2026年8月18日読書会要約『ウイルス真理教』p166-p171
ウイルス心理論と社会システムウイルス心理論についての議論、1987年からエイズに関する議論が主流になったことを説明した。社会...
令和元年からの院長交代に伴い、今まで通院していただいていた患者さんや、これから通院していただく患者さんに、現院長の考えや当院での治療方針をもっと知ってもらいたいということで、院長自身がテーマを決めて記事にしています。特に漢方医学にまつわるミニ知識や、「衣・食・住」にまつわるライフスタイルの改善に役立つ知識などをこのブログでは公開していきます。
ウイルス心理論と社会システムウイルス心理論についての議論、1987年からエイズに関する議論が主流になったことを説明した。社会...
ミトコンドリアの「細胞内共生説」を唱えたリン・マーギュリス女史は、ミトコンドリアなどの共生による進化を「共生進化(symbiogenesis)」と名付け、「ネオ・ダーウィニズム」で描かれる進化の構図(遺伝子突然変異+自然選択 → 進化)を徹底批判しました[120]。また進化生物学者ニック・レーンも、ミトコンドリアの獲得・共生こそが、生命の複雑化を可能にした決定的な要因であると指摘しています[118,119]。彼らによれば、生命の進化とは、ネオ・ダーウィニズムが主張するような「遺伝子の突然変異」が原動力となったわけではなく、細胞がエネルギーをどのように獲得し利用するかという仕組みを発達させるためのプロセスだったということです。そしてその中心にあるのが、まさに「ミトコンドリア」だということなのです。
古代ギリシャのアリストテレスが「四体液説」を唱えた頃から、生命現象は物理化学法則だけでは説明できない、何か特別で神秘的な...
私が監修しているオンラインショップ「La Vita」で販売することになりました、キルギス産のハチミツをここでも紹介させていただ...
生命を解する鍵として改めて注目されるようになったのが、エネルギー代謝です。生命とは本質的に、外部からエネルギーを取り込み、そのエネルギーを利用して絶えず化学反応を維持することで秩序を保っている動的なシステムです。この視点を理論的に整理した研究として、ニコルソンとゴーンは、生命を理解する枠組みとして遺伝子よりも代謝ネットワークを基盤とする “metabolism-first biology(代謝ファーストの生命観)” を提唱しました[96]。これはつまり、「生命とは静的な遺伝情報によって一方向的に決まるものではなく、複雑な代謝ネットワークによって維持される動的なオープンシステムとして理解すべきである」という考え方です。これは先述してきたシュレーディンガーやプリゴジンら著名な物理学者が出した結論とも一致するものです。
「エピジェネティクス」の分野における研究からも、現在では生命現象を単純に遺伝子の問題だけで説明することはできず、遺伝子が生命の本質ではないと考えられるようになってきました。
さらに重要なのは、遺伝子の働きは単独では完結しないという点です。近年の研究では、遺伝子同士の相互作用や、遺伝子と環境の相互作用(G×E)が大きな役割を果たすということが示されています。[56,58,59]。つまり、遺伝子は単独で結果を決めることはできず、環境(外部環境・体内環境)や各個人の身体状態(炎症・代謝・免疫状態など)と不可分に結びついているということなのです。
先述した通り、20世紀後半の生命科学の世界では、「遺伝子こそ生命の鍵である」という考え方が大きな影響力を持つようになりまし...
大手メディア報道批判扇動的な報道がなぜ行われるのかについて議論し、恐怖を煽ることで収益を上げるという目的があると説明した...
分子生物学の勃興と発展により、DNAが遺伝情報を担い、遺伝子がタンパク質の発現や構造、様々な生命現象に関わっていることが明...
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