新型コロナ遺伝子ワクチンの危険性について

〜はじめに〜

当院では世界で初めてヒトに対して遺伝子ワクチンが新型コロナウイルス感染症に対して導入されるということになった頃から、過去の基礎研究や臨床試験の結果などから遺伝子ワクチンは危険であることを訴え、当院の患者には「接種はしない方が良い」と訴えて参りました。そもそもいまだに特例承認の段階で、長期的な安全性などが不明である(だから今も臨床試験の続いている)遺伝子ワクチンを打つというのは、人体実験のためのモルモットになることとほとんど同義だと思います。患者の命や健康を守る役割・責任も担っている当院としては、全ての患者に「モルモットにはなるな」と警告してきたつもりです。もちろん今でも新型コロナワクチン接種には明確に反対の立場ですし、当院の患者にも引き続き全く勧めていません。

しかし、偏向報道が指摘されて久しいマスメディアでは、コロナ危機を煽る報道を日々垂れ流すだけに飽きたらず、政府と結託してわざわざ首相や専門家や有名人・著名人を使って、安全性や有効性の疑わしいワクチン接種を推進するためのポスターやCMを(国民の血税で)作製し、国民をワクチン接種へ誘導することに躍起になってきました。また、今や医薬業界のロビー団体の窓口ともなっている厚生労働省や各医学会でも、大学教授をはじめとする御用学者らもうまく使いながら、新型コロナワクチン接種を強力に推進してきました。その甲斐あってか、国民のほとんどがワクチン接種を完了し、当院でも最近の初診患者においては、すでに新型コロナ遺伝子ワクチンを数回接種した上で来院される方がほとんどという状況です。したがって当院では、再度新型コロナ遺伝子ワクチンの危険性に関して警鐘を鳴らす上で、このようなパンフレットを作成し、来院患者に改めて配布することとしました。当院の患者におかれましては、以下の内容をよく吟味された上で、今一度ワクチン接種の是非について深く考えていただきたいと思います。ただし、当院では新型コロナ遺伝子ワクチンを既に接種してしまった方々を非難したり咎めたりする意図は全くありませんし、ワクチン推進派の人たちと争うつもりもないということはここで強調しておきたいと思います。また、当院では新型コロナ遺伝子ワクチンは危険なものであると考えていますが、あまりに深刻に考え過ぎることは逆に良くないとも考えております。当院の患者におかれましては、その様な当院のスタンスについてもご理解いただけますようお願い申し上げます。

 

  • 「遺伝子ワクチン」とは何か?

「遺伝子ワクチン(Gene-modified vaccine:GMワクチン or Gene-edited vaccine:GEワクチン)」とは、これまでのタンパク質ベースのワクチン(例えばインフルエンザのスプリットワクチン)ではなく、ウイルスベクターワクチンのような「遺伝子組み換えベクターワクチン」、あるいは、DNAワクチンやmRNAワクチンのような「核酸ワクチン」のことです。これらのワクチンは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の遺伝子情報がウイルスベクターや脂質ナノ粒子内にDNAやRNAの形で封入されています。今回のオックスフォード大学-アストラゼネカ社製の無毒化したアデノウイルスを運搬体として用いたウイルスベクターワクチンの場合、注射されて細胞内に取り込まれると、アデノウイルスベクター(=運び屋)に封入されていた新型コロナウイルスのスパイクタンパク部分のDNAが核内で転写・翻訳され、スパイクタンパクの一部が抗原提示されます。これが免疫系を刺激し、新型コロナウイルスのスパイクタンパクに対する抗体が産生されるという仕組みになっています。一方で、ファイザー-ビオンテック社やモデルナ社製のmRNAワクチンの場合、人工的な脂質ナノ粒子(リポソーム)内に封入されている新型コロナウイルスのスパイク部分に相当するmRNAが、注射を受けた部位の細胞内に輸送され、それがリボソーム内でタンパク質にまで翻訳される設計になっています。そのタンパクを抗原提示している細胞が免疫系のターゲットとなって、新型コロナウイルスのスパイクタンパクに対する抗体が産生されるという仕組みです。

しかしながら、実はこの遺伝子ワクチンはまだ研究途上の実験段階でしかなく、まだまだわからない部分が多いものです。今回の新型コロナ遺伝子ワクチンに関しても、先述したように新型コロナウイルスのスパイクタンパク遺伝子が導入されることによって、接種した人の体内でスパイクタンパクが産生され、それに対する抗体が産生されることは明らかになっているので、「ワクチン」として働くことは間違いないと思います。しかし、体内に入ってきた遺伝子やその遺伝子が発現してできるタンパクが、それ以外の未知の作用を産んでしまう可能性も指摘されています。ですから、本来遺伝子ワクチンは「ワクチン」と呼ぶべき代物ではないのです。今回の新型コロナ遺伝子ワクチンの場合、実際に体に注入されるのは新型コロナウイルスのスパイクタンパク遺伝子ですから、本来は「トランスジェニックスパイクタンパク遺伝子注射」とでも呼ぶべきものです(「トランスジェニック」とは、遺伝子を外部から体内に導入するということ)。これまで特定の遺伝子が欠損・損傷している場合に、その機能を補うための遺伝子治療が開発されてきました。ただし、それは遺伝的な難病(遺伝病)のように、生命に関わる、あるいは生活に大きな支障が出るような重篤な病気の場合のみであり、患者は遺伝子治療により何が起こるかまだわからないところが多くあるというリスクを承知の上で、治療を受けることを選択しておられます。しかしながら、「ワクチン」は感染防御のための予防的な医療措置ですから、接種するのはそのような重篤な病気の方ではなく、ほとんどが健常者です。今回の新型コロナ遺伝子ワクチンのように、何十億もの人々に接種されるものであるにも関わらず、本来要求されるべき高い安全性基準を度外視して、長期の安全性や効果が確かめられないまま短期的な治験のみで導入されるというのは、明らかに異常なことであり「壮大な人体実験」であると言わざるを得ません。それでも自分は受けたいのだという人は好きにすれば良いと思いますが、それを受ける意志のない他者にも強要したりするのは人権侵害とも言えることだと思います。

 

  • 遺伝子ワクチンの「ワープスピード」の開発

通常のワクチン開発は、市場に出るのに5〜10年以上はかかるとされています。今回の遺伝子ワクチンを含めた新型コロナウイルスワクチンは、それを何倍も早く短縮した形で開発されてきました。これがまさに、未来へワープするように開発しようということで、「ワープスピード(warp speed)」ということの意味です。当たり前ですが、ワクチンに限らず新規薬剤は全て安全性やその効果を確かめるために、何年も、長い時には何十年もかけて細胞実験・動物実験・臨床試験を行うわけですが、今回の新型コロナ遺伝子ワクチンは安全性そっちのけで、正式に承認されたわけでもなく(仮承認の段階)、極めて短期間でワクチン接種までたどり着いています。実際にヒトを対象にしたフェーズ2/3の臨床試験も、副作用は小さくなるようデータが操作されている可能性があります(詳細は後述)。また、ワクチン接種が開始されてからはプラセボ群(生理食塩水接種群)を設けて臨床試験を行うことを廃止しようという動きさえ出てきています(もちろんワクチンに安全性や効果がないことをごまかすため)。また、ワクチンを開発している製薬企業と規制当局(FDAやCDC、日本では厚労省)がお互いに回転ドアで密接に結びついていることは、もはや周知の事実です。このような仕組みの下で開発され、実際に多くの人がすでに接種している新型コロナ遺伝子ワクチンが、本当に安全で効果があるのか?接種する前にもっと深く考える必要があると思います。

 

  • ワクチンには本当に「効果」があるのか??

新型コロナ遺伝子ワクチンが世界各国で次々に特例承認で認可された当初は、「大半の人がワクチン接種すれば、ワクチンによる集団免疫が獲得されるために感染予防効果が得られる。だから一人一人がみんなのためにワクチンを打とう」ということを、専門家を中心に多くの人が盛んに述べたて、国民をワクチン接種に誘導する向きがありました。確かに臨床試験の結果からも、ファイザー社製およびモデルナ社製の新型コロナmRNAワクチンは、大規模なランダム化比較試験で有効性が90%以上とされ、アストラゼネカ社製のウイルスベクターワクチンも有効性が70%程度と、遺伝子ワクチンには高い有効性があるとされていました(N Engl J Med. 2020;383:2603-2615、N Engl J Med. 2021;384:403-416、Lancet. 2021;397:99-111)。ただし、本来はワクチンの効果を確かめるために実際に人間を使って行うPhase IIIの臨床試験は、通常2〜3年はかかるものです。ところが、今回の新型コロナ遺伝子ワクチンでは、世界的なパンデミック(本当は人為的)が起こっており緊急事態だからという理由で、そのような歳月をすっ飛ばして半年〜1年という短期間で迅速に臨床試験が行われ、その結果が良かったということで、各国政府によって早期特例承認されることになったのです。また、これらの遺伝子ワクチンは、実はその安全性を確かめるためのPhase I〜IIの試験の段階で、すでに重篤な副反応事例が出現しており、決して安全なワクチンであるということは言えないのにも関わらず、次の段階であるPhase IIIに移行しています。これはやはりこの(人為的な)新型コロナパンデミック騒動が、「ワクチンありき」で押し進められてきたということの証左でもあると思いますし、そんな前段階で危険であることがわかっているワクチンを実際の人間に打たせるというのは人体実験に他ならず、強要するのは人権侵害に当たると思います。そして先述した通り、1万人以上の人間を対象とした大規模なランダム化比較試験(Phase III)では、ワクチン有効性がmRNAワクチンで90%以上、ウイルスベクターワクチンで70%程度とされていますが、これも実際には新型コロナ感染症の重症例のほとんどを占めている免疫力の低下した高齢者ではなく、健康な65歳以下の若年者に対しての効果しか見ていません。さらに、その効果もほとんど短期間(2回目投与後1週間〜2週間)の有効性しか見ておらず、例えば半年〜1年後にどうなっているのかは全く確認できていないのです。さらに言えば、新型コロナ感染者に関して、新型コロナの症状はあってもPCR検査で陽性が確認できなかった症例の方がPCR検査で陽性となった症例よりも多く、それを追加してデータ解析した場合、有効性が格段に低下することが、BMJ誌のピーター・ドーシ(Peter Doshi)氏によって指摘されています(BMJ, Jan 4; 2021)。そもそもPCR検査自体が偽陽性や偽陰性が多い検査であり信頼性の低い検査ですから、本来は感染症の確定診断に使用するべきものではないということは、加えて述べておきたいと思います。

ここまで述べたことだけでも、当初素晴らしい感染抑制効果が謳われ、接種を推奨するための根拠にされてきたこれらの臨床試験の論文報告も手放しに信用するわけにはいかないということは明らかです。他にも、臨床試験の経過中に一部の被験者に対して試験の継続を中止していたり(その理由は明らかにしていない)、生データを開示していなかったりと、ワクチンメーカー側が意図的に自分達に都合の悪い情報を伏せ、都合の良い情報のみを公開している可能性も高く、ワクチンメーカーが公開しているワクチンの効果についてはさらに信用できないものになっています。また、最近の海外の報告によると、2回接種により獲得した免疫が半年程度で減衰し、20%程度になることが示されています(N Engl J Med. 2021; NEJMoa2114114, N Engl J Med. 2021;10.1056, N Engl J Med. 2021;10.1056)。さらに、2021年11月末以降に出現し、世界各地に急速に流行拡大したオミクロン株については、過去の流行株に比べてワクチンの有効性が顕著に減弱していることが指摘されています(JAMA. 2022;10.1001)。いくつかの論文では、3回目以降のブースターショットによって一時的に感染抑制効果が得られる可能性が示されていますが、それもかなり限定的で短期的であり、長期間感染予防効果が期待できるようなものでは到底ありません。さらに最近では、厚生省がワクチンの追加接種の有効性について、海外では軒並み20%程度まで落ち込んでいるのに、国内では90%以上も(感染予防効果を)保っているということを示したデータに誤りがあるということが名古屋大学小児科学名誉教授の小島勢二博士により指摘され、それを訂正したところ、感染予防効果がワクチン接種者と未接種者とで変わらないという結果になったことがSNS界隈でかなり問題になっていました。それでは、今回の新型コロナ遺伝子ワクチンに感染予防効果が期待できないとすれば、「重症化を防いでくれる」という効果に関してはどうでしょうか?

日本国内でも多くの人が2回接種完了しているのにも関わらず、オミクロン株などの変異種による新型コロナ感染がなくならないことをもって、「感染予防効果はないかもしれないが、重症化を防ぐ効果はあるから接種すべきである」という言説が流布され、特に重症化しやすい高齢者には強く推奨されてきました。米国CDC(疾病対策予防センター)も、ワクチンには重症化予防があるとするデータを公式に発表しており、それを根拠にワクチン接種を推奨してきました(CDC, Weekly / May 7, 2021 / 70;674–679)。過去には、インフルエンザワクチンなどでも同様に、「ワクチン接種による感染予防効果はなくても、感染した時の重症化や死亡を防げる」ということが述べられてきました(厚労省ワクチンQ&A, Q21)。しかし、これまで「ワクチン接種で重症化や入院や死亡が防げる」という根拠となる論文は、いずれも症例対象研究結果を解析したものであり、様々なバイアスがかかっており信頼できるものではありません。むしろランダム化比較試験では、症状抑制効果はないという結果が出ています(JAMA. 1994 Dec 7;272:1661-5.)。また、先述したCDCが発表しているレポートも、入院患者のみを対象にしたケースコントロールスタディでしかなく、試験デザイン的にも様々なバイアスや問題があって、エビデンスとしては弱いものです。実際に、レポート中にも「ワクチンと入院・重症化の因果関係を証明するものではない」と記載されています。つまり、新型コロナ遺伝子ワクチン接種により重症化を防ぐことができるかについては、まだ結論は出ておらず、今後の更なる研究が必要ということです。それにも関わらず「新型コロナワクチンは重症化を防ぐから打つべき」と言ってきた人たちは、「嘘つき」とまでは言えませんが、信用できないと当院では考えています。以上のことから、今となっては新型コロナ遺伝子ワクチンにはその感染予防効果はもはや期待できず、重症化抑制効果もわからないという結論に至らざるを得ません。それではワクチンの安全性についてはどうでしょうか?以下でみていきましょう。

 

  • 新型コロナ遺伝子ワクチンの危険性

先述した通り、「ワープスピード」で開発されてきたワクチンは仮承認(特例承認)の段階であり、中長期的な安全性がまだ確かめられていないというのも、遺伝子ワクチンを打つべきではない大きな理由の一つです。実際に、米国疾病予防センター(CDC)の公表されているデータを用いて、例年のインフルエンザワクチン接種後の副作用との比較検討した記事によれば、新型コロナ遺伝子ワクチンについては、インフルエンザウイルスワクチンよりも短い期間の間に、接種人口も少ないのにも関わらず、ワクチン接種後の死亡者は2018-2019 年度シーズンのインフルワクチンよりも96倍、2019-2020年度シーズンの74倍多かったということでした。(CDC Data Shows COVID-19 Vaccines are Far Deadlier than Regular Influenza Vaccines. Anthony Colpo, March 15, 2021)。死亡だけではなく副作用の報告数も、新型コロナ遺伝子ワクチンで30,938件、2018-2019年度 のシーズンのインフルエンザワクチンで7,343件、2019-2020年度のシーズンのインフルエンザワクチンで6,446 件と、新型コロナ遺伝子ワクチンはインフルエンザワクチンよりはるかに多いものでした。これはもしかしたら、今回の新型コロナ遺伝子ワクチンが、例年はインフルエンザワクチンを打たないような身体の弱い人や基礎疾患を持っている人にも打たれていたために副作用が出やすかったということもあるかもしれません。しかし、健康な若年者でも接種後の重篤な副作用が出現する可能性のあることは、遺伝子ワクチンの臨床試験(フェーズ2/3)中にも報告されています。例えば、6〜17歳の200人の子供に対して行われたオックスフォード大学-アストラゼネカ社製のアデノウイルスベクターワクチンの臨床試験では、若年者へのワクチン接種後の血栓症発症のリスクがあるために、中止となったことが報道されています(BBC News. April 6 2021, WSJ. April 6 2021)。mRNAワクチンの臨床試験でも、被験者の多く(70%)に下痢・頭痛・発熱・嘔吐・疲労・肝機能異常などの全身症状が出現していたことが報告されています(Lancet. 2017 ;390:1511-1520)。詳細は割愛しますが、他にも臨床試験段階で遺伝子ワクチンにより、全身性の有害事象に見舞われた人が高率に存在していることがわかっています。これは若年者でも出現していることから、身体の弱い人や免疫力の低下した高齢者に限って起こるわけではないことは明白です(つまり健康な人でも重篤な副反応が起こり得る)。また複数の臨床試験において、1度目の接種よりも2度目の接種で副作用出現率が増加していることからも、度重なるワクチン接種により体内で強い炎症反応が引き起こされ副作用が出現することは明らかでしょう。したがって、複数回にわたるブースターショットを行うことも、より重篤な副反応が出現するリスクを高める行為であるということが想定されます。

しかしながら、これらの新型コロナ遺伝子ワクチンはすでに各国で接種が開始され、多くの人が接種を完了している状況です。そして先述した通り、これはどのワクチンでも言えることですが、接種後の副作用や死亡のほとんどは、実際には「ワクチン接種との因果関係は不明」であるとして片付けられ、実際に表に出てくるのはほんの数%もない、氷山の一角に過ぎません。それは、ワクチン接種後の副反応が現れた患者を診察した医師自身も、それがワクチン接種によるものなのかは正確には判断できない(そもそもワクチン副反応に関する医学教育を受けていない)し、かつワクチンとの関連性が疑われる症例だったとしても、ほとんどの事例において因果関係まで証明することは極めて困難だからです。そして一度「因果関係不明」とされると、もうそれは結局「ワクチンとの関連性はない」と扱われてしまうのです。ましてや、ワクチンの副反応が接種後に起こったとしても、アナフィラキシーや発熱や接種部位の痛みなど接種後間もない時間(数分〜数日)に生じたものしかクローズアップされず、ワクチン接種による中長期的な副作用に関しては、それこそ「因果関係はない」=「存在しない」ものとして扱われることになるというのは、想像に難くないことでしょう。

 

  • ワクチン接種と副作用との因果関係

先述した通り、ワクチン接種とその副作用との因果関係を完全に証明することはほとんどできません。それをいいことに、医薬業界ではワクチン接種後の副作用を(意図的に)過小評価し、政府にもロビー活動を行い、ワクチンの安全性や有効性を謳う意図的なプロパガンダ(ワクチンCMなど)によって、より一層ワクチンを一般市民に打たせる方向に誘導してきました。しかしながら、そのような製薬業界(=医療ビジネス)に一石を投ずる内容の論文がありますので、ここで紹介させていただきたいと思います。それは、米国のワクチン有害事象報告制度(VAERS)に報告されている有害事象のデータを解析した論文です(A Report on the U.S. Vaccine Adverse Events Reporting System (VAERS) of the COVID-19 Messenger Ribonucleic Acid (mRNA) Biologicals. Sci Publ Health Pol & Law 2021, 2:59-80)。この論文では、新型コロナワクチン接種後の重症の有害事象(severe adverse events, SAE)は、全体の有害事象の26%を占める高さであることが報告されています。これは従来のワクチンの2倍の割合です。ちなみに、有害事象(副作用)の70%は接種後24~48時間以内に発生しています。この有害事象がワクチン接種と関係なく偶発的に起こったものであれば、接種前後も一定の割合で同じ症状が患者に発症するはずです。しかし、論文では解析データをプロットすると、死亡も含めたあらゆる有害事象の発症が、遺伝子注射接種後の数日でピークになって急に減少していることがわかりました。死亡、入院率、救急受診率、心臓血管疾患、脳神経疾患、自己免疫疾患、アナフィラキシーショック、流産などの有害事象は、遺伝子注射接種1〜2日後にピークが来て、急激に減少していくという同じカーブをしています。これらのデータから、有害事象の発生は新型コロナ遺伝子ワクチン接種が原因であるとしか考えられません。すなわち、ワクチン接種後の有害事象に関して、新型コロナ遺伝子ワクチンは限りなく“クロ”だということです。このような高率に重い有害事象の現れる可能性の高いワクチンを皆さんは打ちたいと思われるでしょうか?それでも「新型コロナにかかって死ぬリスクの方が怖い」という方は、得ている情報があまりに偏っているために、リスクとベネフィットを正しく天秤にかけられていないと言わざるを得ません。もちろん免疫力の弱っている高齢者や糖尿病など基礎疾患を持っている患者では重症化するリスクがありますが、それは新型コロナ感染症に限った話ではなく、感染症全般で言えることです。そして実際には、イスラエルで行われた大規模調査でも、既感染者(ワクチン未接種)はワクチン接種者の27倍も変異株に対する発病抑制力があるということを示唆する論文が発表されています(Comparing SARS-CoV-2 natural immunity to vaccine-induced immunity: reinfections versus breakthrough infections: BMJ, 2021)。長くなるので詳細は述べませんが、これはおそらくワクチン接種ではスパイクタンパクの一部にしかできない抗体が、自然感染ではスパイクタンパクに限らずウイルスの他のタンパク部位に対しても多様な抗体ができ、変異株にも対応できるからだと考えられます。また、ワクチンで産生されるのはIgG抗体のみですが、自然感染では粘膜免疫が働き感染防御に重要なIgA抗体も多く産生されると考えられます。このことからも、重症化する恐れのある一部の人ならまだしも、健常者にまでワクチンが必要だと考えるのは“暴論”と言えるでしょう。また、ウイルスや細菌に自然感染して重症化したり死に至ったりすることと、人工的な産物であるワクチンを打ったことによって重篤な副作用に見舞われたり、最悪の場合死亡することとでは、本質的な意味合いが全く異なります。前者は自然界に生きる上では誰にも起こる可能性のあることですが、後者は完全に医原病(医療行為がもたらした病気)であり、その医療行為を受けさえしなければ100%確実に避けられることなのです。さらに言えば、ワクチンというものは一般的に病気になってから打つものではなく、無症状の(健康な)状態の時に打つものです。ワクチンに限らず、高率に重篤な副作用に見舞われることが示唆されているものを、でき得る限り事前に回避しようとするのは当たり前のことなのではないでしょうか?

 

  • 新型コロナ遺伝子ワクチンを打てば打つほど感染症は増える!?

インド洋にあるセイシェル(Seychelles)という国は、たった9万8千人の人口ですが、新型コロナ遺伝子ワクチン接種後に急激に新型コロナウイルス感染症が増加したために、初期の段階でロックダウンに踏み切ったことが話題になっていました(『World’s Most-Vaccinated Nation Activates Curbs as Cases Rise』Bloomberg, May 5, 2021)。新型コロナワクチン接種によって新型コロナ感染症の発症が減っているどころか、むしろ増えた??これは一体どういうことなのでしょうか??実はこの現象は、すでに米国・ジブラルタル・イスラエル・チリ・インドなど、ワクチン接種が盛んに行われてきた国々でも昨年(2021年)中に認められていたことであり、これらの国では新型コロナウイルス感染症や死亡者がワクチン接種後にも関わらず急増していたことが判明しています(BMJ 2021; 372 doi: https://doi.org/10.1136/bmj.n854)(『Chile has one of the world’s best vaccination rates. Covid is surging there anyway』CNBC,  APR 19 2021)(『Covid Spiking In Over A Dozen States—Most With High Vaccination Rates』Forbes, Mar 18, 2021)。

 この現象のメカニズムを紐解くヒントとなることとして、ワクチン接種率の高いイスラエルにおいて、英国で確認された変異株(B.1.1.7)および南アフリカで確認された変異株(B.1.351)に対するファイザーの遺伝子ワクチンの実際の効果を調査した研究が報告されています(Evidence for increased breakthrough rates of SARS-CoV-2 variants of concern in BNT162b2 mRNA vaccinated individuals.medRxiv preprint doi: https://doi.org/10.1101/2021.04.06.21254882;)。その結果は、通常の新型コロナウイルス(野生株)よりも、南アフリカで確認された変異株(B.1.351)に感染する確率は、ワクチン未接種よりも2回接種した方が高いことが判明しています。通常の新型コロナウイルス(野生株)よりも英国で確認された変異株(B.1.1.7)に感染する確率は、ワクチン未接種の人よりも1回接種した人の方が高いことも分かりました。米国でもファイザーあるいはモデルナの新型コロナ遺伝子ワクチン2回接種後に、変異型の新型コロナウイルス感染が起こった症例の詳細が報告されています(Vaccine Breakthrough Infections with SARS-CoV-2 Variants. N Engl J Med. 2021 Apr 21. doi: 10.1056/NEJMoa2105000)。このように、ワクチン接種者は変異型に感染しやすいことが示唆されているのです。これはもしかしたら、「抗体依存性感染増強(ADE:Antibody Dependent Enhancement)」や「抗原原罪(original antigenic sin)」が関係しているかもしれません(詳細は後述)。実際に、デルタ株やオミクロン株に引き続き、今後の新型コロナ感染も変異型が主流になることは明らかですから、ほとんどの国民がワクチン接種を完了した国々で、感染者がむしろ増加していることも当然のことなのかもしれません。

 

  • 遺伝子ワクチンを打ってはいけない本当の理由 その①:抗体依存性自己免疫反応

これまでのワクチンでは不活化されたウイルス本体や、ウイルスのタンパク質の一部が抗原として使用されてきました。ワクチン接種によりウイルス抗原に対する抗体が産生され、実際にウイルス感染した際に抗体が感染を防御するというのが理論的な仕組みになっています。しかし、新型コロナ遺伝子ワクチンの場合、実際に体内に注入されるのは新型コロナウイルスのスパイクタンパク遺伝子(DNA or RNA)であり、その遺伝子が導入された細胞内でスパイクタンパクを産生することになります。すると、遺伝子ワクチンを接種された人の細胞がスパイクタンパクを細胞表面に発現するようになり、スパイクタンパクに対してできた抗体が、スパイクタンパクを発現している細胞にも結合し、免疫応答によりその細胞自身が破壊されてしまう可能性があります。これは遺伝子ワクチンによる自己免疫応答とも言えるものであり、「抗体依存性自己免疫反応(自己攻撃)」と言います。mRNAワクチンを開発したファイザー社の内部文書によると、筋肉注射されたmRNAワクチンの脂質ナノ粒子は筋肉のみならず全身に運ばれることがわかっています。そして、最も蓄積する部位は肝臓・脾臓・卵巣・副腎とされています。肝臓や脾臓は解毒や古くなった細胞やタンパク質を処理する、ゴミ処理のための免疫応答のために必要な、いわば全身のデトックスシステムにとって重要な臓器ですから、これらの細胞が傷害されるとゴミ処理のための免疫系やデトックスシステムが破綻してしまう可能性があります。また、卵巣は卵子を作る生殖系にとって重要な臓器ですから、卵巣が攻撃対象となった場合には、生殖がうまくできなくなる可能性があります。さらに、副腎は副腎皮質でステロイドホルモンを産生することで、一時的なストレスに対抗したり、抗炎症作用による免疫応答を調節したりする作用があります(ただし、長期的なストレス時には免疫抑制に働く)。また、副腎で産生されるホルモンは他にもエネルギー産生や血圧の維持・調節を行っており、副腎は性ホルモンの産生にも欠かせない重要な臓器です。すなわち、副腎が攻撃対象になってしまうと、免疫応答が常にONの状態になり炎症が必要以上に促進されてしまったり、重要な臓器や組織でエネルギーが枯渇し、倦怠感や精神症状が出現したりする可能性もあります。他にも血圧の維持ができなくなり不安定になったり、生殖機能が低下したりすることも起こりうるということです。もちろんこのような臓器のみならず、遺伝子ワクチン接種により体内に侵入してきた脂質ナノ粒子は、他にも血管内皮・神経・肺・心臓・脳など、あらゆる臓器・組織に循環して運搬されるために、スパイクタンパクが発現したありとあらゆる臓器・組織が免疫の攻撃対象になる可能性があります。まさに、様々な人工的な「自己免疫疾患」が引き起こされる可能性があるということなのです。

 

  • 遺伝子ワクチンを打ってはいけない本当の理由 その②:分解されないmRNA

今回の遺伝子ワクチンのうち、ファイザーやモデルナのワクチンはmRNAワクチンです。mRNAはタンパク質の設計図として機能するものであり、mRNAの塩基配列に対応したタンパク質が産生されることになります。mRNA中の塩基三つずつの組み合わせ(配列)を「コドン」と言い、その塩基配列がそれぞれ20種類のアミノ酸に対応する形になっています。開始コドン(AUG:メチオニン)からmRNAの塩基配列が読み取られていく間に、それに対応するアミノ酸が順に結合していき、終始コドンで翻訳が終了します。アミノ酸によっては、複数のコドンが一つのアミノ酸に対応します。これを同義コドンと言い、それぞれのコドンは同じアミノ酸に翻訳されますが、翻訳を仲介する運搬RNA(tRNA:トランスファーRNA)の含有量がコドンごとに異なるので、翻訳量がコドンの配列によって異なります。今回の新型コロナmRNAワクチンでも、このmRNAのコドンの塩基配列を新型コロナウイルスのものを多少人工的にいじって変更されており、タンパク質翻訳効率が飛躍的に上がるように工夫されています。また、RNA自体は非常に不安定な物質であり、生体内ではすぐにRNA分解酵素によって分解されます。しかし、新型コロナmRNAワクチンでは、mRNAの塩基であるウリジンをメチル化してN-メチル-シュード(偽)ウリジンに置き換えられており、さらに分子の先端部分にキャップ構造が付加されたり、末端部分にポリアデニン構造が付加されたりすることで、分子安定性を飛躍的に高めており、ちょっとやそっとでは分解されない構造になっています。これはmRNAワクチンが効率的に抗体産生を行うのに必要な措置ではあるのですが、ここで大きな問題はスパイクタンパク自身が毒性を持っているということです。今回のワクチン接種で産生されるスパイクタンパクは、新型コロナウイルスのスパイクタンパクと同じアミノ酸配列をしていても、そのコドンの塩基配列の操作やRNAの化学修飾によって飛躍的に翻訳されるタンパク質量を増やしているのです。もし翻訳効率が10倍、分子安定性が10倍高まるように設計されていた場合、コロナウイルスの自然感染で作られる量の100倍ものスパイクタンパクがワクチン接種によって産生される可能性があるのです。そしてこれは、スパイクタンパクの毒性が100倍強まるということと同義なのです。

 

  • 遺伝子ワクチンを打ってはいけない本当の理由 その③:スパイクタンパクの毒性がそのまま残っている

例えば、ジフテリア毒は酵素毒で非常に強力であり、ヒトでの致死量は0.1μg/kgとされています。この猛毒のジフテリア毒素をワクチンとして使用する場合、その酵素活性を除去するような工夫がされてきました。1971年、ハーバード大学の内田剛博士は、ジフテリア毒素の変異体を作成し、「CRM(Cross Reacting Materials:交差反応性材料)」と名づけました。そのジフテリア毒素の変異体であるCRM197は、ジフテリア毒素のアミノ酸配列のうち、たった一つのアミノ酸置換により完全に無害化したものでした。このように、わずかなアミノ酸配列の置換だけでそのタンパク質の活性がなくなることはよく知られていますし、そうしてできた変異体は細胞生物学や分子生物学の実験でもよく使用されています。

今回のコロナウイルス感染症に関しても、スパイクタンパクによる毒性はよく知られており、細胞表面に突出したスパイクタンパクの棘が血栓の原因になること、スパイクタンパクの一部の配列が血流循環障害に関与していること、プリオン様モチーフがプリオン病を引き起こす可能性などが示唆されています。そして何より重要なのは、スパイクタンパクがACE2に結合することによって、血管内皮細胞を含むACE2発現細胞を傷害することです。ですから、先述したジフテリア毒素の例のように、このスパイクタンパクのACE2結合部位にアミノ酸変異を入れるだけでも、スパイクタンパクが持つかなりの部分の毒性を排除できる可能性が高いのです。ただし、単に変異を入れてやればそれで解決かというとそういうわけでもなく、変異が予想しない結果につながる可能性もあります。つまり、本来は様々な部位にアミノ酸変異を入れたスパイクタンパクを用いて、ワクチンとしての機能・毒性評価・ADE(抗体依存性感染増強)が起こる可能性などを、細胞実験や動物実験を繰り返して検証すべきなのです。遺伝子ワクチンに含まれているスパイクタンパク遺伝子を改変すること自体は今の技術をもってすれば簡単にできます。スパイクタンパクを抗原といて用いるならば、その毒性機能は必要ではなかったはずです。そもそも体内で産生されたスパイクタンパクに対する抗体が認識するのは、スパイクタンパクのアミノ酸配列のうち、5〜10個のほんの一部分だけです。タンパク全体のうち何箇所かのアミノ酸を置換・変異させたところで、その毒性機能が失われることはあっても、有効な中和抗体を作り出すために必要な抗原性まで失われるわけではありません。ですから、抗原性を残したままどの様にして毒性を取り除くか、ということを本来は考えておくべきだったということです。しかしながら、今回の新型コロナ遺伝子ワクチンに関しては、そのような毒性を取り除く措置が全く取られておらず、これには何らかの悪意があるのではないかということを疑われても仕方ありません。今回の様な「ワープスピード」の名の下に短期間で開発されたワクチンは、上記のような意味でも(意図的に)安全性確認を怠っていると言わざるを得ないのです。

 

  • 遺伝子ワクチンを打ってはいけない本当の理由 その③: 免疫抑制と未知なる中長期的影響

2021年のドイツの研究で、ファイザーの新型コロナ遺伝子ワクチンが、ウイルスに対して免疫抑制効果をもたらす可能性のあることが報告されました(medRxiv, 2021. doi: https://doi.org/10.1101)。ファイザーの遺伝子ワクチン接種した人の白血球は、新型コロナウイルスに対する処理能力の低下(白血球の反応性の低下)が認められたというのです。これはすなわち、遺伝子ワクチン接種によって、打った人の免疫力(=ゴミ処理能力)が低下するということを意味します。つまり、新型コロナウイルス遺伝子の破片が侵入してきてもこれを処理できずに、長期的に慢性炎症を引き起こす可能性があるということです。それだけでなく、他のウイルスやバクテリアのエンドトキシンが刺激する白血球のアンテナ(TLR7/8 , TLR4)の反応性が低下したことも分かりました。これは他のウイルス(実際は遺伝子の破片)やエンドトキシンなどの炎症性物質が体内に侵入したときにもゴミ処理できないことで、長期的に慢性炎症が引き起こされる可能性があるということです。その一方で、カビ(カンジダ)だけには、過剰に白血球が反応したという結果が得られました(つまりカンジダ感染では急性期の過剰な炎症が引き起こされる)。これらの結果が意味することは何かというと、我々の体内でゴミ処理・ゴミ掃除をしてくれている免疫系の中心となる白血球の機能が、新型コロナ遺伝子ワクチンによって狂ってしまうということです。これらの影響は遺伝子ワクチンの設計からも、中長期に及ぶことが予想されるため、短期的な重篤な副作用として知られている血栓症や心臓血管障害・神経障害などを免れたとしても、後々になってからこのような感染リスクあるいは慢性炎症リスクにさいなまされることになる可能性があるということなのです。

それだけではなく、新型コロナ遺伝子ワクチン接種により、さらに恐ろしいことが起こります。新型コロナ遺伝子ワクチンのうち、オックスフォード大学-アストラゼネカ社製ワクチンのアデノウイルスベクターワクチンのように、ウイルスベクター内にスパイクタンパク部分の遺伝子(DNA)が組み込まれているワクチンは、注射されると細胞内に標的DNAが運搬され、核内で宿主の遺伝子発現システムを利用して、そのDNAを転写・翻訳し標的となるスパイクタンパク部分を産生し始めます。すなわち、これはウイルスベクターによりヒトの遺伝子配列に別の種のDNA配列が組み込まれることになるわけで、これが後々になってから打った人にどのような影響を与えるのか、未知の部分があるということを考えただけでも恐ろしいと思えます。また、ベクター(運び屋)となっているアデノウイルス自体は私たちの細胞内では増えない設計になっているとされていましたが、細胞実験では細胞の遺伝子をピックアップし、元のアデノウイルスと同じように増殖能を持った遺伝子になることで、私たちの細胞内でウイルスとして増殖することが可能になるということが報告されています。(Replication-Competent Adenovirus Formation in 293 Cells: the Recombination-Based Rate Is Influenced by Structure and Location of the Transgene Cassette and Not Increased by Overproduction of HsRad51, Rad51-Interacting, or E2F Family Proteins, J Virol. 2005 May; 79(9): 5437–5444)。つまり、オックスフォード大学-アストラゼネカ社が開発したアデノウイルスを使用した遺伝子ワクチンは、アデノウイルス(という炎症を引き起こす遺伝子の破片・断片)をわざわざ注射するという行為に他ならないということです。もちろんこのアデノウイルスに感染するだけでも宿主の免疫システムによって排除しきれなかった場合に、体内で炎症は引き起こされる可能性はありますし、血栓症なども引き起こされる可能性があることが過去の研究でも指摘されています。一方、ファイザーやモデルナ社などのmRNAワクチンの場合、注射された後に細胞内に標的mRNAが運搬されてきても、細胞内のリボソームで直接翻訳されて目的とするスパイクタンパクが産生されるだけで、ワクチンの中に含まれている遺伝子配列がヒトのDNA配列には直接組み込まれることはないとされていました。しかし、私たちの体内には逆転写酵素(reverse transcriptase)というものが存在していたり、レトロトランスポゾンなどそのほかのシステムによって、外来性のRNAがDNAに逆転写されたりする可能性があり、細胞の核内の遺伝子DNAに組み込まれる可能性は否定できません。すなわち、mRNAワクチンとして設計され含有されている遺伝子も、ワクチン接種によって体内に侵入してくると、細胞内でヒトのDNA配列に挿入され、それが転写・翻訳されて新型コロナウイルスの病原性を持ったスパイクタンパク質を細胞内で産生するようになる可能性があるということです(bioRxiv.Preprint.2020,doi:10.1101/2020.12.12.422516)。実際に、新型コロナウイルスの遺伝子(RNA)を細胞に曝露させると、その遺伝子がLINE-1というレトロトランスポゾンによって逆転写され、ヒト細胞の遺伝子(DNA)に、さまざまな形で組み込まれてキメラ遺伝子を形成することが確かめられています(Proc Natl Acad Sci U S A. 2021 ;118:e2105968118)。すなわち、新型コロナ遺伝子ワクチンに使用されている新型コロナウイルスのスパイクタンパク遺伝子が、我々の細胞内で長期間にわたりスパイクタンパクを産生させるだけではなく、ヒトの遺伝子(DNA)配列自体にランダムに組み込まれるために、体内でスパイクタンパクや未知のキメラ遺伝子からわけのわからないタンパク質が延々と大量に産生されていくことになる可能性があるのです。それらが中長期的に体内で大量に産生され続けた場合に、ワクチン接種者にどのような影響を与えるのかは、全く未知の領域だと言えるでしょう。さらに、新型コロナウイルスの断片であるに過ぎないスパイクタンパクのみでもACE2に結合するため、私たちの体内で「レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系(RAA系)」というストレス反応を刺激し続け、慢性炎症や線維化を引き起こす可能性があることや、その他の機序によりスパイクタンパク自体にもさまざまな病原性があることが、近年の研究で徐々に示されてきました。さらに、遺伝子ワクチン接種者の体内でスパイクタンパクや未知のタンパクだけではなく、それらに対する抗体が大量に産生されることになった場合、この抗体自体も体内でゴミになってしまい、神経障害・腎障害・網膜障害・皮膚炎・血栓症・その他アレルギー反応や自己免疫疾患などを引き起こす可能性があります(Blood.ReV. 2016; 30: 223-31, Br J Haematol. 2003; 121:749-757, Blood. 2020; 2020006045)。実際に、体内で大量に産生された抗体によって、多発性骨髄腫を始めとする血液系の悪性疾患や、多発性アミロイドーシス、単クローン性免疫グロブリン血症といった病態や疾患が引き起こされることが知られています。つまり、新型コロナ遺伝子ワクチンを接種した結果、大量に産生されたスパイクタンパクと抗体タンパクのダプルパンチによって、様々な病態が形成される可能性があるということなのです。このようなことからも、新型コロナ遺伝子ワクチンを接種することによって、今後体調を崩したり病気になったりする人がどんどん増えていくことになる可能性があると当院では考えています(もちろん全員がそうなるわけではないでしょうけれども・・・)。

 

  • 「抗体依存性感染増強」と「抗原原罪」について

「抗体依存性感染増強(ADE:Antibody Dependent Enhancement)」は、今でこそ新型コロナ遺伝子ワクチンでも引き起こされる可能性があるとしてSNS界隈で拡散された結果、一般的にも認知されてきていますが、実は免疫学の世界では以前からよく知られている現象でした(Clin Infect Dis. 1994; 19: 500-12)。これは簡単にいえば、病原性のある微生物に対して産生された抗体が、感染防御に働くどころか、むしろその微生物による感染を促進してしまうという現象です。これまでインフルエンザウイルス・コクサッキーウイルス・RSウイルス・エボラ出血熱ウイルス・エイズウイルス(HIV)・デング熱ウイルス・ジカウイルス・コロナウイルスなどのウイルス感染やそれらのウイルスに対するワクチンによって、この感染増強抗体が体内で産生され、ADEを引き起こすことが認められています。コロナウイルスで引き起こされるとされているSARS(サーズ)やMARS(マーズ)でも、ワクチン接種後にウイルスを感染させた場合に、ワクチン接種しない場合と比べて肺の障害が強くなることが過去の動物実験で示されており、これは「ワクチン関連呼吸器疾患増強(Vaccine-Associated Enhanced respiratory disease:VAERD)」として知られています(Emerg Microbes Infect. 2019; 8: 841-856)。そして今回の新型コロナウイルスでも、感染後にできたスパイクタンパクに対する抗体が、新型コロナ感染を増強させる可能性が示されています(J Virol. 2020; 94: e02015-19, Med Hypotheses. 2020; 143: 109884)。実際に最新の研究(まだ査読付き論文ではなく、プレプリントの段階)でも、新型コロナウイルスに関してデルタ株以降さらにウイルス変異が進行していった場合に、現行のワクチン接種によってできた抗体では、感染抑制も重症化抑制もできなくなるどころか、その抗体が感染増強抗体(enhancing antibody)として働くということが、大阪大学のグループによって示されています(Liu et al. bioRxiv preprint doi: https://doi.org/10.1101/2021.08.22.457114)。これらのことから、変異しやすいRNAウイルスである新型コロナウイルスに対して、いくらワクチンで中和抗体(病原性微生物を無害化する抗体)を作れたとしても、その効果は(あったとしても)ほんの短期的なものでしかなく、変異を繰り返したウイルスに対しては抑制的に働くどころか、むしろ増殖を促進したり感染を増悪させてしまったりする方向に働くことすらあるということなのです。そしてそれは実際に、これまで話してきた通り、世界各国でワクチンを打てば打つほどむしろ感染者数が増えたり、ワクチン接種者の方が重症化したりすることなどからも言えることかもしれません。

さらに、少し難しい概念ですが、「抗原原罪(original antigenic sin)」というものについても触れておきたいと思います。例えば、新型コロナウイルスがヒトに感染した際に、次に同じウイルスが感染してきた際に効率よく抗体産生などが行われるように「免疫記憶」が形成されますが、この最初のウイルス感染に対する免疫記憶によって、変異したウイルスに対する免疫応答が起こりにくくなってしまうことがあります。これを「抗原原罪」と呼びます。実際にウイルスなど初感染した際に誘導された抗体やT細胞は、「レパートリーフリーズ」と呼ばれる抗原原罪の対象になることがわかっています(Immune Netw. 2016 Oct; 16: 261–270)。特に、今回の新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスのようなRNAウイルスは突然変異を起こしやすく、その抗原性が大きく変化してしまう「抗原ドリフト」が起こってしまった場合に、「抗原原罪」によって変異株に対応する抗体産生やT細胞応答が抑制されてしまい、感染症が重症化する恐れがあります。「抗原原罪」に関しては、詳細な免疫学的機序まで解明されていますが、これはワクチン接種によっても引き起こされることが示されてきました(J Autoimmun. 2017;83:12-21)。今回の新型コロナ遺伝子ワクチンでも、ワクチン接種によって産生されたスパイクタンパク抗体が、新たな変異株への抗体産生を阻害してしまうという「抗原原罪」によって、変異株への迅速な免疫応答ができなくなった結果、予期せぬ臨床結果(感染症の重症化)を招く可能性があると考えられます。

 

  • 新型コロナ遺伝子ワクチン接種者からの影響(=シェディング)について

新型コロナ遺伝子ワクチン接種者が急激に増えて以降、当院の患者で「新型コロナ遺伝子ワクチン接種者からの影響」としか思えないような症状を訴えて来院される方が多くいらっしゃいました。特に、ワクチン未接種者の妊娠適齢期の女性の方で、月経前後の不正出血・月経痛・頭痛など、月経周期に伴って変な症状が出現してきたという症例が多かったように思います。そして皆さん口を揃えて「ワクチン接種して間もない(数日〜1ヶ月)人と濃厚接触した」と言うのです。これが一例や二例であれば、私も「気のせいだろう」と思っていたかも知れませんが、何度も経験すると流石に看過できない状況なのかなと思い始めました。また、急に蕁麻疹や発疹が身体の各部に出てきた、それまで落ち着いていたアトピー症状が急にひどくなってきた、人生で初めて帯状疱疹が出現した、持病の頭痛が急にひどくなったなどの症状や、他にも全身倦怠感や原因不明の発熱、動悸・息切れ、めまい・耳鳴り、関節痛、鼻血などが急に出てきたと言って当院を受診される患者の中にも、「新型コロナ遺伝子ワクチン接種者が周囲に増えてきた状況下で症状が出現してきた」という方がおられました。もちろん因果関係は不明ですが、そのメカニズムとして考えられることとは何でしょうか?今のところ当院では「エキソソーム(細胞外小胞)」が関係している可能性が最も高いと考えています。

エキソソーム(exosome)とは、あらゆる種のあらゆる細胞から分泌される細胞外小胞(Extracellular Vesicles: EVs)の一種で、大きさとしては直径30-200nmほどのものとされています。1980年代に初めて細胞外分泌メカニズムの一つとして同定されました(R M Johnstone et al. 1987)。現在では、あらゆる生命活動・生理現象に影響を与えていることが示されています。また、そのサイズと生体適合性の高さから、血液脳関門も通過でき、様々な臨床応用のための研究も盛んに行われています(Y Zhang et al. 2019, E J Bunggulawa et al. 2018, S Gurung et al. 2021)。エキソソームについてはこれまで大変興味深い内容の論文がいくつも発表されており、例えばバクテリアや真菌から放出されたエキソソーム(細胞外小胞:EVs)が、バクテリアや真菌由来の遺伝子(DNA or RNA)を内包しており(B L Deatherage et al. 2012, L Brown et al. 2015)、それらの遺伝子DNAが周囲のバクテリアに取り込まれ、バクテリアの機能を変化させることが報告されています(A E Sjöström. 2015, Y Yang et al. 2018)。これまで遺伝子は子孫に受け継がれていく(垂直遺伝する)ことは当たり前の現象としても一般的に知られていましたが、このような遺伝子の水平移動(=水平遺伝)が、実際に現象としてもメカニズムとしても明らかにされたということは、遺伝学的には非常に意義深いことであったと言えるでしょう。また、食品中の遺伝子やタンパク質などを内包したエキソソームが小腸粘膜から取り込まれ、全身を循環することによって食品中の遺伝子が我々の細胞の遺伝子の一部になっている可能性が示唆される論文も報告されています(S Kahn et al. 2018)。さらに、この食品中の遺伝子は腸内細菌にも移行し、この腸内細菌から放出されたエキソソームが我々の体内を循環し、様々な細胞に取り込まれることが示唆される論文も報告されています(E J Jones et al. 2020)。さらに、疾患特異的な遺伝子(miRNAなど)がエキソソームとして我々の呼気中にも排泄されていることが報告されており(A Sinha et al. 2013, F C Mendes et al. 2019)、これらが受容体を用いて様々な細胞に取り込まれ、遺伝子レベルで影響を与える可能性が考えられます。

ところで、「mRNAワクチン接種者からの他者への伝播」に関連する話として、過去のメルク社のエボラmRNAワクチン“ERVEBO”の添付文書に興味深い文言がありました(https://www.merck.com/product/usa/pi_circulars/e/ervebo/ervebo_pi.pdf)。それによると「7つの臨床試験に登録され、ERVEBOまたは低用量製剤を接種された299名の被験者において、尿または唾液中へのワクチンウイルスの排出が評価されました。ワクチン接種後1日目から14日目までのタイムポイントにおいて、一部の被験者の尿または唾液中に、RT-PCRによりワクチンウイルスRNAが検出されました。28日目の排出を評価した2つの研究では、陽性と判定されたサンプルはありませんでした」ということでした。さらにこの添付文書には、「ワクチンウイルスRNAは、血液、唾液、尿およびワクチン接種を受けた成人の皮膚小胞液から検出されており、ワクチンウイルスの伝播は理論的に可能である」ということが注意書きにも記載されています。これは紛れもなくmRNAワクチン接種者の体内でウイルスRNAが循環し体外にも排泄されており、少なくとも2週間は排出が続くこと、そして開発者側はそれによるワクチンウイルスの環境中あるいは他者へ伝播し影響を与える可能性を把握しているということが明らかです。だからこそ、今回のCOVID-19mRNAワクチンを開発したファイザー社の臨床試験プロトコールにも、遺伝子ワクチン接種者には注意するべきだとする旨の記載があるのでしょう(https://cdn.pfizer.com/pfizercom/2020-11/C4591001_Clinical_Protocol_Nov2020.pdf)。また実際にウイルスRNAやタンパクを含んだエキソソームが、SARS-CoV-2感染者の体内で循環し、その病態に影響していることも明らかになっており(E Barberis et al. 2021)、ウイルス遺伝子が細胞内で宿主の遺伝子とキメラ遺伝子を形成することも明らかになっています(L Zhang et al. 2021)。これらのことからもCOVID-19mRNAワクチン接種者の体内でも同様にウイルスRNAが宿主遺伝子に取り込まれキメラ遺伝子を形成し、それがエキソソームの形で循環して体外・環境中に排泄され、他者に伝播していくということは十分あり得る話なのです。もちろんこのような「エキソソーム」が伝播したことによって、伝播された側の人間にどのような影響があるのかはまだわかりません。しかし、当院だけでも非常に多くの患者が、ワクチン接種者からの影響で体調不良になったと訴えていることは、重く受け止めるべきだと考えています。もちろんそれだけでは、ワクチン接種者からのエキソソームの暴露によるものだと結論づけることは決してできませんが、今後も検証が必要な課題であると強く感じています。このことはワクチン未接種者のみならず、ワクチン接種者にも頭の片隅に置いていただければと思います。

 

〜最後に〜

以上、新型コロナ遺伝子ワクチン接種を控えるべき理由と根拠をお示しして参りました。新型コロナ遺伝子ワクチンにより挿入された遺伝子の破片による影響だけではなく、ナノ粒子や未知の成分が遺伝子ワクチンには添加されており、これらの中長期的な影響も考慮しておく必要があります。これらがヒトの体内で複合的に作用し、長期的に慢性炎症が引き起こされ、予測できない健康被害を与える可能性があるということなのです。それだけでも今回の新型コロナ遺伝子ワクチンは打つべきではないという話になると思いますが、そもそも「ワクチン」というデザインそのものが、生命現象から遠くかけ離れた人工物であることを理解してもらえれば幸いです。もっと言うと、今回のワクチンに関しては、当院ではそれは「ワクチン」というべきものではなく、「生物兵器」とでも言える代物ではないかと考えています。実際に、2020年度の日本国内の超過死亡(前年と比べてどのくらい総死亡数が増えたか)は逆に減少していましたが、2021年度の超過死亡に関しては、劇的な(?)増加が認められており、これは国民の9割近くが接種している新型コロナワクチン接種以外に大きな理由(自然災害など)は考えられない状況です。つまり、新型コロナワクチン接種によって多くの人が死に至っている可能性があるということを、当院患者には是非知っておいて欲しいと思います。ただ、繰り返し強調しておきますが、だからと言って接種してしまった人を非難したり接種したこと自体を咎めたりする意図は全くありません。しかしながら、自己判断能力のある大人であればいざ知らず、まだ判断能力に乏しい学童などの若年者に関していえば、話は別です。世界的にみても新型コロナ感染症においては、健康な若年者(特に10代以下)では重症化することは極めて稀であり、死亡する事例もほとんどないことがわかっています(国内では10代の死亡は数名)。ですから、健康な若年者にとっては新型コロナワクチンによって死亡したり、重篤な副反応に見舞われたりするリスクの方がむしろ圧倒的に高いと言えます。この様な健康な若者にとって新型コロナワクチン接種は、メリットは全くと言っていいほどないにも関わらず、重篤な副反応が出現する可能性があるという点において、デメリットの方が大きい有害な医療行為であると言えるでしょう。もし接種後に強い副反応が出現したり、最悪死に至ったりするようなことがあった場合には、それは完全によく調べもせずに打たせた親や打つことを勧めてきた行政の責任であると当院では考えています。ただ、全員がそうなるわけでもありませんし、既に打ってしまったあるいは打たせてしまった場合には、あまり深いことは考えず、長期的に経過をみていくしかないと思います。以上、接種者の方々には不安を与えたり、不快な思いをさせたりしてしまうような書き方もあったかもわかりませんが、当院では患者へのこのような情報提供が非常に重要だと考えておりますので、ご理解・ご協力賜れば幸甚です。

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