【「“生命の本質”から根本治療を考える」シリーズ第一弾:生命とは何か?Part5 甲状腺による全身のエネルギー代謝調節 ~ミトコンドリアの上位制御システムとしての役割~】
甲状腺機能が低下すると、身体全体のミトコンドリアの糖のエネルギー代謝が低下してしまい、必要な速度でエネルギーを全身に供給しにくくなってしまいます。反対に、甲状腺機能が過剰になると、酸素消費や熱産生、活性酸素産生、組織の異化が過度に亢進するとされています。しかし、当院ではこの甲状腺機能が亢進することによって起こってくる(とされている)代謝変化などは、実際には甲状腺が障害され、甲状腺機能がむしろ低下していることによって起こっていることではないかと考えています。したがって、当院では甲状腺ホルモン系は、ミトコンドリアの活動を維持するために必要な、全身のエネルギー代謝における上位制御系として理解するべきであると考えており、「甲状腺機能低下」が、アトピーを含めた多くの慢性疾患においても大きな問題であると捉えています。
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