私の新しい住居のコンセプトについて(facebookより転載 2020-1-15)
当院の患者さんであれば、すでにご存知の方も多いと思いますが、昨年に院長が代わって以来、当院では「衣・食・住」などの生活環境・生活習慣の改善に重きを置いた指導を一貫して行って参りました。その中でも「食」の質を重視した食事指導を行っており、特に慢性疾患の患者にはミトコンドリアの糖のエネルギー代謝を高める食事(プーファフリーのパレオダイエット)を徹底して指導しております。
また、何度かこのページの記事でも述べさせていただいている通り、「住」に関しては、高気密・高断熱の性能の良い住宅(いわゆるパッシブハウス)をお勧めしており、その中でも「Wellnest Home(ウェルネストホーム)」というハウスメーカーがこの日本ではダントツで性能の良い、安全安心な居住環境を提供していることを紹介しました。(過去記事『超高断熱・高気密の家の勧め』、『アレルギー疾患と住環境について』参照)
ちなみに先日私は、この先よっぽどのことがない限り、日本(大阪)で永住することを決め、今居住している賃貸の近くの土地を購入し、Wellnest Home(ウェルネストホーム)で家を建てることに決めました。私の家づくりのコンセプトは一言で言えば、
「災害に強い電気代ゼロの高性能な家」
です。Wellnest Home(ウェルネストホーム)では耐震性の高い高気密高断熱の家を建てられることは保証されていますので、あと個人的にできることと言えば、太陽光発電をつけ、自家発電ができるようにすることです。
ただでさえ年中温度環境・湿度環境がある程度保たれているために電気代がかからないと考えられますが、太陽光による自家発電により1家庭分くらいの電力を賄うことができれば、(大手)電力会社に高額な電気料金(世界的に見ても再エネの発達により電気代は低下していっているが、日本は上昇を続けている)を支払わなくても済むようになります。
さらに私が考えているのは、この電力の余剰分を蓄電させるということです。ただ、現在蓄電技術は(本当はできるのに、電力会社が儲からなくなるため)、なかなか進歩しておらず、まだ一般家庭に普及していない状況です。
ですから、今できることとしては太陽光発電で余った電力を電気自動車に移行させるということです。こうすることで無駄な電力を失うことも防げますし、ガソリン代もかからず、余計な出費も削減できます。
後に本格的に蓄電できる技術が民間にも出てこれば、我が家にも導入したいと考えています。
そのためにかかる高い(とはいえ大手ハウスメーカーよりは安い)初期費用(イニシャルコスト)は、私は後の世代への投資であると考えています。
もし私のようなコンセプトを持った人たちが増え、日本でもっと低燃費な住宅が建てられるようになれば、自然とハウスメーカーも各家庭に再エネ(太陽光発電など)を普及させる方向に動き、「電気代のかからない高性能な家」がもっと手頃な価格で手に入ることになるでしょう。それまではWellnest Home(ウェルネストホーム)のような稀有なハウスメーカーと、そのような会社を支える(私を含めた)ユーザーの方達と頑張っていくしかありません。
このように私は、何事も政府(国民の権利と自由を迫害する暴力装置)が主導するのではなく、自由な発想を持っている個人から民間・社会に本当に良いものが流通する世の中になれば良いと思っています。
ただ残念なことに「ホンモノは一般的に流通しない」というのが世の常、偽資本主義社会の常ですが。
このように食と住に関しては色々書いてきましたが、「衣・食・住」の「衣」に関しても、また私なりの情報発信をしていければと考えています。