当院での現代医療に対する捉え方・考え方(facebookより転載 2019-5-27)

おはようございます。
5月にしては暑過ぎる日が続いておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
この暑さにやられないよう、私はいつもより果物を多めに食べて凌いでいますが、皆さんもこれから夏になっていくにつれ、さらに暑い日が続くことが予想されるので、糖分補給などして夏バテにはくれぐれも注意してください。

さて、当院にはできるだけ現代医療に頼らず、漢方煎じ薬をベースに根本治療を目指したいという患者が主に来院されます。
ただし、当院としては現代医療を全否定しているわけではもちろんなく、患者の希望によっては現代医療を受けられる病院と連携を取りながら当院での治療を続けることも、もちろん可能です。

しかし、何度か述べてきたように、現代医療はアロパシー(対症療法)であり、特に慢性疾患に対する治療はそのほとんどが「症状を抑える」ためのものですから、根本治療を目指す方にとっては残念ながらマイナスになってしまうことがあります。その中でも特に炎症を抑える目的で使用されるステロイドや免疫抑制剤、抗体医薬などは強力に免疫の働きを荒廃させ、それらの長期使用は必ず身体のホメオスタシスを狂わせ、思わぬ副作用(本当は主作用)がもたらされかねません。

前回も免疫について投稿したように、免疫というのは本来は「形態形成を維持(morphostasis)」するためのシステムですから、これが上記の薬剤によりストップさせられると、”炎症ゴミ(mess)”が蓄積し、結果的にはより炎症を起こしやすい状態(“場”)が作り出されてしまいます。
ですから、これら免疫抑制剤の使用を止めたときに免疫系はより多くの”炎症ゴミ”を処理する必要があるために、処理しきれない場合に炎症が広がってしまい、よりひどい症状となって現れることがあるのです。
これが例えばアトピー性皮膚炎や気管支喘息などで、ステロイドを止めたときにリバウンド(これまでより激しい症状に襲われること)が起きてしまう本当の原因です。

このようなことを考慮すれば、やはり炎症を抑える目的で使用される薬剤は必要最小限にするべきであり、むやみに使用して良いものではありません。アロパシーである現代医療は、感染症や生命に危機が迫るような場合にはとてつもない威力を発揮しますが、こと慢性疾患に対する根本治療という点においては、無力であるか、むしろ真逆の作用をもたらし、慢性化・重症化してしまうことにもなりかねない、というのが当院の考え方です。

とはいえ、当院で対応しきれない急変や感染症にかかってしまった場合は現代医療を受けていただかざるを得ない状況になる可能性があります。その判断は非常に難しいのですが、そういう可能性がある患者に対しては、初診時に必ずそのような話をするようにしておりますし、患者本人あるいは患者家族にその旨理解していただけるよう説明はその都度して参ります。
また不測の事態が生じた場合には随時電話対応も受け付けておりますから、必ず院長に相談してどのような方針でやっていくのが良いのかをその決めていって欲しいと思います。

当院は最大限患者の希望に沿う形の医療を受けられるように努力いたします。
現代医療は受けるとしても最小限にした方が良いと考えてはいますが、当院での治療にプラスして、現代医療の治療も受けたいということであれば、それ自体を否定するものでもありません。
その都度ご相談していただければ、と思っております。

それでは本日もどうぞよろしくお願いいたします!(^○^)

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