当院が考えるインフルエンザに対する予防と治療(facebookより転載 2019-11-4)
● 最大の予防策は日々の「身体づくり」
当院では、ホームページにも記載させていただいているように、慢性疾患を根本治療するためには、生活習慣を整えることがまず何よりも必要であると考えています。実はこれは何も慢性疾患に限った話ではなく、かぜやインフルエンザのような急性期の感染症に対しても言えることです。ウイルス感染であろうが、細菌感染であろうが、感染を引き起こしたとしても、症状が起こる人と起こらない人との違いは、結局のところ身体づくりができているかいないかにかかっていると考えています。そのためにはやはり、とにもかくにも「食事の質」を改善することが何より大切であると考えます。普段から食事が偏っている人や、コンビニ・スーパーの既製品ばかり摂っている人、お菓子ばかり食べている人、外食でファストフードばかり摂っている人よりも、当院で勧めるような質の高い食材を使って身体づくりがきちんとできている人の方が、ちょっとした生活習慣の乱れやストレスにも対応できると考えられます。そのような人の方が、インフルエンザにもかかりにくいでしょう。当院では、日々の食事の質を高め、生活習慣を改善することにより「身体づくり」をしていくことこそが最大のインフルエンザの予防対策になると考えています。そして、そもそもインフルエンザの予防接種などは有害であり、不要であると考えています。
● もしインフルエンザにかかったら
元々の身体づくりができていない人や免疫力の低下した高齢者に限らず、きっちり「身体づくり」ができている人でも、生活習慣の乱れや強いストレスなどで一時的に免疫力が低下してしまい、インフルエンザにかかってしまうこともあるでしょう。そのような時に一般的な病院へ行けば、普段から病気がちの人や高齢者などリスクのある人たちがたくさんいます。もし本当にインフルエンザだった場合、病院へ行けばそのような人たちに感染を広げてしまう恐れがあります。ですから当院では、若い体力のある人であれば特に、インフルエンザであろうとなかろうと病院受診は不要ですし、薬剤投与も不要と考えます。当院で勧めているようなハチミツや果物をしっかり摂り、必要最低限の水分補給と栄養補給をしながら十分な休息と睡眠をとっておけば、1週間もかからずに改善するでしょう。頭痛や関節痛がひどくて眠れないような時のみ、アスピリン(当院では「ケロリン」を勧めています)を少量摂り、痛みを和らげてやれば良いでしょう。
とはいえ、インフルエンザ疑いで当院に来院された患者には、何もせずに帰ってもらうわけにはいかない(本当はそれでも良いのですが)ため、とりあえずインフルエンザの迅速検査をし、A型かB型かを判定します。症状がひどい場合には漢方煎じ薬や漢方エキス剤を処方しています。また、希望される方には会社や学校に提出用の診断書を作成しています。診断書を希望される方は診察の際に院長とご相談いただきますようお願いいたします。
近年では、介護職や病院関係者だけではなく、毎年インフルエンザの予防接種を半ば強制的に打つように言われることがあるようです。もし何か基礎疾患をお持ちの方で、このような予防接種を打つことにためらいのある方は、ぜひご相談ください。打つことを避けるよう記載した診断書など作成することもできます。基礎疾患をお持ちでない健康な方でも、打ちたくないという方は申し出ていただければ対応いたします。最後に、ここに書いたようなことは、不勉強な医師や他の医療従事者たちは何も知りません。たとえ知っていても彼らは患者に本当のことを知らせません。なぜなら彼らは製薬企業の鵜飼の鵜に過ぎないからです。今の医療業界の間違ったシステムの下で、彼ら自身も飼いならされているのです。
以上、インフルエンザに対する当院の見解を述べてまいりました。ぜひ参考にしていただき、当院の患者には思慮深い行動をしていただければ、と思っております。