあげたからだけではありません。彼自身がヘルペスウイルスとの戦いで苦しい思いをした上に、抗ヘルペス剤で戦いの症状が楽になっていく実感を、身をもって体験されたからであります。)

    減薬終了後の約1ヶ月間は全く何も起こらず、「リバウンドは通院3日目のあれだけか」、「このままあっさり治ってしまうのか」と甘く考え始めていた。田舎暮らしの自分は、地区役員のため川掃除や農業用水路補修工事で炎天下に肉体労働したのだが、その際に水分の補給を怠り尿道炎と膀胱炎を起こしてしまい、松本先生から「リウマチをなめてるんか」と大目玉を食らうというオマケまで付いてしまった。(彼はリウマチよりもヘルペスの症状が強かったので、リウマチを見くびったのです。実際、彼の症状はリウマチよりも多発筋痛の痛みの方がはるかに強かったのです。彼の神経には大量のヘルペスウイルスが残存していることに彼はまだ気づいていなかったようです。この先もリウマチのリバウンドよりも、ヘルペスの戦いの方が、症状としては長く、かつ激しかったのです。)

    8月2日、減薬終了からほぼ1ヶ月後、松本先生の予告通りにリバウンドが始まった。とにかく全身がこわばって、痛くて殆ど動けなくなり、それから約1ヶ月間は、必要最低限の用事と週一度の松本医院への通院以外は、自宅で療養する日々となってしまった。
    リバウンドが始まって約1週間後、正にリウマチ患者という様に、肘から指先まで腕がパンパンに腫れ上がり、24時間痛くて堪らない状態になった。最初は右手から始まり、日毎に痛い腕が入れ替わる日々が1週間程続いた。痛いと共に寒く感じるので、真夏だというのに古いフリースセーターの袖だけを切り取り、その中に腕に通して寝ていた。

    (松本医院に来られるまでに7500mgのプレドニンを服用させられているので、これくらいのリバウンドは当たり前のことです。免疫の働きが回復し、症状が重篤になっても、私は未だかつてあらゆる病気のリバウンドで人を殺したことはありません。これは何を意味するかというと、免疫の力が強すぎて自滅することはないということです。延べ何十万人もの患者を診ているうちに、あらゆる患者さんのリバウンド現象に対して恐怖心も不安感も抱かずに対応することができるようになりました。一介の開業医である私は、どんなに患者さんのリバウンドが激しくても、患者の病態をつぶさに電話連絡をとり、密なコンタクトを続け、どんな症状が出ても大病院に責任を転嫁することを一度もせずに、治るまで最後の最後まで診察し続けることによって、このような自信が生まれたのです。

    どうして大病院に患者を委ねなかったかというと、結局、元の黙阿弥になるからです。つまり、ステロイドを抜きに来ているのに、大病院に紹介しても再びステロイドを大量に投与するだけですから、責任転嫁もいいところです。私は最後まで患者に対して、ステロイドの影響を抜き去るという責任を果たしたかっただけです。と同時に、患者さん自身が私をどこまでも信頼してくれたからです。患者さんと医者との絶対的な信頼関係がなければ、私がやってきた治療はまず不可能でありましょう。この意味で患者さんが私を信頼してくれたことを感謝しております。)

    全身がこわばり痛くて仕方ないので、夜は満足に寝ることも出来ない日々が続いた。両肩が痛いので横を向いて寝ることが出来ない。下腹の足の付け根が引っ張られて痛いので、仰向いても眠れない。唯一、夜漢方薬湯に入った後、両膝の後ろに枕をあてがい膝を立てて眠ると、1時間余りは眠れた。この時間が唯一安らげる時間だった。
    しかし、その後一旦目が覚めてしまうともう眠れない。そのまま明け方まで痛さに耐えながら、何とか眠れないかと苦しんでいると、明け方にはヘトヘトになって気絶する様にまた1時間余り眠れる。そんな日々が続いた。(この痛みにはリウマチの痛みとヘルペスとの戦いの痛みが含まれていることを知ってください。どちらの痛みで死ぬことはないので、どれだけお灸をやって痛みを消すかが、患者さん自身がやれる唯一の対処法です。この痛みを乗り越えれば必ずリウマチが治ると信じれば、乗り越えることができるかどうかは患者さん次第です。7500mgのプレドニンが変えた免疫の遺伝子を元に戻せるのに、どれだけの忍耐力と時間がかかるかはやってみるしかないのです。)

    夜眠れないことが一番の原因だったと思うが、日を追う毎に食欲が無くなっていった。食前の漢方煎じ薬を飲むとお腹がドーンともたれて、ズーンと気持ちも落ち込むのだ。食べるのが嫌で、もう何もかも嫌になってきて、そのうち生きている事が嫌になって来るのだった。松本先生にそのことを言うと、食後に飲めばよいと言って下さり、少し楽になった。それでも、「生きている事が一番嫌だ」と、毎日そう思っていた。(澤井さんのような人でも死を少しばかり願望するほどの痛みであったわけですから、このような痛みを引き起こした医者の責任を問わざるを得ません。世界中の医者が同じようなプレドニンを膠原病に対してまるで主食のように出しまくっていますが、本当に悔しくて悲しいことです。松本医院に来れば簡単に治る病気を治せなくしてしまう上に、治そうとしたときに死をも願うような痛みに患者さん自身が一人で耐えなければならないという構図は、一体だれの責任なのでしょうか?厚生労働省なのでしょうか?製薬メーカーなのでしょうか?それとも医者なのでしょうか?いや全ての当事者の責任であるはずです。しかし誰もその責任を取らなくてもよいというのは一体なぜでしょうか?)

    自分は畳での生活をしているため、全身がこわばり、腕の上げ下ろし、曲げ伸ばしもまともに出来ない、首を含め、身体をほんの少し捻ることも出来ない状態は本当に堪えた。寝起き、立ち座り、自動車の運転、その全てが常に歯を食いしばっての連続だった。特に自動車の運転は堪えた。首が殆ど回らないので、横を見るのさえ大変で、バックするときなど生きた心地がしなかった。痛くて日常最低限しか動かないので、お尻の肉が削ぎ落ちていき、運転席のシートに座っていると直ぐにお尻が痛くなってくる。松本医院への通院電車のシートに座っても同じ調子だった。(彼にこのような苦痛を最後まで耐えさせたのは、一体何なのかを聞きたいのです。『意識の流れ』で見つけ出した真実が彼をここまで強くしたのでしょうか?)

    通院時は、階段の上り下りも大変な状態だった。普通の歩幅で歩くことが出来ず、痛い手を幽霊の様に縮こませ、小股でそおっと歩く姿は、ウルトラマンに出てくる怪獣ピグモンの様だったと思う。松本医院のあるJR高槻駅前のグルーッと回った車椅子用のスロープが、本当に有り難かった。そんな調子なので、腕の筋肉も削ぎ落ちてしまい、松本医院では鍼灸治療を受けた後、寝台の上で俯せた自分の身体を持ち上げることも出来ず、寝台からずり落ちながら身体を起こし、立ち上がるという有様だった。

    また、通院帰りが夕方のラッシュ時間と重なった時など、立っていることも辛い身体で、薬局で買った煎じ薬や薬草湯の入った大きな袋を手に提げ、座ることも出来ずに、脂汗をかきながら気絶しそうになった事もあった。手は両手共、手首と共に指の付け根から掌の中心にかけて辺りが、常にこわばって痛く、特に中指と薬指は曲がったままで伸ばせない状態だった。そんな典型的リウマチ患者の手で薬の入った大きな袋を提げ、満員電車で立っているのは本当に辛かった。そんな事があってからは、通院は朝一番にする事とした。
    鍼灸治療のため週一度のペースで通院していたのだが、鍼灸の早田先生に「本当に元の様に、正座をしたり出来る様に戻れるのだろうか」と何度も尋ねていた。(毎週一回の私との診察室での彼の表情はいつも明るくポーカーフェイスでした。痛みは常に私には伝わっていたのですが、これほど具体的に彼が苦しんでいることを知るはずもありませんでした。自分の痛みを自分の問題として完全に彼は引き受けていたので、私には伝えなかったのでしょう。これだけの苦しさをポーカーフェイスで乗り越えたのも、『意識の流れ』の修練の中で得られた心の在り方だったのかもしれません。それをもっと具体的に彼に聞きたいものです。)

    9月に入る頃、リバウンドの苦しみが少し楽になったと感じられ、ほんの少しだけ仕事も出来る様になってきたので、既に手掛けている必要最低限の仕事だけをこなす事とした。
    自分の体調に点数を付けると、本来の状態を100点とし、リバウンドで最も苦しかった状態を10点とすると、やっと何とか20点という状態だった。でもその20点は、どん底の10点からは2倍の点数ということでもあった。
    その後1ヶ月余り、体調は少しずつではあるが徐々によくなっていった。寝起き、立ち座り、車の運転等、日常生活には相変わらず苦痛は伴うものの、少しずつ動ける様になっていった。でも手は常に痛く思う様には使えず、他の部分より治りが遅い様に思え、本当にちゃんと治るのかと思っていた。

    (澤井さんのように、私を全頼してくれている患者さんでも、症状がひどすぎると、本当に元に戻るのかといつも不安を感ずるのも当然でしょう。しかしながら私は他人の痛みを身代わりになってあげることもできないし、治すのは私でもなく薬でもなく、患者さんの免疫ですから、私の方も彼が私を信用する以上に、彼の免疫を信じているわけですから、私としては何の不安もないのです。

    患者さんのほとんどが私と出会うと安心すると言われるのは、とどのつまりは私が患者さんを信じているということを、患者さん自身が感じられているからだと思います。私が膠原病が治るというのは、患者さんが膠原病を治すことができるということであり、患者さんの免疫がクラススイッチをして、免疫寛容を必ず起こすということを一点の疑いもない真実であることはわかっているからです。ですから、患者さんが私の治療方針に背かない限り、免疫は上がり、患者さんの免疫はそれに反応して、確実に治っていくのです。私を疑うことは自分の免疫を信じないということであり、私を疑うことは自分の免疫を裏切ることになることも常に伝えています。私の病気についての理論は完璧であり、一点の誤りもないので、素直な患者さんならば私の心はすぐに察知できるので、私と会うことで揺るぎのない安心感を再び取り戻し、治療に励めるというわけです。)

    10月25日だったと思う。それまでは全身あちらこちらと痛いので、そこまで気が回らなかった足の裏の痛みに思いが向き、この病気になる以前に何度か通い、結構好きだった「官足法」(足揉み健康法)の事を思い出した。自分は何事も三日坊主で、この官足法も例によって、いつの間にか止めてしまっていた。大学病院に通院していたときに、何故思い出さなかったのか自分でも不思議だったが、とにかく久しぶりに電話をし、早速翌日足揉みをして貰いに出掛けた。

    これが非常によかった。久しぶりに足揉みをして貰い、とても気持ちよかったと共に、その翌週の血液検査での血沈とCRPの数値がグンと改善した。その数値を前々回(9月16日)→前回(10月6日)→今回(11月4日)として記すと、血沈が、116→100→50、CRPが、8.72→7.70→4.83という結果だった。
    それと併せて、足揉みの先生のご主人の方が、正にリウマチ患者と言う様な手を見て「可哀想に」と、奥さんが足を揉んでくれているのと並行して、僕の手を時間を掛けて丁寧にマッサージして下さったのだが、これがまたよかった。そして、「痛い手を痛いからと言ってそのままにしておくと、どんどん動かなくなってしまう。毎日お風呂で丁寧にマッサージする様に」と教えて下さった。足揉みの先生は、様々な病気を持つ人々と向き合う中で培われた多くの経験値を持っておられ、その点では松本医学と通じるものがあると感じ、後日その事を松本先生に話したところ同意しておられた。勿論、それ以後の毎日は1時間の入浴中、ひたすら手のマッサージに励む事となり、足揉みの先生のところへも、週一度の松本医院への通院の帰途に立ち寄る事とした。(結局、足揉みも足底にも痛みを取るツボがいくつかあるので、効果があったのでしょう。お風呂でマッサージするのは血流を良くするので、それも免疫を上げる効果があったのでしょう。風呂に入らないでマッサージするのはあまり意味がないことで、それよりも自分でお灸をやる方がはるかに免疫は上がります。)

    この頃になると、「病気は治るんだ」と実感出来る様になり、いつも出会う人達が口々に、「元気になってよかったね」と言ってくれる度に、「まだ100点満点の45点です」と言いながらも、とても嬉しかった。「よい漢方のお医者さんに出会って」と、松本医院の話しをする機会も増えていった。(“よい漢方のお医者さん”という言われ方は、私は嫌います。漢方で治しているのではなくて、治すのはあくまでも自分の免疫であります。漢方医という医者は全国津々浦々何万人もいます。しかし私のようにあらゆる病気を治すことができる漢方医は誰もいません。なぜでしょうか?彼らは免疫の理論を全く勉強していないからです。それでも漢方を中心にやっているわけですから、漢方医という名称にこだわる必要はないのでしょうが、漢方医が病気を治しているわけではないということを、一般大衆に知ってもらいたいために敢えて書きました。病気を治すのはあくまでも自分の免疫であります。免疫の理論にのっとってリウマチは治していくものです。)

    ここまで記して、灸(やいと)の事について全く記してない事に気づいた。通院当初、リバウンドが始まるまでは勿論のこと、リバウンドが始まってからも暫くは、殆ど灸をしていなかった。原因は、リバウンドが始まった当初に、少しだけ妻にして貰ったのだがあまり上手く出来なかった事。更に大きな原因は、「何故かいつも何処かピントが外れている自分」が、例によってその重要性を認識していなかったためだ。

    自分自身が、病気としっかり向き合う思いに欠けていた。松本先生からは「痛いところにどんどん灸をする様に」と度々言われていたのに、愚かで傲慢な自分は、煎じ薬と薬湯と病院での鍼灸治療で「治して貰える」と、そんな思いになってしまっていた。松本先生は常々、「病気は患者自身の免疫が治すもので、自分(松本先生)はその手助けをしているだけ」と言われるのだが、それは言い換えれば、「患者自身も病気を治す事への確たる意志を持ち、自身の免疫の手助けをしなければならない」という事であり、自分にはその思いが欠けていたと思った。(このように、はじめから私が指導したとおりにやらない患者さんは沢山おられます。私がリウマチをはじめとするあらゆる難病を治すことができるのは、私の指導通りにやってもらえるという前提の下での話です。自分の病気であるのに、自分の病気に対して無責任にも他人である医者に任せっきりの人がいます。自分の病気の原因、治し方、その意味などについて、全くいつまでも理解しようとしない患者さんには辟易します。こんな時には昔は患者を怒鳴ったりしていましたが、近頃は損をするのでやめました。それでも患者さんに対しては腹が立つことがあります。自分の病気を治すのは自分であるといいうことを一切気づいていないからです。ましてや膠原病になるのは自分で免疫を抑えたためであると言っているにもかかわらず、まるで自分の病気の責任を自分でとろうとしない人が多いのには腹立ちを隠すことができないくらいです。)

    そんな事があって以降は、毎日妻に灸に精を出して貰う事となった。結果、灸は「リウマチ(IGGの世界)をアトピー(IGEの世界)にクラススイッチさせて治す」という松本医学には欠く事の出来ない、本当に有効な治療法だと、つくづく身をもって知る事となり、「こんなに有効な治療法が、何故もっと一般に推奨され、普及しないのか」と思う。(リウマチとアトピーは同じ敵を相手にして戦っているのを知っているのは世界でただ一人私だけです。ただ武器がアトピーはIgEであり、膠原病はIgGである違いだけなのです。その違いが痒みと痛みの違いを生み出しているのを知っているのも世界中でただ一人私だけなのが悔しいです。)

    また自分は、「患者自身も病気を治す事への確たる意志を持ち」などと言いながらも、本当に「怠惰でいい加減な人間」で、灸は勿論の事、煎じ薬作りも薬湯風呂の準備も、その殆どを妻に依存し、煎じ薬を飲む事すら妻に言われなければ忘れてしまう始末だ。
    心の何処かで「病気は他人に治させるもの」と思っている様だ。事実、自分は病気を、自身の免疫と松本医院と足揉みの先生と妻に治して貰っている訳だが、病気を自分への愛と受け取るというか、肉体細胞がこの病気を通して自分に伝えようとしてくれている事に、本当の意味で気づけていないと思う。

    前述の「何故かいつも何処かピントが外れている自分」については、灸のことに限らず他の全ての事についても言える事だった。通院当初より松本先生から「発病の原因は、強いストレスによるものだと考えられるが、思い当たる事はないか」と再三尋ねられていたのだが、自分では特に思い当たる事がなかった。
    しかし、通院も一年近くなる頃になって、ようやく「自分は怒りのエネルギーによって、体内でステロイドを多量に分泌し、自らの免疫力を低下させ、その後、怒りのエネルギーが一息つき、免疫力を回復させ、抗体が活性化したことにより痛みを発するようになった」という事が判った。(彼が自分に対して怒りを持ち続けていたということが大きなストレスであったということは間違いありません。そしてこのストレスが副腎皮質ホルモンを出し続けさせ、免疫を抑え続けて膠原病を作り出したのも間違いありません。それにいち早く気がついてもらえばよかったのですが、はじめは痛みに耐えることで精一杯だったのでしょう。)

    自分は、松本医院を紹介してくれた安江さん達と共に、「意識の流れ」という心の学びをしている。この学びは、「私達人間は肉ではありません。本当の姿は意識であって永遠に存在するものです」という真実に目覚めるための学びだ。「心を見る」事によって、「本当の自分」を知る学びだ。もし、この手記を読んで下さる方が、学びに関心を持って下さるのなら、松本医院の待合室の本棚に備えられている「意識の流れ」の関連図書(UTAブック)を是非読んで戴きたい。関連するインターネットサイト(http://uta-book.com/index.htm)も立ち上げられているので、是非そちらもご覧戴きたい。

    自分は、この病気に出会うべくして出会っていると思う。
    自分は、「自分が何者か」を知らずに生きて来たと思う。幼き頃よりそれが何かは具体的に分からぬまま、漠然と「幸せになりたい」と、一般には夢とか希望とかいう言葉で表現される様な思いを抱えながら生きてきた。その夢とか希望とかいうものによって自分は支えられて生きているし、その中にこそ自分の存在理由があると、無条件にそう思い込んできた。その思いこそが自分であると信じ、その思いを遂げたいと、それだけを願いながら生きてきた自分だった。こう書くと、前述の「怠惰でいい加減な人間」と相容れない様に思われるかもしれないが、自分は本当に「怠惰でいい加減な人間」で、努力、辛抱、継続などというものは大の苦手で、その分だけ努力はせずに自分の願いを叶えようとする思いは強いと思う。「幸せになりたい」思いの裏側には、いつもその願いが叶えられない事への怒りと怨念が伴う。そして、いつしかそんな怒りと怨念こそが自分であると信じ込む様になり、その自分が「幸せになりたい」と今も自分の中で叫び続けている。それが自分の意識の世界の実態だと思う。(全ての人が誰もが欲しがるのは“幸せ”という言葉で表現される心の喜びであります。ところが現実と心の要求とのギャップが常に不満を増やしていきます。まさに願いが叶えられない時に、人は怒りや恨みや嫉妬を感ずるものです。)
    「心を見る」学びを続ける中で、そんな自分の中の怒りのエネルギーに直面し、自らを発病させたと思う。(怒りに耐える為にはストレスホルモンである副腎皮質ホルモンを出し続けなければならないのです。これが免疫を抑え続けたのです。)

    病気は自分に自らの意識の世界を感じさせてくれた。それが自分にとっての事実だ。病気は、「肉が自分である」と信じて作り上げてしまった「偽りの自分」に、「意識が自分である」であると、「本当の自分」を感じさせてくれている。
    最近松本先生が、ご自身の松本医院のホームページの中で、「病気はよいことだ」、「安心して病めばよい」と記しておられるのを見て、肉体細胞が病気を通して、自分に伝えてくれていることをキチンと受け止めて行かねばと思う。自分自身がその事を「頭で理解する」のではなく、「心で感じる」ことだと思う。その意味でやはり「病気は愛」なのだと思う。(私が“病気が良いことである”というのは、肉体の免疫細胞が異物から自分を守る正しい戦いをしているので、良いと言っているのです。悪いのは異物であります。異物が人体に入り続ける限り、病気が生じても当然のことであり、何も怖がることはないのです。なぜならば文明社会において免疫が異物に負けることは絶対にないからです。)

    ここまでを記して、とりあえずは自分の闘病手記とさせて戴きたいと思います。
    松本先生からは、通院当初より、現在苦しんでおられる方や今後来院される方々のために、手記を書いて欲しいと言われていたにも拘わらず、例によって「怠惰でいい加減な」自分は、今頃になってやっと手記を提出することとなりました。リバウンドに苦しんだ闘病中を含め、それ以後の事も、怠惰でいい加減な自分は、全くメモも取っていない為、キチンとした経過報告が出来ておらず、大変申し訳なく思います。
    現在(平成22年7月)の病状は、自分では、「リウマチ性多発筋痛症」は70%程治癒していると思いますし、日常生活への支障は殆どなくなりつつありますが、ほぼ毎日煎じ薬作りと灸をさせられる妻には支障があると思います。毎週の通院に、時間と費用を要している事も相変わらずですが、病気の治癒に従い費用は減少してきています。
    ヘルペスウィルスとの攻防(恐らくこちらの方が本来の意味での「病気」なのだと思います)は、まだ続くのだろうと思いますが、こちらの方は気長に付き合い、「安心して病めばよい」と思っています。

    自分自身まだ完治には至っておりませんが、自分の中では既に「必ず治る」との確信を得ておりますので、現在苦しんでおられる方や今後来院される方には、松本先生と共に、ご自身の肉体の免疫を信じて治療して行かれれば、「必ず治る」とお伝えしたいと思います。
    自分に意識の世界の真実を伝えてくれる我が肉体細胞に感謝すると共に、松本仁幸先生及び松本医院の皆さん、足揉みの先生ご夫妻、そして、自分に松本医院の存在を伝えてくれた安江さんと我が妻に、心より感謝申し上げます。(澤井さんは、最後の最後にやっと病気について安江さんの境地に到達されました。この境地に到達された澤井さんに対してこれ以上述べることはありません。この世に治らない病気などというのは何一つありません。自分を信じることによって、つまり肉体の細胞を信じることによって完璧に病気は治ります。リウマチ性多発筋痛症が治った暁には、彼が診察に来る楽しみがなくなってしまうことが残念です。しかしその分、彼の幸せが回復するわけですから、悲しみは喜びと変わるでしょう。)

    以上

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