アレルギー疾患と住環境について(facebookより転載 2019-6-10)

さて、先日「衣・食・住」のうち、住環境に焦点を当てた投稿をし、その中で「Wellnest Home」というまさに理想の住環境を提供してくれるハウスメーカーがあるということを書きました。(過去記事『超高断熱・高気密の家の勧め』参照)

すると、FBFである「Wellnest Home」の社員さんが投稿をシェアしてくれ、その投稿が「Wellnest Home」の創業者(早田さん)と社長(芝山さん)の元にも届き、読んでいただいた上でお会いしたいということで、先週末に会って参りました。

お二人とも気さくな人柄でとても好感が持て、仕事の話からプライベートな話まで、いろんな話ができました。
やはり日本で自分の家を建てるなら「Wellnest Home」以外ないという思いを強くしました。

お二人との話の中で、「Wellnest Home」で家を建てた方で重度のアトピー性皮膚炎患者がいらっしゃったという話になりました。この方は「Wellnest Home」の家に住む前までは家の外に出られないほど全身のアトピー症状がひどかったそうですが、住み始めてからは徐々にアトピー症状が治まり、今では外に出ることも化粧をして人前に出ることもできるようになったということでした。

創業者の早田さん曰く、ステロイド治療なしで重度のアトピーが住環境を変えただけで改善した症例だけでなく、花粉症などのアレルギーや気管支喘息も「Wellnest Home」の家に住み始めただけで改善したという事例を経験されているそうで、やはり「住環境」すなわち空気、温度、湿度は人体に多大な影響を与えることがその話からもわかります。

そして早田さんの仰る通り、きれいな空気、一定の温度(20-25度)、一定の湿度(50%前後)をデザインすることはハウスメーカーの大きな仕事の一つであり、そのようなストレスフリーな住環境を整備することは我々現代人にとってとても大きな喫緊の課題であるように思います。

特に現代社会では、皮膚が急激な湿度変化にさらされる機会が増えています。

まず都市化によって環境湿度は低下しています。
東京・大阪などの大都市では、実に戦後20%近くも湿度低下が認められています(日本気象協会データより)。
また、大都市ではヒートアイランド現象で夏は高温多湿、冬は乾燥化が進んでいます。
一方、屋内ではエアコンの機能向上によりオフィスビルでは夏は20%台、冬は高気密な家では80%にも達するほどであり、この屋内外での湿度の急激な変化が皮膚バリア機能に影響を与えることは想像に難くないでしょう。

「Wellness Home」では、企業秘密である空気清浄管理システムがある上に、日本随一の高気密・高断熱な家が作ることができます。早田さんの話では「クリーンルーム並みの部屋をデザインすることができる」とのこと。これは一般的なハウスメーカーからすれば想像もできないことでしょう。

アトピー性皮膚炎や気管支喘息、花粉症などのアレルギー疾患に苛まされている人たちは全国に何千万人もいらっしゃいます。
先述したように、急激な温度変化や湿度変化、そして進行する大気汚染によってより人体にストレスとなり、アレルギー・アトピーを含めた慢性疾患が重症化していることはもはや疑いようのない事実です。
ですから、やはりそのような患者は自分達が長く在住する家、すなわち「住環境」には徹底的にこだわるべきです。

そのための選択肢の一つとして、新築希望や家のリフォーム希望の方は「Wellnest Home」が提供するような空気がきれいな高気密・高断熱の家(しかも低燃費)を考えてみたらいかがでしょうか??
建設予定のない方でも、できるだけ部屋の温度や湿度を一定に保つような工夫をしてみることをオススメいたします。

アレルギー疾患と住環境について(facebookより転載 2019-6-10)” に対して1件のコメントがあります。

  1. アラジン より:

    最近では喘息の転地療法の実用性はあまりないようです。私は獣医師でイヌのアトピー性皮膚炎の増加に悩んでいます。分子量を低くした処方食で悪化を防ぎます。3キロ5500円という高価な食餌が長続きしないことも多いです。ステロイドを使うことはなるべく避けています。室内犬が多くなってくるのと正比例してアトピー性皮膚炎も増加しています。外飼いのイヌにはほとんどアトピーの経験がありません。あるお家で高価な処方食が続かないで皮膚炎が悪化して、どうしようかと思案中に、額に腫瘍ができ始めました。私の思うところあって腫瘍を摘出せずにそのままにしておいたのです。思った通りに、脱毛部に毛が生え始め、フサフサの毛になりました。ところが、その腫瘍が大きくなり始めたために飼主さんから手術で摘出してほしいと言われました。泣く泣く摘出をして2週間ほどで述部の抜糸をする頃には、またアトピー性の脱毛や掻痒感が再現しはじめました。「アトピーとは身体が清潔すぎると免疫細胞が暇になって自分の細胞まで攻撃するようになること。免疫細胞を暇にさせない生活習慣が必要だ」という持論が正しかったのです。しかし、まさか腸内に回虫を棲息させることは至難の業。最近では人で好酸球性の難病まで発現しています。好酸球は寄生虫感染でいつも対峙している細胞です。暇にさせない方法はないものでしょうか?

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