10月7日に実施されたハマスのイスラエル攻撃について 2023年10月15日のX(旧twitter)より転載
10月7日にハマスがイスラエルを大規模攻撃し、イスラエル側も「戦争状態である」と戦争宣言したというニュースが世界中に流れ、多くの人に衝撃を与えました。
日本経済新聞記事『ハマスがロケット弾数千発 イスラエル首相「戦争状態」』 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR071QM0X01C23A0000000/
これに関して、SNS上でも情報が錯綜している状態ではありますが、すでにウィキペディアでも「パレスチナ・イスラエル戦争」としてその詳細がアップされており、おそらく今後も事細かにアップされていくことになるでしょう。
私を含めて多くの(ほとんどの?)日本人は、おそらくこの戦争が起こった経緯の詳細は知りませんし、一体何が起こっているのかを理解できていないと思います。しかし、実は今の世界の流れは「聖書」の予言通りに進んでいるという話があり、そこを理解しておけば、今後どうなるかということに関してある程度予想できると私は考えています。今回の戦争が、実はキリスト教原理主義者たちが待ち望んだ「世界最終戦争(ハルマゲドン)」に相当する、あるいは突入すると考えている人は非常に多いと思います。今後彼らの思惑としては、イスラエル国家が繁栄(他国を侵略・支配)し、聖地エルサレムにいわゆる「第三神殿」が建設され、反キリストとキリストとの最終戦争が引き起こされるということを想定しているのではないかと思います。
今でも支持者の多いトランプ元米大統領も訪れ、祈りを捧げた(彼らはそこで第三神殿建設を祈っている)「嘆きの壁」のすぐ近くに、現在イスラム教の神殿(モスク)である「岩のドーム」が建っています。歴史上、エルサレムの(ユ◯ヤ人の)神殿は、紀元前10世紀から紀元前6世紀の「バビロン捕囚」まで存在した「ソロモン王の神殿」(=第一神殿)と、バビロン捕囚後から紀元後70年のローマ帝国による破壊まで存在した「ゼルバベル王の神殿」(=第ニ神殿)の2回にわたって建設と破壊を繰り返しています。それら神殿の聖なる部屋(至聖所)があった場所に今は先述の「岩のドーム」が建っているわけですが、最終的には、そこに「第三神殿」が建つ予定になっているので「岩のドーム」を破壊する必要がある(岩のドームから100m離れた場所に建つという説もある)という話です。
そして神殿が建立された暁には、その玉座に座り「我は神なり」と宣言するのが、なんと「反キリスト」であると!!
『第三神殿が建てられる日』 https://remnant-p.com/055daisan.htm
なんともすごい話です。
このような聖書の予言の通りに世界が進行しているから聖書が重んじられているのか、あるいは「21世紀少年」のように、聖書の予言通りにことを運ぼうとしている人たちがいて、計画されて進行しているのか・・・?
私はそのどちらもだと思っていますが、いずれにせよ今の世界が神話や聖書で描かれている世界観の中で進行している可能性は高い。
しかし、その通りに行くのか行かないのか。そううまくは行かないということを主張している人ももちろんいます。※例えば国際ジャーナリストの田中宇さん
『ユダヤ第三神殿の建設』 https://tanakanews.com/100324jerusalem.htm
田中宇さんは、今回の戦争もかなり詳細にその動向をチェックしておられますので、参考までに。
『イスラエルとハマス戦争の裏読み』 https://tanakanews.com/231010israel.htm
ちなみに、私の師である崎谷博征先生も、今回の事件に関してそのお考えを“俯瞰シリーズ”として書かれていますので、こちらも参考にしてみてください。
『世界大戦(ビッグウォー(big war))の前ぶれか? ~俯瞰シリーズ』 https://www.facebook.com/hiroyuki.sakitani.9/posts/6489177031194964?ref=embed_post
崎谷先生は今回のハマスの攻撃が、イスラエルの「偽旗作戦」であるということを喝破しておられますが、私も彼が仰る通り権力者は世界を大きな戦争(最終戦争=ハルマゲドン)に導こうとしていることは間違いないと思います。今回のパレスチナ・イスラエル戦争が今後どのような展開を見せるのかは私などには分かりませんが、とにかく今後の世界の動向を注視していきたいと思います。