松本医院では、過去40年間にわたり、気管支喘息・咳喘息に対しても、積極的に漢方治療を行って参りました。
「夜中に苦しくなって吸入しないと眠れなくなる」
「一度咳が出始めると止まらなくなる」
「風邪をひいたあとの咳が治らない」
「冷たい空気を吸った時や季節の変わり目に症状増悪して吸入剤が手放せない」
「小児喘息の子供の吸入剤を止めていきたい」
などなど、いろんな患者さんのお悩みを聞きながら、診察・治療してきました。
気管支喘息では、咳や息苦しさに加え、呼吸すると「ゼーゼー」、「ヒューヒュー」と音がすることがあります。咳喘息では、風邪をひいたあとなどに長引く咳が主な症状です。鼻炎や副鼻腔炎、胃食道逆流などでも合併症状として咳症状がみられることもあります。
診察では、咳が出る時間帯や痰の有無、季節や気温差との関係、鼻炎の症状の有無などを伺います。たとえば、休日には楽になるのに仕事中は咳き込むという方なら、職場のほこりや冷気など、身の回りの環境(職場環境を含めて)を振り返る手掛かりになります。
漢方の診察では、咳の特徴に加え、食欲や胃腸の調子、冷えやほてりなど、患者さんの病態を確認して漢方薬を処方します。舌診や脈診も組み合わせて証を確認していきます。
同じ診断名でも、症状の組み合わせや身体の状態によって処方は変わります。当院では、生薬を組み合わせた煎じ薬を中心に治療を行っています。エキス剤よりも確実な症状改善効果があるからです。
しかし、根本から治療を考えるうえで、漢方治療だけでは不十分だと考えています。当院が大切にしているのは、咳を繰り返す背景をたどり、日々の生活の中で変えられることを一緒に探すことです。食事や睡眠についても、仕事や家事の事情を伺いながらアドバイスしています。
ちなみに、標準治療で処方されるステロイド吸入剤などを全否定しているわけではありません。風邪をひいたり急に寒くなって急性増悪した場合には必要になる場合があります。しかし、根本治療を考えた場合には減薬・断薬していかざるを得ないということは強調しておきたいと思います。
小児喘息でも、子供さんが飲みやすい甘い漢方薬(煎じ薬)もありますので、小さなお子様でも内服可能である場合が多いです。しかも、ある程度の即効性があるので、小児喘息に対しても、是非漢方治療(煎じ薬)を試してみて欲しいと思います。
初診時には、お薬手帳や吸入薬の名前が分かるものをお持ちください。
呼吸機能検査などの結果がお手元にあれば、診察の参考になります。長引く咳や喘息について、漢方も含めて治療を考えたい方は、松本医院へご相談ください。初診のご予約はお電話で承っています。
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