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アトピー性皮膚炎を根本から治したいと思っている方へ

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2026年11月2日
/ 最終更新日 : 2026年11月2日 / 松本医院ホームページ管理人

皮膚科などでアトピー性皮膚炎の標準的な治療を続けながら、この先もずっと同じことを繰り返すのだろうかと不安に感じていませんか。かゆみが軽くなることはうれしい。でも、今と同じ薬を使い続けることに抵抗がある。眠りや食事など生活習慣全般を含めて見直したい、できれば減薬・断薬していきたい。そのような希望を、診察の場で話される患者さんが後を絶ちません。

松本医院では、主に漢方煎じ薬と生活習慣改善のアドバイス・コンサルティングを通じて、身体全体の状態を踏まえた根本治療を目指しています。ステロイドを含めた対症療法ではなく、根本から治療を考えたいという方に、私たちが何を大切にし、どのように相談を進めるのかをここでお伝えします。

当院が考える「根本治療」

当院でいう「根本治療」とは、皮膚の症状を評価しながら、悪化に関わる要因(ストレスなど)や日々の身体の状態まで見直すことによって、最終的には薬が要らない、通院が必要ない状態まで持って行くことです。一つの根本的な原因を見つけさえすれば、すべて解決し根本的に治るという意味ではありません。また、当院で処方する漢方薬を含めた薬を飲んでさえいれば、みるみる体質改善され、根本的に病気が治るというわけでもありません。

アトピー性皮膚炎には、皮膚のバリア機能や炎症に関わる免疫応答など、複数の要素が関係します。そこに、食事・運動・睡眠・ストレスなどの生活習慣や、職場環境・住宅(やその周辺)環境などの生活環境が関わってきます。皮膚の症状に対応することはもちろんですが、生活習慣・生活環境を改善し整えていくことも根本治療には欠かせません。あくまでも当院での治療主体は患者さん自身です。我々ができることはあくまでもヘルプやサポートであり、自分自身が治療の主役であるということを肝に銘じていただきたいと思います。

もちろん、当院では全患者さんに根本治療を目指してもらい、薬を使わずに暮らせるようになることを目指していただきたいと思っています。ただし、あまりにも個人差が大きい治療になりますので、いつになれば治るのかはわかりませんし、あらかじめ完治を約束できるというわけでもありません。必要な治療を受けながら、どのような状態を目標とするのかを、各自具体的に考えていってもらう必要があります。初めの頃は、再発や治療の負担をできる限り少なくし、日常生活を取り戻すことを当面の目標にしていただければと思っています。

皮膚の外にも目を向ける診察

診察では、湿疹が出ている場所、赤みや乾燥、かゆみの強さ、これまでの治療経過を確認します。それに加え、今現在きちんと眠れているか、食事を十分に取れているか、その質はどうか、胃腸の不調はないか、仕事や育児などがどの程度負担になっているか、ストレスがあるとすれば、その原因は何かなどについても伺います。

例えば、夜間のかゆみで眠れず、朝食を抜き、仕事中も集中できないという状態なら、皮膚の状態を聞いただけでは困りごとを全体的に把握できたことにはなりません。何が最もつらいのかを言葉にしていただくことで、治療の優先順位を考えやすくなります。

当院は栄養やエネルギー代謝にも関心を持ち、全身状態を考える視点として診療に取り入れています。ただし、アトピーの原因を一律に代謝の問題と決めつけたり、特定の食品で治ると説明したりすることはできません。診察所見と研究で分かっていることを区別してお伝えしています。

漢方薬を選びながら経過を見る

漢方診療では、同じ病名でも、その時点の症状や身体の状態に応じて処方を検討します。当院は煎じ薬を中心に、問診や舌・脈などの診察を踏まえて治療を考えます。以前に漢方薬を飲んだことがある方は、処方名と、どのような変化があったかを教えてください。

漢方薬によるアトピー治療には、効果の研究が十分とはいえない部分があり、合う方も合わない方もいます。自然由来でも副作用はあります。服用後の変化を確認し、改善が乏しい場合や体調が悪くなった場合には、方針を見直すことが必要です。

現在の薬を使っている方も、相談のために先に中止する必要はありません。薬の名前だけでなく、使った量や期間、中断後の変化も大切な情報です。当院では、ステロイドを含めた標準治療薬の減薬・断薬を希望して来院される患者さんがほとんどですが、その場合は使用状況と病状を確認した上で、例えば「脱ステロイド」をどうしていくかなど相談していただいています。

あなたが目指す暮らしを聞かせてください

夜に眠れるようになりたい、汗を気にせず外出したい、皮膚のことばかり考える時間を減らしたい、とにかく減薬・断薬したい。治療の目標は人によって違います。皮疹の変化と合わせて、こうした生活の変化も確かめながら、次の治療を考えることを大切にしています。

長期的な改善や根本治療を目指すことと、今の苦痛への対応は、どちらも必要です。症状が強いまま耐えることを根本治療の条件にはできません。急な悪化や発熱などがある場合は、予約日を待たず、抗生剤治療など含めて適切な医療を受けることが優先されることもあります。

受診する前に、当院の考え方をすべて理解したり、賛成したりしておく必要はありません。常にわからないことをそのままにせず、細かいことでも必ず相談してください。どの説明に納得でき、どこに疑問があるのかもお話しください。自分の身体を知り、治療を選ぶための対話を重ねることを、当院は大切にしています。

アトピーを根本から見直したい、漢方を含めて治療を相談したい。その希望を、松本医院でお聞かせください。初診にはお薬手帳やこれまでの経過が分かる資料をお持ちいただき、ホームページの初診案内をご確認のうえ、お電話でご予約ください▽
tel:072-681-0015

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