腫瘍内科について(facebookより転載 2019-6-1)
さて、今年度より当院は院長変更に伴って体制が変わり、診療科目も多少変更がございました。
その中で、院長である私がこの4年で自分なりに勉強してきた”がん”もやりたいという思いから当院の診療科目として「」を追加し、がんの患者も当院で積極的に診ていこうと考えております。
「腫瘍内科」を掲げるからには、どんながん患者も診ていきたいとは思いますが、基本的に当院での治療は漢方をベースにした代替医療になります。標準治療を受けたいとお考えのがんの患者には大変申し訳ございませんが、他院での治療を勧める場合がございます。その点あらかじめご了承いただきたいと思います。
ただし、標準治療を完全に否定しているわけではもちろんなく、私の恩師の一人ともいえる和田洋巳元京大名誉教授のように、上手く現代医療を組み合わせていくことで奏功する症例が実際に存在していることは、和田先生が院長を務めるからすま和田クリニックでも証明されていることですし、当院からも患者から希望・要請があれば標準治療を受けられる病院を紹介したいと考えています。
しかしながら、がんの本質(遺伝子ではなく、代謝が問題)を理解し、患者にがんの予防あるいは根本治療のためのメソッドを多角的な視点からアドバイスしていけるような病院は非常に少ないですし、「銀座東京クリニック」の福田一典先生のように、漢方治療をベースにした代替医療をがん患者に提供している病院も全国各地に存在しているわけではありません。
ですから、当院はそのような数少ない病院の一つになるべく、がん患者が自分の本当に受けたい治療についてアドバイスや情報提供していける病院としてこれから発展させていきたいと考えております。
そのためにはやはりまだまだ勉強不足ですし、患者一人一人から学ばせていただきたいと思っております。これからもご指導・ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします!!