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院長ブログについて

令和元年からの院長交代に伴い、今まで通院していただいていた患者さんや、これから通院していただく患者さんに、現院長の考えや当院での治療方針をもっと知ってもらいたいということで、院長自身がテーマを決めて記事にしています。特に漢方医学にまつわるミニ知識や、「衣・食・住」にまつわるライフスタイルの改善に役立つ知識などをこのブログでは公開していきます。

記事一覧

「“生命の本質”から根本治療を考える」シリーズ第三弾:「免疫」とは何か? Part8 ミトコンドリアと慢性炎症 ~慢性疾患の重要な基盤としてのエネルギー代謝異常~
2026年10月19日
/ 松本医院ホームページ管理人 院長ブログ

「“生命の本質”から根本治療を考える」シリーズ第三弾:「免疫」とは何か? Part8 ミトコンドリアと慢性炎症 ~慢性疾患の重要な基盤としてのエネルギー代謝異常~

ミトコンドリア機能異常・代謝異常は、慢性炎症から起こる多くの疾患に共通する重要な病態基板を形成しています。もちろん、すべての慢性疾患の出発点がミトコンドリアにあるとまで断言することはできませんが、病気を理解するには、免疫反応とエネルギー代謝、組織損傷と修復プロセスを、一体の仕組みとして捉えることが大切です。

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「“生命の本質”から根本治療を考える」シリーズ第三弾:免疫とは何か? Part7 免疫のエネルギー代謝依存 ~免疫低下に繋がるミトコンドリア機能異常~
2026年10月6日
/ 松本医院ホームページ管理人 院長ブログ

「“生命の本質”から根本治療を考える」シリーズ第三弾:免疫とは何か? Part7 免疫のエネルギー代謝依存 ~免疫低下に繋がるミトコンドリア機能異常~

慢性炎症を理解する上で、身体全体の免疫機能を支える、ミトコンドリアの糖のエネルギー代謝(糖の完全燃焼=酸化的リン酸化)にこそ注目すべきだと考えています。すなわち、適切な免疫応答を維持し、感染防御、PAMPs・DAMPsなどのゴミ処理、傷ついた組織の再生・修復、などの「形態形成維持」のためには、ミトコンドリアが十分なエネルギーを供給できる状態が重要だ

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「“生命の本質”から根本治療を考える」シリーズ第三弾:免疫とは何か? Part5 「急性炎症」と「慢性炎症」 ~治癒へのプロセスが破壊へ変わるメカニズム~
2026年9月25日
/ 松本医院ホームページ管理人 院長ブログ

「“生命の本質”から根本治療を考える」シリーズ第三弾:免疫とは何か? Part5 「急性炎症」と「慢性炎症」 ~治癒へのプロセスが破壊へ変わるメカニズム~

炎症を起こす刺激が残り続けたり、死細胞の処理や炎症を収束させる仕組みが十分に働かなかったりすると、免疫応答が長引き、炎症が慢性化していきます。このように、本来治癒へのプロセスである炎症が持続し、組織障害などを引き起こす破壊のプロセスへと舵を切り始めるようになっていきます。これがまさに「慢性炎症」です。

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「“生命の本質”から根本治療を考える」シリーズ第三弾:免疫とは何か? Part4 免疫=ゴミ掃除システム ~「形態形成維持」という包括的な概念~
2026年9月20日
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「“生命の本質”から根本治療を考える」シリーズ第三弾:免疫とは何か? Part4 免疫=ゴミ掃除システム ~「形態形成維持」という包括的な概念~

免疫を「形態形成維持システム」であると唱えたカンリフ氏は、変性した細胞の残骸などが微生物に豊富な栄養源を提供することに着目し、細胞の残骸などのゴミを迅速に除去できれば、細菌が利用できる栄養基質を減らし、感染を抑えられるのではないかと論じています[325]。また、カンリフ氏は組織の恒常性維持を免疫系の中心的機能として捉えることも提唱しています[326]。これらの考えは、冒頭で述べた“免疫“=“ゴミ掃除”という比喩表現とも極めて整合的です。つまりカンリフ氏は、体内に侵入した微生物(あるいはその残骸)や体内で発生したゴミが、免疫の働きによって適切に処理(=ゴミ掃除)されることで、体内環境を健康で安定した状態に保つことができると考えたわけです。

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【「“生命の本質”から根本治療を考える」シリーズ第三弾:免疫とは何か? Part3 ホメオスタシス維持のための免疫 ~『免疫の意味論』から考える免疫の真の役割~】
2026年9月11日
/ 松本医院ホームページ管理人 院長ブログ

【「“生命の本質”から根本治療を考える」シリーズ第三弾:免疫とは何か? Part3 ホメオスタシス維持のための免疫 ~『免疫の意味論』から考える免疫の真の役割~】

国際免疫学会会長を務め、世界的な免疫学者として知られていた多田富雄東京大学名誉教授は、『免疫の意味論』(青土社;1993年)...

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【生命の本質から根本治療を考えるシリーズ第三弾:免疫とは何か? Part2:「宿主仮説(Terrain Theory)」という視点 ~宿主の体内環境の問題~】
2026年9月9日
/ 松本医院ホームページ管理人 院長ブログ

【生命の本質から根本治療を考えるシリーズ第三弾:免疫とは何か? Part2:「宿主仮説(Terrain Theory)」という視点 ~宿主の体内環境の問題~】

ウイルスや細菌などの微生物に暴露された(と考えられる状況にいた)としても、感染症を発症する人としない人がいるのはなぜでしょうか?この違いを考える上で、当院が重視しているのが「宿主仮説(terrain theory)」です。すなわち、感染症など病気の発症は、「病原体」とされるウイルスや細菌の問題ではなく、「宿主」の体内環境の問題であるとする考え方です。ちなみにこの「宿主仮説」は、19世紀の生物学者であったアントワーヌ・ベシャンによって提唱されたと言う方もいるようです。しかし、実際に彼が提唱していたのは、「ミクロジーマ仮説」というもので、これは「細菌などの微生物は体内で(自然)発生する」という仮説です。ちなみに、ベシャンの「ミクロジーマ仮説」は、すでに様々な実験系で否定されている理論であり、「宿主仮説」とは別物と考えるべきです[290]。つまり、彼が「宿主仮説」の提唱者であるという主張は、厳密には間違いだと当院では考えています。

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【「“生命の本質”から根本治療を考える」シリーズ第二弾:生命を支えるミトコンドリア Part8 生命を支えるミトコンドリアのエネルギー代謝 ~遺伝子中心から代謝中心へ~】
2026年8月31日
/ 松本医院ホームページ管理人 院長ブログ

【「“生命の本質”から根本治療を考える」シリーズ第二弾:生命を支えるミトコンドリア Part8 生命を支えるミトコンドリアのエネルギー代謝 ~遺伝子中心から代謝中心へ~】

ここまで見てきたように、近年の生命科学の研究から明らかになってきたのは、生命現象の多くが遺伝子だけによって一方的に決めら...

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