コロナ禍における私権制限について(2022年2月18日のtwitterより転載)

1ヶ月ほど前から国際中医師資格を取得するための勉強を始めたこともあり、なかなか時間が取れずTwitterの更新ができずにいました。その間メディアの情報もほとんど絶っていたので、残念ながら新たなコロナ情報などは提供できません。というか、私が皆さんに情報を逐一お伝えするまでもなく、もはやこのコロナ禍というマトリックスワールド(幻想世界)を生き抜く上で、どう考えるべきか、あるいはどう行動していくべきかということに関して、もう皆さんの方ですでに答えは明確になっているだろうと愚考しております。コロナやワクチンに関して、情報を出し尽くしたというわけではもちろんありませんので、当院では今後も機会があれば情報発信を続けていこうとは思っているものの、当院のフォロワーさんに対しては啓蒙的な情報発信はもはや不要かなと考えております(リクエストがあったら答えますが)。

とはいえ、特にCOVD-19ワクチン接種の是非や接種免除の診断書作成に関する問い合わせは後を絶たず、先日もアメリカに在住の方で、日本に一時帰国されている方からご相談をいただきました。その際に彼と話をさせていただいたことについて私なりに思うところがありましたので、ここで共有しておきます。現在米国やカナダ、ドイツ、フランス、イタリア、オーストリア、その他欧米各国では、ワクチンやコロナに対する政府の人権侵害とも言える強制的な施策に反対するデモが各地で起こっています。

https://www.aljazeera.com/news/2022/1/9/more-than-100000-rally-in-france-against-covid-vaccine-rules

https://www.forbes.com/sites/masonbissada/2022/02/08/anti-vaccine-mandate-protesters-block-vital-us-canada-crossing-for-second-straight-day/?sh=321ff0f164a3

しかし、例えばNZでは、アーダーン首相が「コロナパンデミックは終わっていない。新たな変異株に準備すべき」と発言し、さらなる規制続行を表明しています(もはや意地になっている)

しかし、NZ国内ではこれまでの厳しい措置にも関わらず、感染者数は増え続けています。

https://www.channelnewsasia.com/world/new-zealand-pm-jacinda-ardern-warns-more-covid-19-variants-2022-2485351

ちなみに、NZでは政府がCOVID-19ワクチンを打てない患者を認定する形をとっています。

https://www.health.govt.nz/covid-19-novel-coronavirus/covid-19-response-planning/covid-19-mandatory-vaccinations/covid-19-exemptions-vaccination

つまり、ワクチン接種の是非は、医師や患者自身には決定できず、政府が決定するという、最も非科学的で横暴な施策を強制しています(だからデモが起こっている)。

また、カナダでは先日トルドー(父親はいわくつきの人物です)によって、市民のデモを封じるための「緊急事態法」が発令されました。

https://www.reuters.com/world/americas/canada-police-response-protests-spotlight-after-key-bridge-us-cleared-2022-02-14/

これはいわば国家の国民への反逆であり、資金を凍結すべきはこのような横暴で暴力的な政府を動かしている人間たちの方だと私は思います。

ですから、未だこのような欧米各国でもコロナ禍・ワクチン禍は続いており、流れとしては反ワクチン派などのメインストリームに反する勢力は、徹底的に叩かれたり、ワクチンを強制されたり、あるいは打っていないと日常生活が送れなくなるなど、厳しい措置が課される状況にあるということです。その一方で、イギリス様(この表現で察してください)が世界に先駆けて、ワクチンやマスクなどのコロナ対策・規制を緩和させていくというニュースが表に出てくるようになりました。

https://ndtv.com/world-news/britain-covid-uk-covid-uk-coronavirus-no-masks-in-closed-spaces-goodbye-vaccine-proofs-uk-lifts-omicron-curbs-2731864

これが一体何を意味しているのか、察しの良い人はお気づきのことでしょう。またこの日本でも、Qアノングループの人たちなどを含めた小規模な反ワクチンデモが各地で行われているようですが、政府がそれをことさら大きな問題にすることはなく、どちらかというと社会情勢としては穏便な状態が続いているように思います(北京五輪の影響などもあるかもしれません)。これらのことを考えると、今の日本において、当院のような明確に人為的なコロナパンデミックを主張したり、ワクチン接種に反対したりしている勢力の方々にとっても、その人権や自由を不当に侵害されることなく過ごせているという状況であることに、私はむしろ感謝しなければならないと思っているくらいです。

そこで、先ほどの米国在住のワクチン診断書希望で相談されてこられた方の話に戻りますが、そのような話をしている中で、この方も「身震いがするくらい先生の考えに同意です。日本に帰国して、米国にいたときよりも、日本の方が自由を保障されている気がしました」と仰っていました。すなわちこれは、このコロナパンデミックの中で、欧米諸国で「自由」や「権利」というものがいかに破壊されているか、ということを如実に表す良いエピソードであるように私には思えます。そして、実はこれこそが権力者層・支配者層の人々が大きな目的としていることなのだろうと私は感じています。

日本人には昔から「お上」という考え方があり、今でも「自由」や「権利」というものがまるで誰かに与えられるものかのような意識がどこかにあるように思います。だから政府に対して従順だし、右向け右で逆らわない人が多いようにも思います。猿轡をしろと言われればするし、毒を打てと言われれば打つ。一方欧米では国王や権力者の支配から自由を勝ち取るための一般市民の闘争が昔からあり、「自由」や「権利」は自分たちで求めるべきものであるという潜在意識があるように思います。だから政府に対して必要があればNOを突きつけ牙を向く。今でも反ワクチンの大規模なデモで政府とぶつかりあっています。このような国々(=欧米諸国)において、このパンデミック騒動の中でどんどん自由が奪われ失われていき、逆に自由に対する意識の低い(?)この日本では、誰もが比較的自由に暮らすことができている(とはいえ制限はありますが)状況というのは、何とも皮肉な話のように思います。

また、欧米諸国ではインフレ率(前年比)が高まって戦々恐々としている状況の中で、日本ではそよ風程度。今後日本に世界のマネーが集中する状況も出てくる可能性があります。そういう流れを加味して考えても、やはり今後は日本が世界の中心とまでは言わなくても、潮流が日本に向かう可能性は高い。そのように考えると、私は今後の世界の流れが楽しみでもありますし、政治的にも経済的にも問題だらけとはいえ平和なこの日本という国に生まれて本当に良かったと感じています。現在の混沌混乱の中で右往左往している方も多いかとは思いますが、このことについて皆さんはどう思われますか?

 

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