新型コロナウイルスに対する当院の見解(2020年12月14日のtwitterより転載)

これまで述べてきた通り、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)については、世界中で様々な議論がなされています。特に新型コロナ感染症(COVID-19)の確定診断として広く使用されているPCR検査については、有識者の間で多くの疑義が呈されています。ちなみに、昨年武漢で発生した謎の肺疾患の流行が、本当に新型コロナウイルス(2019-nCoV or SARS-CoV-2)によるものかどうかは別にして、ヒトに感染する7番目のコロナウイルスとして見つかったSARS-CoV-2という新型ウイルス(の遺伝子)自体がこの世の中に存在していることは間違いありません。それは2020年の2月3日に科学雑誌”Nature”で発表された遺伝子配列に代表される新しいβコロナウイルス(遺伝子)であろうと考えられています。
https://www.nature.com/articles/s41586-020-2008-3
そして、これは人工的に作られたものであると考える人も多くいますが、ウイルス学者の間では自然界で突然変異によって発生したものだという見方が主流です。
https://www.nature.com/articles/s41591-020-0820-9
何れにせよ、この新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)についてはまだわかっていないことがたくさんあり、今後も各国で様々な研究が行われていくでしょう。

この新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)について、私も独自に情報収集し情報発信してきましたが、さらに情報共有しておきたいことがいくつかございますので、ここでお示ししていきたいと思います。まずは、その起源についてです。ほとんどの研究者は今回の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の発生起源は武漢の生鮮市場であり、コウモリがNatural reservoirとなってヒトに感染したもの(=zoonotic)だと考えているようで、「人工起源説」は完全否定されています。
https://jidc.org/index.php/journal/article/view/32235085/2216

しかしながら、これは学術的にいわゆるウイルス学(Virology)を専門にしている、日々ウイルス遺伝子の解析を行なっている研究者たちが「人工ウイルスである可能性はない」と判断しているということであり、「(新型コロナウイルスを)人工的に作製することは絶対にできない」というわけではありません。現に、東大医科学研究所の河岡義裕教授は過去に“reverse genetics”法を用いてインフルエンザウイルスの人工合成に世界で初めて成功しています。
https://www.pnas.org/content/96/16/9345

また、実際にコロナウイルスも過去に人工的に合成されており、今回のSARS-CoV-2ですら、すでに解析用のものが人工的に合成されています。
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0092867420306759

しかし、このような系で作成した人工ウイルスはウイルス学者がみればすぐに「人工的なものだ」とわかるものなのでしょうか。それは私などにはまだ勉強不足でわかりませんが、何れにせよ、人工的にウイルスを合成することは(技術的には)可能である、ということは間違いなさそうです。

ですから、いろんな方がいろんな状況証拠とともに「今回の新型コロナは人工的なものだ」と述べ立てておられますが、私はそれもあながち完全な陰謀論やトンデモ説だとして切り捨てることはできない、と考えています。そして、もし本当に人工ウイルスだとするならば、「誰が何のために?」というところが最も重要なポイントになってくると思いますが、今回のコロナ禍を見ていても、非常に大きな力が動いていると感じることが多々あり、これは完全に仕掛けられているな、ということは私自身ひしひしと感じています。

その新型コロナウイルス配列が今年の1月末に配列決定されてから、他の患者からも分離(注:単離培養ではない)されてシーケンスで配列が確認されデータベース化されており、感染実験(細胞レベル・動物実験)も行われているため、確実に細胞に感染する新型のいわゆる「ウイルス」というものは存在しているはずです。しかし、すでに分離されたSARS-CoV-2が培養されてはいるのでしょうけれども、それが純粋なウイルスとして感染を引き起こしたかどうかを確かめたという論文はまだないようで、確実にいわゆるウイルスとして存在はしていても、それが実際にどの程度の感染性・病原性をもつのかについては、まだわからない(というか、そのような研究は人道的にできないので基礎医学的・統計学的に予測するしかない)。プライマー設計に特異性(specificity)があっても、Ct値が高いとウイルス量は少ないということになりますから。感染性があるかわからないウイルス量でも増幅させられますから。そこがPCRのすごいところなのですが、ウイルスが持つ感染性はわからない。そこが重要なポイントと思います。

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