当院の治療コンセプト

当院の特徴的な治療コンセプトは、大きく以下の2つに分けられます。

1.漢方医学をベースにした治療戦略

 当院では漢方薬(生薬を配合した方剤)を主な治療戦略として用いています。漢方医学の最大の特徴は、「証(しょう)」を基本にした独特の診断方法で患者の病態を把握することにあります。「証」とは、「個々人の置かれている身体の状態(体力・体質・免疫力など)をあらわすもの」と考えればよいでしょう。また、漢方医学の重要な病態概念として「気・血・水」という3つの要素があります。漢方医学では、これら3つの要素が体内をうまく巡ることによって健康が維持されており、体内でこれらの過不足・停滞・偏在があると病気になる、と考えます。
 実際の診察では患者の「気・血・水」の状態を診て、どこに問題があるのかを探っていきます。漢方医学では基本的には体内のホメオスタシスが異常をきたした時に病気は発病すると考えられており、まさに漢方薬はこのホメオスタシスを整える役割を担っていると考えられます。漢方医学が「バランスの医学」と言われる所以でもあります。
 当院ではこのような漢方医学の力を借りて、できるだけ西洋医薬には頼らない医療を患者に提供できるよう日々努めております。

2.ライフスタイル全般の改善

 当院では漢方治療だけで病気が改善する方も多くいらっしゃいますが、もともとの生活があまりにもひどい場合には、その生活習慣を改善することなく根本治療を行うことはかなり困難です。特に、慢性疾患にかかる方はそのほとんどが食事のに問題があると言わざるをえません。添加物まみれ、農薬まみれ、GMO(遺伝子組み換え作物)まみれの「現代食」を日常的に食べている限り、慢性病からは逃れられません。まさに「慢性病は現代食から」というわけです。ですから、日々の食事を含めたライフスタイルの改善は、慢性疾患を患っている患者にとっては喫緊の課題であると言えるでしょう。
 このように、当院では患者を包括的・全人的に診察することにより、個々の患者に無理のない範囲でのライフスタイルの改善ができるよう指導しております。

診療内容

当院では、アレルギー・アトピー、膠原病・自己免疫疾患、生活習慣病、がんなど、主に慢性疾患の根本治療を目指して日々診療に臨んでおります。以下の疾患・症状でお悩みの方はぜひ当院に一度ご相談ください。初診の方はこちらをご覧ください。

アレルギー・アトピー疾患

  1. アトピー性皮膚炎
  2. 気管支喘息
  3. アレルギー性鼻炎・結膜炎
  4. 花粉症
  5. 慢性副鼻腔炎
  6. 蕁麻疹
  7. その他アレルギー疾患(食物アレルギーなど)

膠原病・自己免疫疾患、その他炎症性疾患

  1. 関節リウマチ
  2. SLE(全身性エリテマトーデス)
  3. 強皮症
  4. MCTD(混合性結合組織病)
  5. 尋常性乾癬
  6. 炎症性腸疾患(クローン病・潰瘍性大腸炎)
  7. 甲状腺機能亢進症(バセドウ病)・甲状腺機能低下症(橋本病)
  8. その他膠原病・自己免疫疾患

生活習慣病

  1. 高血圧症
  2. 脂質異常症
  3. 糖尿病(2型糖尿病)
  4. メタボリック・シンドローム

がん

・がんの本質について
 これまでの医学の常識によれば、がんは遺伝子の病気であり、一度できてしまったら治らない「不治の病」であるというのが通説でした。この医学常識の根本にある理論が「Somatic Mutation Theory(:SMT)」という理論で、これは端的に言えば「がんは細胞の核内の遺伝子変異が原因で起こってくる」とする理論です。この理論に則って行われている治療が現代医療のがんの3大標準治療です。すなわち「外科的切除(切り殺す)」・「抗がん剤治療(叩き殺す)」・「放射線治療(焼き殺す)」ですね。これは不可逆的な遺伝子変異が起こってしまったがん細胞はとにかく攻撃して殺しきるしかない、という危険な発想から生まれた治療方法です。
 しかしながら、この医学常識とも言えるパラダイム(Paradigm:認識の枠組み)に反する論文が近年次々に報告されるようになって参りました。特に衝撃的な著作が2011年に出版されました。それは、ボストン大学の生化学教授であるThomas Seyfried博士の「Cancer as a Metabolic Disease」という本です。Seyfried博士はこの本の中で、がんの本質は遺伝子変異ではなく、「ミトコンドリアのOxphos(酸化的リン酸化)の障害である」と述べておられます。また、近年の研究でがんは細胞自体が問題なのではなく、周囲環境(microenvironment)が問題なのであるという論文が急速に増えてきており、実際に近年のがんの主要医学雑誌に掲載される基礎研究論文の大半はすでに遺伝子の研究ではなく、がん代謝や微小環境に焦点を当てた研究内容になっており、開発される抗がん薬も遺伝子をターゲットにしたものではなく、代謝や微小環境を対象にしたものが増えてきています。当院でも、がんはがん化した細胞自体の問題ではなく、がんの周囲環境、すなわちがん細胞が置かれている”場”の乱れがあると考えていますので、より一層”場”を乱す恐れのある標準治療(手術・抗がん剤・放射線)には頼らず、がん患者の体内環境を整え、改善していくということに重点を置いた治療を勧めております。

  1. がん漢方治療相談
  2. がん代替医療相談
  3. その他がん治療に関するセカンドオピニオン

婦人科系疾患

  1. 月経前症候群(PMS)
  2. 月経不順・月経困難症
  3. 子宮筋腫・子宮内膜症・子宮線筋症
  4. 不妊症・不育症

当院で勧める食事について

その他

  1. めまい、耳鳴り、難聴
  2. 慢性頭痛(習慣性頭痛、偏頭痛など)
  3. 精神科断薬相談
  4. ワクチン予防接種相談(お子様の予防接種、インフルエンザ予防接種など)
  5. その他医療相談

傷の治療(=湿潤療法)について

当院では、擦り傷・切り傷・咬み傷・火傷・凍傷など、あらゆる傷に対して「湿潤療法」を勧めております。「湿潤療法」を希望される患者は、ぜひ当院までご相談ください。「湿潤療法」に関してさらに詳細を知りたい方は、こちらをお読みください。