新型コロナ感染症に対する遠隔診療を望まれる方へ(2022年7月3日のtwitterより転載)
当院からフォロワーの皆様へのお知らせです。当院では、新型コロナパンデミック騒動が引き起こされるだいぶ前から、遠方にお住まいなど通院できない理由のある患者に対して遠隔診療を行なって参りました。ただし、これまではどれだけ遠方にお住まいでも、初診時には必ず来院していただいておりました。しかしこの対応を一部改め、今後はPCR検査などで「新型コロナウイルス感染症」と診断された患者の中で、当院での漢方治療を希望される患者に限り、初診でも遠隔診療を積極的に行っていくことにしました。
その理由としては以下の二点が挙げられます。
1.新型コロナ感染症と診断されたが、保健所から自宅隔離やホテル隔離を言い渡され、感染症状があっても病院にもかからず、ひたすら症状が治まるまで経過観察を余儀なくされたという患者が全国にたくさんおられたこと(実際に当院でもおられた)。
2.他院で新型コロナ感染症と診断され保健所に認知されている場合、初診で遠隔診療であっても100%公費負担で治療を行うことが可能になったこと。これは患者からすれば非常に朗報だと思います。ただし、検査などで新型コロナ感染症と診断されていない場合には当てはまらないので、ご注意ください。
これまで当院では新型コロナ感染症に関して、「新型コロナパンデミックは人為的に引き起こされたフェイクである」、「PCR検査も確定診断に用いてはいけない」という主張をしてきました。ただ、実際に新型コロナ感染症と診断されて重症化する方がおられることもまた事実です。
もちろんこれまでの主張通り、PCR検査で新型コロナ感染症と診断されたからといって、ひどい感染症状があってもそれが本当に新型コロナウイルスに起因するものなのかは実際にはわかりませんし、重症化するかどうかなどは結局のところ宿主の免疫力によるところが大きいと当院では考えています。ですから、本当は新型コロナ感染を恐れたりする前に、自身の免疫力を高めていくことが大事ですし、対症療法に終始するのではなく、自己治癒力をサポートしていくような治療が本来は必要です。当院では日常診療の中でまさにそのようなアプローチで漢方治療を含めたアドバイスを患者にしています。当院では新型コロナ感染症が疑われた場合に、解熱鎮痛剤などの西洋医薬だけではなく漢方治療も受けたいという患者や、当院で今後の感染対策や免疫力向上のためのアドバイスを受けたいという患者の受け皿になれれば良いと思い、今回のような措置(初診の遠隔診療)をとることにしました。
高齢者や糖尿病など基礎疾患があって感染症が重症化する懸念のある方にも、その症状や病態に応じて漢方処方することは十分可能だと考えています。もちろん若年者で症状が軽い方でも、当院での漢方治療をお勧めしたいと思います。同時にライフスタイル改善のためのアドバイスも可能です。
この投稿を読まれた方で、今後新型コロナウイルス感染症と診断された場合に、当院に治療相談したいと思われる方は、ぜひお気軽に当院まで直接ご連絡いただけたらと思います。まずはスタッフの者が対応し、遠隔診療の説明などさせていただきます。
以上につき周知のほど、よろしくお願い申し上げます。