パンデミック騒動の歴史(2021年1月29日のtwitterより転載)

今回の新型コロナ(フェイク)パンデミック騒動に関して、この1年を通じて世の中の流れを見てきて、私は「こんなこといつまで繰り返すつもりだろうか?」と半ば辟易した気持ちになっています。おそらく皆さんの中にも同様の思いを持っている人が多いのではないでしょうか?

さて、この新型コロナ(フェイク)パンデミック騒動は、様々な側面において人為的に(意図的に)引き起こされているものであるということを、このTwitterアカウント上でも何度も申し上げてまいりました。当院アカウントのフォロワーさんの中にも、そう考えている方は非常に多いことでしょう。おそらく、今回のコロナ騒動を経験して、意図的なパンデミックであると感じ、「何かおかしい」と初めて思った方が非常に多いことでしょう。しかし、このような(人為的な)パンデミック騒動は、過去を振り返れば、実は何度も繰り返されてきたということを、どれくらいの人が知っているでしょうか。今日は少しその過去の(とは言え近年の)パンデミック騒動の歴史的な流れを振り返ってみたいと思いますので、その観点からぜひ今起こっていることを再度皆さんの方でもさらに深く考えてみてもらえれば、という風に思います。

さて、話は2003年まで遡ります。覚えている方も多いかと思いますが、2003年の4月に香港で発生した呼吸器疾患であるSARS(重症急性呼吸器症候群)パンデミック騒動です。この感染症の原因は、「ジャコウネコなど肉食獣やコウモリに感染している変異コロナウイルスである」とされました。そして、このことをいち早く世界に向けて発信した人物が、当時WHOのアドバイザーも兼務していた、オランダのエラスムス大学医学部のアルバート・オスターハウス教授でした。彼はアイビーリーグ(ロックフェラーの資金で作られた)の頂点であるハーバード大学医学部出身の御用学者でした。当時のWHOは、SARSを新型コロナウイルスによる新興感染症であるとし、感染した人の1割が死亡するという予測を立て、20世紀初頭に大流行した「スペイン風邪」以上の感染拡大が起こる可能性があるとして世界に向けて警告しました。しかし、蓋を開けてみれば2003年だけで1万人近くの感染者が世界中で確認され、死者も800人近くに上りましたが、それ以降SARSと診断され死亡する人の数が増加することはありませんでした。

すなわち急速に自然に収束していったということです。その後2003年の後半にも、再びこのオスターハウス教授は、「H5N1鳥インフルエンザウイルス」の致死的な突然変異株が人間に感染し、感染拡大を引き起こす可能性があると危機を煽りました。しかし、結局ごくわずかの人が感染し亡くなっただけで、しかもヒト-ヒト感染は確認できない症例ばかりでした。この時オスターハウス教授は根拠も乏しい状態のまま、アジアで起こった感染症が「致死性のH5N1鳥インフルエンザである」として、それが渡り鳥を通じて欧州諸国にウイルスを撒き散らしていると主張しました。しかし、そのようなウイルスは鳥の標本(検体)からは一つも発見できず、感染も収束しました。

一方で、このオスターハウスの警告により、そのWHOの勧告に従った世界各国では、抗インフルエンザ薬である「タミフル(ロシュ社)」や「リレンザ(GSK社)」を大量に備蓄するに至りました。すなわち、鳥インフル騒動により、ビッグファーマ(巨大製薬企業)には巨額の利益をもたらしたのです。有名なところで言えば、当時の米国国防長官であり、ドナルド・ラムズフェルドは、世界中に散らばる米軍所属者たちに対し、鳥インフル対策としてタミフルの服用を命じました。この時米国政府は、タミフルだけで30億ドルの国家予算を投じました。しかし、実はこのロシュ社のタミフル販売権の10%の権利を持っていた大手製薬バイオ企業であるギリアドサイエンシズ社の最大株主であったことが今ではすでにわかっています(当時は一切報道されなかった)。ちなみにここ日本でも、厚労省が全国都道府県に1050万人分のタミフルの備蓄を要請していますし、また鳥インフルエンザH5N1ウイルスに対するワクチンが、約50億円の公費をかけて1000万人分が用意されましたが、結局その後感染拡大は起こらなかったため、そのワクチンは大量に廃棄処分されています。すなわち、多くの資源が無駄になったばかりか、我々の血税は製薬業界に巨額の報酬として支払われたのです。そもそもタミフルやインフルエンザワクチンが有害であることは過去のツイートでも述べてきましたが、このような無駄であるどころか有害なことを政府は今もやり続けているのです。

SARS騒動、鳥インフルエンザパンデミック騒動の次は、2009年に起こった豚インフルエンザパンデミック騒動です。豚インフルエンザパンデミック騒動は、「H1N1豚インフルエンザウイルス」が原因で、2009年4月にメキシコの小さなある村(ラグロリアの5歳の子供)から起こったとされています。当時WHOの事務局長であったマーガレット・チャンは、「ラグロリア地域で発生した急性呼吸器疾患は、強い感染力のあるH1N1豚インフルエンザウイルスが原因であり、感染が蔓延・拡大する危険性がある」と警告しました。ちなみに彼女は、SARS発生当時の香港地方衛生職員だった人間です。その後4月末時点で、世界各国で少数(米国では100件以上)の豚インフルエンザ感染が認められたとCDC(米国疾病予防管理センター)が伝えましたが、その症状は例年の季節性インフルエンザと変わらないか、それより弱く、感染者の大部分が軽症で自然回復しているということをWHOも認めていたほどでした。そのような状況であったにも関わらず、2009年6月にWHOのマーガレット・チャン事務局長は、フェイズ6(=パンデミック)を宣言しました。この宣言は、WHOの科学アドバイザーグループの助言を受け入れたものでしたが、SARS・鳥インフルで危機を煽ったオスターハウス教授が、その中心的人物でした。ではそのパンデミック宣言当時、H1N1豚インフルエンザ感染は拡大した(あるいはしていた)のでしょうか??実際の発表では214の国と地域で感染者が確認され、WHOの推計によれば死亡者は30万人近くいたのではないかと予測されています。

ちなみに、豚インフルの感染者数は、2009年12月に集計方法が変更され、WHOが感染者数を報告しないと決定したため、明らかになっていません。ちなみに、この感染者の集計方法に関してはかなり問題があったことが指摘されています。それは、検査の正確性の問題とも関連しています。豚インフルの検査自体が不正確で、当時WHOも「豚インフルの検査で確認された症例数は実質的に無意味である」としており、当時は豚インフルが疑われる症例(発熱のみでも)は、全て豚インフル感染症と扱われるようになっていたようです。すなわち、豚インフルエンザ検査キットで診断された症例が、季節性インフルや他の感染症であった可能性が高いということであり、さらに発熱や頭痛・関節痛などの症状だけで豚インフルと診断された症例の中にも他の感染症患者が多数含まれていたということです。この件については、2009年に米国放送大手のCBSのアトキン調査特派員が、全米で豚インフルと診断されていた症例を再度やり直した結果を報告しており、それによれば、本当の豚インフルと確定診断されたのは、州によってはたった1%から多くて30%だったということでした。すなわち、豚インフルパンデミックも、SARSや鳥インフルの時と同様に、本当に恐ろしいウイルスが蔓延して、そのウイルスによって引き起こされる致死的な感染症によって世界中の人々が死亡していたわけでは決してなく、フェイクであったということなのです。

次に、WHOの定めている「パンデミックの定義」について触れておきたいと思います。このことについても歴史的な変遷があり、今回の新型コロナ(フェイク)パンデミックとも密接な関わりがあるので重要なことだと考えておりますから、ぜひ皆さんにも確認しておいてもらえればと思っています。さて、少し話が傍に逸れましたが、「パンデミックの定義」についての話に戻りましょう。実は2009年以前には、パンデミックの定義として、3つの基準が設けられていました。すなわち、

1.病原体は、我々の体がそれに対してまだ防御体制ができていないような、新規に出現したものであること。

2.病原体は、国から国へ、大陸から大陸へと非常に早く伝播し、世界中が危険に晒されるものであること

3.病原体は、症状が重篤で高い死亡率を示す感染症を引き起こすものであること

以上の3つが以前のパンデミックの定義でした。

しかし、実は2009年の豚インフルエンザのパンデミックに際して、WHOはこの定義から3つ目の「感染症の重篤度」に関する項目を削除してしまったのです。すなわちパンデミックは、その感染症が深刻であろうがなかろうが宣言できるよう基準が変えられたということです。そして、この豚インフルパンデミック宣言の際に、WHOにアドバイスしていたグループ(緊急委員会)が存在しており、これは16人のメンバーからなると発表されていますが、その名簿の公開を求められた際に、当時のチャンWHO事務総長は、「パンデミックが終了するまで公開を控える」と答えました。パンデミック終了後にこの委員会のメンバーが公開されましたが、やはりアドバイザーとしての役職や、金銭の受け取りなど、そのメンバーたちと製薬業界の癒着は切っても切り離せないものでした。これに関して、WHOは「関係する専門家が緊急委員会への参加から部分的または完全に除外されるべきような利害の対立を生じさせない」と述べていますが、本当にそう思う人が果たしてどれほどいるでしょうか?

https://www.healio.com/news/infectious-disease/20120331/who-reveals-names-of-h1n1-emergency-committee

さらに、2010年にはパンデミックの定義は「新しい病気の世界的蔓延」とまで単純化されてしまいました。すなわち、変異を続けるインフルエンザやコロナウイルスが時に非典型的な感染症を引き起こし、それを蔓延させることがあり得るわけですが、その度にパンデミックを創出できるようになったのです。

では、今回の新型コロナパンデミック騒動についてはどうでしょうか。まず、覚えておくべき重要な役者は、新型コロナ感染が拡大することをいち早く訴え、診断のためにPCR検査の必要性を訴えたシャリテ大学病院ウイルス学研究所所長クリスチャン・ドロステン教授です。実は彼は2003年のSARSや2009年のインフルパンデミック騒動の時にも重要な役割を果たしました。2003年にはSARSの発見者・検査開発者として名を上げており、2009年のパンデミック当時はロベルトコッホ研究所とともに、ほとんど副作用などの明らかでなかったワクチンの全国民への接種を推奨しました。

そして次に忘れてはならないのは、英国インペリアル・カレッジ・ロンドン感染症疫学研究センター長を務めるニール・ファーガソン教授です。彼は国内外で数百万人の犠牲者が生じるという有名な「ファーガソン報告書」を作成した人物で、今回のパンデミックを煽る立役者となりました。ファーガソン教授は、英国政府の重要な科学アドバイザーでもありますが、彼が2009年の豚インフルパンデミック当時、WHOにパンデミック施策を促した諮問委員会である緊急委員会の主要メンバーの一人でもありました。そして彼は、ロシュやGSKといったビッグファーマのコンサルタントも務めています。さらに、事実上の米政府に対する健康アドバイザーとして現在活躍している国立衛生研究所(NIH)のアンソニー・ファウチや現WHO事務局長のテドロス・アダノム。最後に最も重要な人物は、長年ワクチンメーカーに自身の財団を使って莫大な資金提供を続けてきたビル・ゲイツです。

さて、このことの意味を真に理解できる人が、今の日本には一体どれほどいるでしょうか。そうです、現在引き起こされている新型コロナパンデミックは、もはや新型コロナウイルスという危険なウイルスによって自然に起こっていることでは決してありません。そうではなく、一部の人たち(役者たち)によって意図的に創作され、人々を恐怖の渦の中に引きずり込もうとしているのです。そしてその目的は・・・。それはこれを読んだ一人一人に深く考えていただければ、と思います。いずれにしても、今回の新型コロナパンデミックも歴史的に俯瞰して見れば、既視感のあることに気がついていただけると思います。「この道はいつかきた道」なのです。歴史は繰り返されないが韻を踏む、そしてそれは意図してそうなっている(引き起こしているプロデューサーがいる)。ぜひこのことをどうか肝に銘じておいてもらいたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です